クロイツィゲル → 黒井茂とか、「お値段以上ニバリ」とか、ツイッターの #jspocycle タグには今年もだいぶ笑わせていただきました。
毎度。俺です。
ツール・ド・フランス2016が終了しました。心配されていたテロもなく、無事に23日3500kmの日程が終了。
そして例年のごとく私は“ツルロス”に見舞われております。
むかしmixiで書いていた日記をあさっていたら2005年ツールのテレビ観戦レポが出てきたので、ネタ埋めついでに転載していくことにします。まずは第1ステージから。
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ツール・ド・フランス2005 第1ステージ (2005.7.2)
ここここ今年も始まってしまいました、ツール・ド・フランス!
──F1のミシュラン騒動とか新レースA1グランプリって何なのよとかモータースポーツ関連であれこれ書きたいこともたまっていたのだけれど、それはひとまず置いといて、今日からの約3週間、この日記はサイクルスポーツ一色となります。
今年の見どころは何と言ってもやはり今回のツールを最後に引退を表明している超スーパースター、ランス・アームストロング七連覇の行方と宿敵ヤン・ウルリッヒの復権なるかというところなのであるが、まあこの大テーマはここ数年ずっと同じ図式であり代わりばえしない。
個人的には、去年引退した大山岳王リシャール・ヴィランクの後釜に座るのは誰かといったところや、去年10日間もマイヨジョーヌを守った美少年ボクレール(去年はボエックラーと英語読みしていたが、ボクレールに落ち着いたらしい)を始めとする若手がどこまで食い込むかといったあたりを注目していきたい。
ここまで読んで自転車プロロードレースに関心がない人はもうすでに何が何やらさっぱりわからないことと思う。いちおうこの日記も読む人がいることを想定して書いているので、ツール・ド・フランス観戦の楽しさも追い追いちょっとずつわかってもらえるようにしていきたいと思う。
さて、本日は第1ステージ。
・個人TT
・フロモンティーヌ〜ノワールムティエ・アン・リル
・19km
Result:
1. ザブリスキー(CSC)
2. アームストロング(ディスカバリー)
3. ヴィノクロフ(Tモバイル)
4. フォイクト(CSC)
5. カンチェラッラ(ファッサ)
※総合順位も同上
出場選手の顔見世も兼ねて個人タイムトライアルで幕を開けるツール・ド・フランス。ジロやブエルタその他のレースはほとんど観ずル・ツール一点集中で観戦する私には、1年ぶりに各選手の顔や名前を思い出したり、移籍した選手の行方をチェックしたり、ついでに今年の調子を確認したりするのにこの個人TTはとても便利だ。実際、初日に個人TTを持ってくるのはそういう意味合いが強いのだろう。1分おきに一人ずつ選手が出発していき、山場もないので落ち着いて成り行きをながめながらこの先21戦の激闘に静かに期待感を高めてゆく、そんなステージである。
結果は、ランス2位、ウルリッヒ振るわず、若手TTスペシャリストがステージを征して暫定マイヨジョーヌという奇しくも去年の第1ステージとまったく同じ図式になった。去年の第1ステージで優勝したカンチェラッラは、たしかマイヨジョーヌを着ることができた喜びで感極まって泣いていたが、今回優勝のザブリスキー君の胸中はどうだったろう。
ランス出足好調なのは「あーはいはい今年も強いのね」って感じでもう半分あきらめにも似た心境。ウルリッヒの不振が気にかかるが、この人はまあ去年も序盤しばらく下痢をしていてファンをやきもきさせたりオフシーズンにすっかり太ってファンをやきもきさせたり何かにつけてファンをやきもきさせがちな選手なのであまりやきもきせずに見守っていきたい。
-------- ✄ ココマデ ✄ --------
ランスやウルリッヒ、ヴィノクロフが現役で、ベテランのカンチェやボクレールがまだ若手という時代ですね。ファッサやCSC、Tモバイルなどのチーム名も懐かしいな。
このシリーズしばらく続けます。