2012年06月03日

プッシュアップバー購入

$せめてひとなみに。-プッシュアップバー

ニャんだこれ。食えるのか?

街角や道路から人間が人ッ子ひとりいなくなったので何事かと思ったらサッカーのアジア最終予選が始まったのですな。

プッシュアップバーという器具を購入した。地元のスポーツDEPOで998円。

プッシュアップバーとは何か。ズバリ、腕立て伏せの効率を上げる道具である。

もう少し詳しく言うと、地面に手のひらを突いてする腕立て伏せに比べて、プッシュアップバーを使うと「伏せ」の時により深くまで沈みこむことができて、筋肉の稼働域が大きくなり、トレーニング効率が上がる。また、棒を握って行うので手首の負担が小さくてすむ。といったような道具である。

なぜこんなものを買ったかというと。

まあ、鍛えるためなんですが。そのバックグラウンドを説明します。

自転車に乗っておりますと、余計な肉がそげ落ちてやせてくる。それはそれでたいへん結構なのだけれど、悲しいことに「みすぼらしくやせていく」のです。これはランをやっている知人も同じことを言っていたので、有酸素運動の宿命なのかもしれない。

でまあ、「引き締まった」というよりは「やせこけた」という感じになってしまうのは、われわれ男性にとって色々と都合がよろしくない。自転車によって肉体はどんどん頑健になっていっているのにもかかわらず、見た目はみるみる虚弱化していっているような印象を周囲に与える。

たくましく盛り上がった肩や胸の筋肉というのは男らしさの象徴でございまして、これから夏に向けて服装が薄くなっていく過程で、そうした象徴たちを身にまとっておきたい。そう願うのは、まあ、男の見栄でございますけれども、でもないよりはあったほうがいいでしょ

もちろん、プッシュアップバーを所有しているだけでは何の変化も起こりません。それを使って腕立て伏せをし、筋肉に負荷を与えなければ筋肉の肥大はないのであります。買っただけじゃだめ。使う。やる。腕立てる。伏せる。動けなくなるまでやる。

やるかなあ。

きっとさぼるなあ。

posted by Gyochan at 20:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | メタボリック

2011年11月13日

5万円のチャリでいいじゃん

毎度。

本日は我が家にスキー仲間を招待してワクシングパーティーという世にもけったいな催しを開きました。いい天気の下、来客の持ち込んだ2組のスキー板に2セットずつベースワックスを入れて気持ちよく遊びました。

その席で、体力増進、健康維持に自転車はどうかと仲間に強く勧めたところ、じゃあ見に行こうかということで、近所のスポーツ店にみんなで見に行くことになりました。

私はこれから自転車を始めようという同世代の友人には「アラフォーのオトナが始める趣味なんだから、どうせなら20万くらいは出せ」といつも言っています。

ロードバイクに病膏肓の方なら、20万という価格帯の自転車がエントリーモデルにすぎないということをご承知のことでしょう。けれどそれは、脳内で価格破壊が起こってしまっているこっち側の人間の考え方です。普通の人はこう考えます。

「フィットネス目的の自転車なんだから、性能は関係なくね? 5万円のチャリでいいじゃん

おっしゃることはごもっともでございます。

でもそれ言っちゃうと、運動にさえなればママチャリでもいいってことになります。スポーツジムのエアロバイクでもいいですね。しかし私がこれから自転車に乗ろうとする人たちに伝えたいのはそういうことではありません。

せっかくやるなら消費カロリーあたりの楽しさを最大化せよ、ということです。

自宅の周りを一周して 5,000KCal 消費するのと、隣りの隣りの隣りの市くらいまで行って帰ってきて 5,000KCal 消費するのと、同じ消費カロリーでもどっちが楽しいですか? 性能のいい自転車、速い自転車に乗れば、消費カロリーというインプットに対して、距離や体験というアウトプットが大きくなるんです。

自転車に乗る目的がダイエットだとしても、つまらなくていいということにはなりませんよね。むしろ、乗るのが楽しければ楽しいほどダイエットに積極的になれますしモチベーションも上がります。

あらためて申し上げます。これからロードバイクを始めようという方。ぜひ、予算の許す限り上等な自転車を買ってください

posted by Gyochan at 23:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | メタボリック

2011年11月10日

ためしにジョギングしてみた

毎度。

こないだ 大磯で落車した話 をちょろっと書きましたが、本日地元の病院で抜糸してきました。平塚で縫ってもらったときに何針縫われたか聞きそびれたんで、抜糸がてら数えてもらいましたよ。

そしたら頬が8針、顎が4針の計12針でした。こう書くとなんだかスゲー傷のようですが、実際はそんなでもありません。顔の傷の縫合は、痕が残らないように細かく縫うんだそうです。

