2016年01月04日

ブーツのタンをすねで押す

知ってますか?

ローソンの納豆巻きは片方の端がごはんでフタしてあるんです。フタされていないほうからかぶりつけば、反対側から納豆が押し出されてこぼれるという悲劇が起こらない、という憎い配慮。

あけましておめでとうございます。俺です。

さて、ちょっと殺伐としたネタが続いたんで、一瞬だけ空気換えます。また戻りますけど。

いろいろな人から、ブーツのタン(タング)をすねで押すように言われます。

もちろんこのことじたいに様々な意見があることは存じております。押すよ派、触れる程度だよ派から、押さないよ派、バックルがばがばだよ派、むしろブーツの後ろを押すよ派、ブーツ履かないよ派まで、ブーツのタンに関しては多様なアプローチがあるようです。

ですが、ここではブーツのタンは押すのが正義だと信じられている国の話として聞いてください。

タンを押すだけなら実はスキーを着けずにお部屋の床に立ったままでもできます。スキー用品店のブーツ売り場でフィッティングする時、ぐいぐいひざを入れたりしますよね。あれです。

しかし、床に立ってひざを落としてもブーツの足首がたわむだけで、外の世の中には何の影響もありません。ブーツで始まりブーツで終わる、閉じた物語です。図にするとこうです。

CA3I0071.JPG

(力学的にはいろいろおかしいはずなのでそこはスルーしてください)

しかし、当然のことながら、コーチの指示はブーツをひしゃげて滑れということではなく、何か別な意図があるはずです。私は今さらようやく、その「別な意図」にたどりつきました。たどりついたと思います。たぶん。

要は、「腿を立てた腰高の姿勢でトップ荷重するためには、すねがブーツのタンを押すくらい重心が前に出てないとダメだよ」ということなのではないでしょうか。図にするとこうです。

CA3I0073.JPG

(力学的にはいろいろおかしいはずなのでそこはスルーしてください)

つまり。

タンを押すことが目的なのではなく、スキー前半部に加圧することが真の目的であって、タンを押しているかどうかはそれを判断する指標のひとつにすぎない、ということ。

なのかなあと。

タンを押せと言われたからといって、お尻が引けた後傾姿勢のまま(ブーツ売り場でやるように)ひざを落としてブーツをぐいぐい押しつぶしたところで、スキー板には何も起こりません。

しかし私はつい2シーズン前までそういう滑りでした。動画を見た某達人から「ブーツの後ろに何か入れているのですか?」と言われたほどです。

とりあえず、こんな感じで今シーズンもいろいろ勉強していきます。

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posted by Gyochan at 01:43 | Comment(13) | スキー
この記事へのコメント
こんな感じかな?
一番起きた状態
http://nsdknj.up.seesaa.net/image/Choku1.jpg

ちょいと前傾強めた時
http://nsdknj.up.seesaa.net/image/Choku2.jpg
Posted by KNJ at 2016年01月04日 08:59
KNJさん
ホワイトボードの殴り描きがますます貧相に見えますね〜。

「足首は入ってるけど後傾」(悪い例)をリクエストしてもいいですか?
Posted by gyochan at 2016年01月04日 11:33
>つっちー
同じことを言っているんだと思うよ。
2枚目の図は、もっとも大まかな入力と出力だけを抽出したけど、経過プロセスとしてはつっちーが書いた通りだと思います。というか、僕もそういう意識です。
Posted by gyochan at 2016年01月04日 11:45
あ、つっちーごめん
文中に俺の本名入ってたから消させてもらった(笑)

**********************************************

物理のことは、僕もよくわからない…
ブーツの中での足の固定性は、もちろんブーツの形状、締め付け方、締め付け度合いによって違うのだろうけど。
僕は、母指球と拇指外側でブーツの底をつかんで、タンを押してるかな?脛とタンが接触しているところが支点で、力がかかる親指部分が作用点と思ってました。
つまりタンからシェルのたわみ係数がばね係数になってて、脛を支点に板バネでつま先のシェル部分に力をかけてるイメージかな?(絵が描ければ載せるんだが…gyochanの靴の絵の力点は一緒で支点と作用点が逆ってことね。)
そうすると、板は前方のビンディングを支点にしなるので、エッジにRが作られ、カーブしてゆくと。
フロントのタンが足に締め付けれれていて、この力がかけられればいいけど、例えばリアエントリーのブーツなんかだと可動域が極端に少なくて可動域が終了すると急に固くなるためそこで急に力が伝達する感じがするので、僕は嫌い。
考えてみるにかかとに荷重している時間って少ないんじゃないかしら。
こんな感じの意見はどう?
Posted by gyochan at 2016年01月04日 12:06
切り替えの時は特にこのブーツのタンを押すイメージが必要ですね。

