はい。買いました。CAAD10フレームセット。
都内某店で126,684円税込。定価の15%OFFです。
「値引き販売していることはあまり大っぴらに言わないでください」と店員さんに言われたので店名は伏せます。
文章描いてるヒマが全然ないので、写真でバーッとご紹介。
とりあえず、組み替えの時期は決まっていません。まだもう少し今のCAAD7との名残を惜しみたいので、組むのは冬、乗るのは来年春になるかもしれない。しばらく床の間に飾っておきます。
はい。買いました。CAAD10フレームセット。
都内某店で126,684円税込。定価の15%OFFです。
「値引き販売していることはあまり大っぴらに言わないでください」と店員さんに言われたので店名は伏せます。
文章描いてるヒマが全然ないので、写真でバーッとご紹介。
とりあえず、組み替えの時期は決まっていません。まだもう少し今のCAAD7との名残を惜しみたいので、組むのは冬、乗るのは来年春になるかもしれない。しばらく床の間に飾っておきます。
さっきは久しぶりだったのでつい調子に乗って長文の記事をアップしてしまいました。
バランスを取るために今日はもう一本、短い記事もアップしましょう。私はこのようにして日夜人知れず、宇宙の微妙な均衡を整えているのです。
毎度。俺です。
最近、私のWebブラウザーにこのようなバナー広告がよく表示されるようになりました。
おう……。
いろいろツッコミどころの多いバナーですな。
ちなみにこの形状のバナーを業界ではレクタングルバナーなどと呼びます。そのままですが。
誰でも気づくポイントとしてはまず、
「おっさん、まだガラケー使ってんの?」
じゃなくて
「おっさん、携帯電話ダメだよ」
ってところ。
そして、
「おっさん、その自転車ブレーキついてないよ」
ってところですね。
ナイキが「ブレーキなし。問題なし。」というびっくりするような壁面広告を打って即炎上し広告撤去ならびに謝罪文掲出の憂き目に遭ったのはもう8年も前の話ですが、あれから時代が変わったという兆候はなく自転車の遵法運転に対する世間の眼はむしろいよいよ厳しくなっているのが実情と思いますがそんな中での「ノーブレーキピストで携帯電話」という広告は多くの自転車啓蒙家たちに深い溜息をつかせるに十分な無神経ぶりと言えましょう。
右後方からコリジョンコースで接近しているおっさんの自転車にもブレーキがついていないようですが、このおっさんは電話のおっさんのほうを見ていません。うまく電話のおっさんの後方で行き違えればよいのですが、電話のおっさんは電話に気を取られてスピードが落ちていますから、このまま行くとぶつかってふたりとも転ぶ気がします。
もっとも、電話じゃないほうのおっさんはハンドルが左に切れているのに身体が右に傾いていることからもわかるとおり、地球上ではあまりお目にかかれないタイプの物理法則に支配されているらしいので、不思議なチカラで衝突を回避する可能性もありそうです。ふつうに考えれば雑な合成写真なわけですが。
結局わたしがこの一枚の広告を通して何を申し上げたかったかというと、それは「交通違反を助長する広告はけしからん」ということでも「売るときはブレーキつけて売るんでしょ、広告通りにならないけど大丈夫?」ということでもなく、
「ファッションピストってまだ生き残ってたんだ!」
ってことです。
徐々に更新間隔が開いていっております。
もはや個人ブログが朽ち果てていくプロセスの一例のようになりつつあるこのブログですが、辞めるつもりは毛頭ありません。閲覧者が最後のひとりになるまで戦います!
毎度。俺です。
CAAD12が発表になりましたね。
CAAD11だと11速と混同されるので11を飛ばした、という噂を聞きました。ティアグラ10速を装備したモデルの名前がCAAD11だったらたしかにややこしい。
ところで、私のマシンはキャノンデールCAAD7。CAAD7は2003年頃にデビューしたフルアルミのロードフレーム。グランツールを走ったアルミフレームとしてはぎりぎり最後の世代と言える骨董品です。
Saecoチームのクネゴが2004年にジロで総合優勝したときに乗っていたフレームでもあります(検索すると「クネゴはCAAD8でジロを獲った」という記述がよくヒットしますが、時期が合いませんね。CAAD7だと思います)。
そろそろ新しいフレームがほしいな。
CAAD7の性能にもまったく不満はない、というか、ほかのフレームにまともに乗ったことがないので不満をジャッジすることすら私にはできません。でもまあ、10年近く乗ったし、そろそろ次を考えてもいいのかな、と、うっすら考えていたタイミングにCAAD12発表、と。みなさん。言いたいことはわかりますね。
しかし情報が出てくるにつれてCAAD12の購入はないな、という感じになってきました。CAAD12のフレームセットは税込み18万円近いお値段するうえ、2016モデルは気に入った色がなかったのです。ワタシ的には黒一色、もしくは黒と黄色のコンビネーションがよかったのですが、CAAD12フレームセットに用意されていたのはシルバーとグレー/オレンジの2種類でした。これはイマイチ!