もう通院の必要はなく、自然治癒を待つばかりです。同時に負ったすり傷や打ち身もほぼ治っています。ご心配をおかけしてすみませんでした

さて、このケガの報いとして現在ロードバイク自粛中ですが、メシは自転車に乗っているときと変わらず食っているので、このままですときっと当然のことながら太ります。そこで、ジョギングというやつをしてみました。

わたくしランニングというやつがとにかく大ッ嫌いでございまして。嫌いだし、それに、苦手。小中高を通して体育のマラソンはクラスでビリから3位に必ず入っていました。あんなに苦しくてつらい、なのに遅い。好きになれるはずがありません。もうわたくしのこの持久力のなさというのは、つまり体質なのではないかと。そのように思っておったのでございます。

去年(ロードバイクにハマる前)も、運動不足を解消せむとわざわざ新しくランニングシューズを買って走ってみたりもしたんです。

そしたら、案の定なんですけど、500m 走れないんですよね。

200m ずつ走って歩いてを繰り返して、1.5km くらいで「もうだめ」と休憩したりして。

そこから先に進む気力が起きずまた 200m ずつ走って歩いて家に帰る、とかそんなことを2、3回しましたかね。結局それっきりでしたね。

回想ここまで。

あの頃に比べれば自転車にかなり乗っているし体重も減っているし、去年に比べれば多少は走れるだろう、と予想はしていました。最初の 1km くらいは歩かないで走れるかも、と。

ところがです。

5km 歩かず走れちゃいました

45分くらいかかりましたからジョギングとしてもかなりスローペースですが、それでも走れた。自分でもかなりびっくりしました。40年間の人生を通して 5km 走れたのって初ですよ

去年は心肺が先にネを上げていましたが、今は逆で、心肺にはまだ余裕があるのに脚がいっぱい。もっとも、ロードバイクでは自転車で走るのに使う筋肉しか鍛えられていないし、それ以外の筋肉はむしろ前より落ちてしまっていますから、脚が続かないのは、まあ当然です。

驚きなのは心肺能力の向上です。ちょっと息がはずんでいても、信号で止まったりちょっと下り坂があるだけですっと呼吸が落ち着く。いつまでたってもあの例の胸が痛苦しくなる感じにならない。というか、心拍が上がりすぎてゼエゼエになってしまわない程度にペースを抑えて走るという芸当ができている。

さすがに 5km をいいペースで走るには脚力が全然足りませんな。ごくゆっくり走っただけなのに最後には太ももの筋肉がミシミシ言ってましたからね。今後も折を見て走るとしましょう。

ただし、以前ほどつらくなかったことに驚きはしましたが、ランニングが楽しかったわけではありません

やはり有酸素運動は自転車が最高です。

posted by Gyochan at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | メタボリック

2011年10月19日

そんなに痩せたきゃこれを読め

毎度。

昼休み、女子社員たちがお弁当を食べながら今日もダイエット話に花を咲かせています。

耳ダンボで聞いてるわけではないですが、よくあるダイエット法、雑誌のダイエット記事、エステ店、そんな話。「これを巻いとくと、寝てる間に成長ホルモンが出て、加圧トレーニングと同じなんだって!」「えーすごーい」「すごーい」

もっとも彼女たちの場合、どこまで本気でダイエットをする意欲があるかは疑問で、むしろダイエットの話題でおしゃべりをするのが楽しい、というのが事の本質だと思うので、心の中で微笑みながら聞き流しておればよいですね。

ですがもし本気で減量を志しているのであれば、私から申し上げられることはきわめてシンプルです。

粗食に徹し、有酸素運動をせよ

これだけです。私の体重はこれだけで半年足らずの期間で 10kg 以上減り、いまだに減り続けています。

ひとつめの粗食に徹する、これは私の場合はラクでした。

もともと間食をする習慣がなくて、スナック菓子や甘いものとはまったく無縁。よく食っていたのは夕食だけ。以前は毎晩ご飯2膳、満腹するまで食べていたのを「ご飯は軽めで一杯まで」「腹八分目」に改めただけです。あ、あとマヨネーズ大好きだったけど低オイルドレッシングを使うようになったかな。

朝・昼はしっかり食べます。仕事をする集中力に影響しますから(メシを抜くと仕事にミスが増えることは経験的にわかっていました)。それに、空腹に耐えつつ仕事をするのは気分的にもしんどいですよね、イライラしますし。夜ならお腹がすいても寝てしまえばいいので気分的な問題は発生しません。

ふたつめの有酸素運動、これも私は自転車に出会えてラッキーでした。

今では痩せるために乗っているなんて意識は毛頭なくて、楽しいから走りたくてしかたない、するとどんどん肉体が引き締まってくるし走力が伸びてくる、走るのがもっと楽しくなる、という好循環のただ中にいます。こうなっちゃうともう、体重は勝手に減っていく感じになります。

