今年の サラリーマン川柳 で気に入ったのはこの一首。
カーナビよ 見放さないで 周辺で
ほんとこれ。
毎俺。
オムロンヘルスケアの体重計が不正確な数字を出すせいで、ベスト体重よりずっと重いままあちこちヒルクライムをしてひでぇ目にあったじゃねえかどうしてくれんだよ、というのが前回まで。
この体重計、
さすがに変だと思ってよく調べてみました。すると、その場で何度も乗ったり降りたりしているだけなのに、そのたびにてんでバラバラな値を出します。
また、乗ったまま姿勢や荷重を変化させるだけで3〜5kgくらいの幅で値がぐるぐる変わってしまいます。こんな気ちがい体重計、使い物になりません。まだ保証期間だし、修理に出そう……保証書はあったかな……。
箱の中だ。ないな。あ、取説の裏表紙が保証書なのか。取説読んでないのかよ俺(笑)。えーと
ん?
えっ、そうなんですか? 俺の部屋ばっちりじゅうたんですけど……じかに置いてますけど……。
ためしにオムロンを廊下(板張り)に置いて計測してみる。
「70.1kg」
正しい……。降りて電源を切り、もう一度乗ってみる。
「70.1kg」
正しい……。今度はタニタに乗ってみる。
「70.1kg」
正しい……。じゅうたんの上にベニヤ板を敷き、そこにオムロンを設置してみる。
「70.1kg」
ぐう。設置場所か……!
「どこに置いても体重はいっしょ」と思っていました。
Webを検索すると、「体重計をじゅうたんに置くと結果が軽く出る」という報告・連絡・相談が無数に見つかりました。どうやら世界の常識は私の非常識だったようです。これは知りませんでした。
接地面がやわらかいと値が小さく出る理由については諸説あるようですが、オムロンの取説には補足説明として「脚が沈み本体裏面が床に着くと、正確な測定ができない場合があります」とも書いてありました。つまりシャコタンが踏切で亀の子になった状態ですね。
タニタにはじゅうたんや畳で使う場合に装着する「補助脚」があり、これも底面と床面のクリアランスをとるためのゲタ。かつては製品に付属、今も付属こそしていないものの頼めば無料で送ってもらえるようです。
メーカー見解的には亀の子説が有力なようですね。収納性を高めるために躯体の薄型化を推し進めた結果、じゅうたんや畳では必要な最低地上高が確保できなくなってしまったものと見えます。
ともあれ、適当な厚みのあるベニヤ板などを敷けばじゅうたんでも問題なく計測できることがわかりました。
そして、ここ最近ヒルクライムで感じていた「こんなはずでは感」は、数キロも重かった体重に原因があったこともわかりました。いや、厳密にはきちんとベスト体重(67kg)以下に落として登ってみないと証明にはならないのですが、たぶん間違いないでしょう。
つまらんオチで、どっと疲れました……。