──待てよ。
ニューモデルが発表されれば旧モデルが値下がりするというのが世の常でございます。このタイミングでCAAD10が値下がりしているかもしれない。なにしろCAAD10のフレームセットには素晴らしい黒一色のカラーがあります。
注意してネットを調べておりますとやはりあちこちのショップからCAAD10フレームセットが特価で出てきていました。
Y店(群馬県) ¥131,155(税込) 12% OFF
B店(大阪府) ¥119,232(税込) 20% OFF
C店(兵庫県) ¥111,780(税込) 25% OFF
安い。しかしどこも遠いですね。キャノンデールはフレームセットも含めて原則として対面販売しか認めていないので、この値段で買いたかったら実際にお店まで足を運ぶ必要がありますが、3店とも交通費で赤字です。
しかし3店の商品詳細を眺めてみて「あれっ」と思いました。店頭在庫が処分価格になるのはわかるのですが、上記のお店はメーカー取り寄せでもこの価格が適用されるようです。
これはもしかして、キャノンデールが2015モデルの卸値を下げたかな?
ならば、どこで買ってもある程度は値引きが利くのでは?
──という淡い期待を私が抱いたとしても、それを責められる人がいるでしょうか。いや、いない(反語)。近場でキャノンデールを扱っているショップを少し調べてみる価値はありそうです。
出入りのショップはキャノンデールを扱っていないので、取り扱いショップを探すところからです。
キャノンデールはメジャーブランドなので自宅周辺のお店でも間に合うんですが、どーもうちの周りには積極的にお金を落としたいと思える店がないんですよね。根本から接客をナメてる府中の某YR店とか、慇懃無礼な立川の某NF店(ここのチーム員は交通違反常習)のようなお店で万単位の買い物をする気にはなれません。いやな思いを(まだ)してないのは町田・八王子のYC店くらいかな?
あ、そうだ、あのお店に行ってみようか。墨田区の某FB店。
このお店のブログを読んでいると、個性的な若手店長の自転車に対するピュアな想いがビンビン伝わってくるので、面白そうなお店だなと思っていたのです。ちょっと遠いですが、フレームセットを買うだけなので問題はないでしょう。
というわけで、行ってきました。FB店。
採寸などもともなうと時間がかかるので念のため事前に来訪予約を入れてうかがったのですが、お店はちょうどヒマそうでした。名物店長の姿は見えず、スタッフの方?にご対応いただきました。
来訪意図である上記の私の疑念(キャノンデールが2015モデルの卸値を下げたのではないか、という疑念)を伝えた上で、「それに近い値段で買えるならば」という条件でCAAD10フレームセットの購入を打診しましたところ、
「それは店頭在庫の処分価格だと想いますよ」
「うちでは定価売りになってしまいます」
とのことでした。
実際には取り寄せ価格までが下がっており店頭処分の値段ではないのですが、ここでそれを抗弁することにあまり意味はありません。売上規模に応じてリベートを出す店と出さない店をキャノンデールが区別している、という可能性もありえますし。
CAAD10フレームセットの定価は\149,040。そももそ定価なら私にとってはもはや「ない話」なので、がっくりと肩を落として辞去……するつもりだったのですが、
「じゃ、採寸しましょうか」
と店員さんやたら前のめりです。前のめりなのか、話が通じていないのか……。
しかし採寸をしてもらえるのは実はありがたいです。私は今までフレームサイズをきちんと出したことがありません。
そもそも今乗っているCAAD7は友達から譲り受けた52サイズで、身長179cmの私に小さすぎることは明らかでした。次に買うのは54と56のどちらにすべきだろう、というのが長年の疑問だったのです。その答えをここで出してもらえるのなら大助かりです。
(ゴメンナサイ……買わないけど……本当にゴメンナサイ……)
と心の中で全力で謝りながら採寸していただきました。股下、肩幅、腕、アゴ下などたくさん測定した結果、「56がベスト」という結論を出していただきました。やっぱりなあ。
「せっかく採寸までしていただいたけれど、割引がないとわかったので再検討させてほしい」と正直に告げたら、「今とったデータの写メ撮って行かれますか? ほかのお店でも使えますよ!」とまで言っていただきました(撮らなかったけど)。
割引がきかないかしつこくたずねたり
定価で買う気もないのに採寸だけさせたり
挙句の果てに組み上げは別の店でやると言ってみたり
まーハッキリ言ってろくな客じゃないというか客ですらなかった
のですが、さすがにそのまま帰るのは気が咎めたのでタイヤ1ペアだけ買い物をしてフォーチュンバイクさんを後にしました。