つまりハマれる有酸素運動系のスポーツを見つける、というのがいちばんですね。もっとも、手軽な有酸素運動系のスポーツで自転車のほかにパッと思いつくのはジョギングと水泳くらいなものですが。

そして、粗食と有酸素運動、このふたつに共通して言えるのは、「それを永く続けられるか。極端な話、一生続けられるか」ということ。

ダイエットの目的が単に「一時的に変身願望を充足させたいだけ」であるならば、アボガドダイエットでもかんぴょうダイエットでも好きな単品ダイエットを好きな期間やればいいでしょう。

ですが、やせた体型、体重を自分の標準形として末永く維持していきたいと思うのであれば、上に書いたふたつのこと、粗食と有酸素運動はずっと続けていく必要があります。粗食と有酸素運動で手に入れた肉体は、粗食と有酸素運動でしか維持できないのです。

裏を返せば、だから食餌制限はごく軽いものにすべきだし、運動も趣味として楽しく続けられるようなものでなければならないのですよ。この日からこの日までガマンすればいいですよという「ダイエット期間」などというものは存在せず、あるのは「ある日を境に生活スタイルを恒久的に変更すること」なのです。そういう意味では、ダイエットは禁煙と似ています。

posted by Gyochan at 23:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | メタボリック

2011年09月09日

体重と統計

毎度。

わたくしがメタボ健診による特定保健指導を鋭意継続中の40歳です。

ついにきんどーちゃんと同じ年齢になってしまったんだなあ……。

4月中ごろにメタボ予備軍宣告を受けてから今日まで、指導に従って毎日体重を計測し記録を続けております。百数十日分のデータがすでに蓄積されておるわけで、これだけ母数がそろえばそろそろ何か統計的な考察ができるのではないかと考えました。

せめてひとなみに。-グラフ

これが日別グラフ。赤のジグザグが計測して記録した日々の体重です。最初のうちは「めんどくせえや!」と計測を何日もサボっており、その様子がテキトーな軌跡からも見て取れます。また、ウソを入力したりしていたかもしれません。

規則正しく、決められた時間に毎日計測するようになったのは6月の半ば頃からで、まじめに楽しく規則的に自転車に乗るようになった頃と一致します。そのあたりからはジグザグしながらコンスタントに体重が落ちているのがわかります。

ちなみに青い水平ラインは管理栄養士さんと最初に相談して決めた半年後の目標値なのですが、6月下旬、つまり2ヶ月で達成してしまってます。

さて、このグラフからは「細かく上下しつつ全体としては確かに減少している」、くらいの大雑把な傾向しか読み取れません。しかし、元データのほうを走行記録とつきあわせて細かく見ていくと「自転車に乗った日は減り、自転車に乗らなかった日は微増する」という、かなりはっきりした傾向が確認できました。

私が自転車に乗るのは主に土日なので、増えているのは平日です。平日もご飯のおかわりをガマンするなどの摂生はしているのですが、その程度の制限ではそれ単独で体重を減らすことはできないようですね。全体として体重が減っていっているのは、平日増えた分を帳消しにする以上に土日の自転車で減らしているからということになります。したがって、今の食生活のままで自転車に乗るのをやめるとまた太る、ということがわかります。

次に、細かいジグザグを均等にならしてみます。体重の週平均をグラフにしてみました。

せめてひとなみに。-週平均グラフ

こうなることはまったく予想していませんでしたが、かなり直線的なグラフになりました。毎週毎週、正確に400g弱ずつ体重が落ちています。2011/7/31 の週にガクンと落ちていますが、この週は夏休みをとって大洗でロングライドした週で、前後の週より100km余分に走っています。

走行記録と体重変化を突き合わせると私の場合おおむね 100km 走るにつき 1kg 減っている勘定になるのですが、上記の夏休み部分も 100km 余分に走って 1kg 余分に減っており、ちょうど符号しています。肉体ってわりと単純な仕組みなんじゃないかと思えてきます。

週 400g 弱の減量ペースは現在も継続していて、ペースが鈍る兆候はまだありません。これはたいへん希望が持てる結果です。今のところたいして苦痛もなく、むしろ楽しく減量できていますが、常に心の底のほうにいつ減りが止まるかというおびえがあります。そうした懸念をこのグラフはひとまず払拭してくれた気がします。まだ減るらしいぞ、と。

なお、100km 走って 1kg 減るというのは、私の体格や体質、日ごろの摂生の度合いなどすべてを総合した結果の数字であって、誰でも自転車で 100km 走れば 1kg 減るということにはなりませんので注意してください。

ダイエットに挑戦中のみなさん、長期的にデータを取ってそのデータを自分なりにいじくり回してみると、何か役に立つ指標が見つかるかもしれませんよ。おためしあれ。

posted by Gyochan at 01:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | メタボリック