一般用のスキーは後傾になった場合を救済するために、テールが広くなっていて、後傾するとターンが切りあがり、スキーに体が追いつくようになっています。

しかし、競技用のスキーは走りを引き出すためにテールは細くなっているものがほとんどです。ターン後半で後ろに乗ってもサイドカーブが緩いので前にスパーンッと発射されるだけです。なのでターン前半でスキーのトップ側を雪面に押し付けないとターンができません。そのために切り替えでこの本文に書いているような動きが必要です。

ただ、私のイメージだと作用点はもっと前ですね。スキートップの一番広いところ、接雪点あたりを押し付けるイメージです。

ちなみにターンが始まったら押しっぱなしではなく、足首も少し伸ばすのですが、これを意識してやるかどうかは悩ましいところ。
センターに乗ることを意識して、順番に外足を伸ばせば、必要な分は勝手に足首も伸びるので、下手に考えなくてもいいかなぁと思ったりもしています。

翔さんは、足首だって必要な分は勝手に伸びるし、どうせみんな後傾気味なのでセンターだけ意識していればいいというような説明をしていますね。
Posted by かいぞー at 2016年01月04日 19:27
書いてから気が付いた。トップをひっかけるイメージが強すぎるのかも。今度滑るときは、もっとセンターを意識して滑ってみよう。
Posted by かいぞー at 2016年01月04日 19:31
かいぞーさん
それは僕に言っているのですか自分に言っているのですか(笑)。
Posted by gyochan at 2016年01月04日 21:41
バックルなんぞ ぶち放ったぜ!ワイルドだろぅ派が通ります


その昔 サロモンツアー(ショートスキ)の プラクティスの日
ライダー達のポジションの異様なのが目にとまりました。
ソフトブーツだと思われます。
足首を限界まで曲げて滑走してるのです。ハードブーツなら
上の2つのバックルはずしたまま 足首曲げる状態です。
足首曲げる=タンを押す と おもって下さい。
ひざも かなりねていたとおもいます。 上体はつっこみぎみ ひざが立っているモーグルポジションじゃなかった

で なにが 言いたいかとゆうと
足首を曲げると 安定するのです。限界まで曲げてブロック(固定)すると あら不思議 バックル無しでも滑れるぜ

横向き板でも トゥーサイドは限界曲げ固定で安定する。
これだけじゃぁ あかんだろうけど。
なんせ初心者!

応用として たとえば スキーで限界スピード バックルぶっ飛ぶ!て
事があるかもしれません。 頭の隅に記憶があれば
足首曲げ固定で リカバリー! てことも〜参考程度に。

ぎょーさんが悩んでる事とは まったくちがうのぅ。
自分はスキーの場合 タンを押すとゆうより 足首曲げる 結果的に すげータンを押してる て感じかのぅ。ブーツの前傾角も緩いし 前傾角きついと脚がシンドくて。 
かなり前乗りなんだろうなぁ。

その日 御嶽2240に救急車3回きました。
本選までに 何人おるんだろう?と ワイルドすぎる日だったのを思い出しました。
Posted by 前転 at 2016年01月04日 23:45
脛でタングを押す意識を持たないといけないのは、これの3コマ目から4コマ目くらいのところかな?
二コマ目は、後傾ポジションに見えるけど、ここでは、板にほとんど荷重されてないので、個の切り換えでのポジションを気にしても仕方ないかも
https://skfb.ly/GRpt
Posted by KNJ at 2016年01月05日 01:45
>前転さん
足首を固めることの重要性、という意味では同じことを言っていると思います。足首を固める=スキーをしっかり押さえる、スキーにちゃんと力を伝える、ということだと思いますので。

前転さんの例ですと、足首をもう曲がらないところまで深く曲げることで足首の硬さを作り出していますが(人体の構造を利用)、レースの場合はブーツのフレックスにそれをお手伝いしてもらうということなんじゃないかなあと想像します。

レースとフリースタイルとの違いは求められる姿勢の許容範囲(=足首の自由度。フリースタイルのほうがずっと広い)だけではないでしょうか。
Posted by gyochan at 2016年01月05日 10:56
>KNJさん
角度を変えて眺められるのはホントに便利ですね。

これを見ていて気づいたのですが、次の外足(1・2枚目の左足)はすでに畳み込みによって足首に強い角度が与えられています。この角度を維持しつつ腿を起こしていくという意識なのでしょうか。
Posted by gyochan at 2016年01月05日 11:17
3Dモデルに関して言えば、カービングターン系のものでは、どれも、足首の角度は変えていません(手抜き?)。コブ斜面のは、変えてますが。

1,2コマ目は、畳み込んで、荷重を抜いてる分、自分からブーツを撓ませることはできません。その代わり、ブーツの前傾角よりも緩まないようにする意識ですかね。

2コマ目から3コマ目、次の外足に荷重を移していく時に,身体全体を思いっきり前に出して、ブーツのタング(と言うより、スキー前半部)に荷重するつもりになってます。
Posted by KNJ at 2016年01月05日 12:46
>荷重を抜いてる分、自分からブーツを撓ませることはできません

そう言われてみればそうでしたorz
Posted by gyochan at 2016年01月05日 14:43
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