罪ほろぼしに宣伝しますが、フォーチュンバイクさんはいいお店のようでした。店員さんは誠実な対応でしたし、お店の雰囲気は明るく整頓されていたし、店内のあちこちに手書きの熱いPOPが踊っていて、正直な商売をするお店に見えました(なんだか歯切れの悪い表現ですが私もウソはつけない性分なので、滞在時間20分程度の第一印象で書けるのはここまでなのです)。
さあ、次期フレーム購入計画(そんなものあったのか)は振り出しに戻りました。いや、買うべきサイズが56というところまではわかったし、適正サイズ56か〜、52サイズのフレームなんかにいつまでも乗っていていいんだろうか俺という今まではなかった問題意識が心に芽生えてしまったので駒はだいぶ進んだとも言えます。
今後とれる行動の選択肢は、
・やっぱフォーチュンバイクでCAAD10を定価で買う
・定価より安くCAAD10を買える店探しを続ける
・上記の安売り3店舗の近場に住んでいる友達を探して購入代行を頼む
・CAAD10購入は廃案、CAAD12に気に入った色が出るまで待つ
などです。聞けばメーカー在庫にはまだ余裕があるらしいので、CAAD10についてもう少し悩む時間はありそうです。
はてさて
ツール・ド・フランスが始まりましたね。
プロサイクルロードレースは大好きですが全部を追いかけている時間がないので、私はこの時期のツールだけをしっかり観ることにしています。7月は高校野球の県予選も重なるのでたいへんです。
応援したいと思う特定のチームや選手がまだ見つからず、今のところぼんやり見ているだけです。何かに肩入れして観戦したほうがぜったい楽しいんですが、まあ、観ているうちに見つかるでしょう……。
と思っていたら、画面の隅に見おぼえのあるクルマが。
アウトランダーじゃん!
ランプレメリダ、三菱車をチームカーに選ぶとは実にいいセンスをしている! 今年は応援させてもらいましょう!
毎度。俺です。
先日、リシャール・ヴィランクの1/3ほどのスピードで富士スバルラインに登ってきたお話を書きましたが、ゴールしたところまでで終わっていましたね。
前の週に事前検分でクルマで登ったときは時間が早かったからか(五合目到着8:00前)閑散としていたのですが、今回は天気の良いお昼前の到着。渋滞が起こるほどの台数の観光バスでにぎわっていました。
その観光バスが連れてきているのは、PRC系観光客のみなさん。
小隊規模の彼らは繁華街やスキー場でもよく見かけますが、一個大隊規模の彼らを見たのは初めてでした。
いやーすごいですね。なにがどうすごかったか、そしてそれを見て私がどう感じたかを具体的に書き始めるとこのブログの品位を落としかねない表現が並びそうなので割愛します。察して下さい。あと、「品位が落ちる余地はもうない」というツッコミはご遠慮ください。
そんなことを書きたいのではなかった。
五合目には、大量の異文化民に混じってごく少数ながら日本人の姿もちらほらありました。マイカーで来ている客は日本人でしょうし(だいたい当惑の表情を浮かべていましたが)、自転車で登ってきているライダーもそうでしょう。
そんなライダーのひとりに私の目は釘付けになりました。小柄なポニーテールの若い女性ライダーがビアンキのロードバイクを手で押しながら手持ち無沙汰に歩いていたのですが、この子が、もう、すげーかわいくてですね。
えっ、こんなかわいらしい子がスバルライン登ってきたの? クルマでここまで来たとかじゃなくて?
うろうろしたりキョロキョロしたり、ときたま交通整理のスタッフに何かをたずねたりしています。どうもひとりで来ているようです。
やがて明らかに手持ち無沙汰なようすで広場の中央に立ち止まったので、私はマイマシンの写真を撮るふうを装ってそっと近づき、思い切って声をかけてみました。
「今日は天気がよくてよかったですね!」
すると笑顔で
「ハイ……やっと走れました♪」
うーん声もかわいい。
しかし待てよ。
梅雨の晴れ間、待ちに待った晴天の日に選んだサイクリングの場所がスバルライン。それもひとりで。しかも1,400mを登ってきたというのに髪はサラサラで汗をかいたふうもなく、表情にも疲れが見えません。俺はふらふらなんですけど。
ふわあ、この子かわいい上にガチだ
そう思っただけで気後れしてしまい、それ以上は会話を続けられませんでした。どこから来たのとかスバルラインよく登るのととかほかどこ走ってるのとか、世間話なんかいくらでもできただろうに俺のバカバカ!
Kともつねづね
「きつめのサイクリングでもいっしょに走ってくれる(若い)女子のチャリ仲間ほしいよなー」
と話していたのですが(注:Kは妻帯者です)、もしかしたら私は千載一遇のチャンスを逃したかもしれません。もちろんチャンスでもなんでもなかった可能性も大きいですが。
あの子、もう一回会いたいなあ。