新聞が思うようにめくれなかったりタッチパネルが反応してくれなかったりするたびに「老い」を自覚する40代。
毎度。俺です。
先日いただいたコメントでこのブログに自転車ネタがアップされるのを待っていてくれている読者がいる、ということが判明し少なからず動揺していますがまだスキーのネタを続けます。すみません、これはいわゆる未練というやつです。
5/3に最後の滑走を終え、その日のうちにスキー板の後片付けをしました。シーズン終了を吹っ切るためにはとっととしまっちまったほうがいいのです。
まずは洗浄。
今シーズン使ったスキー板4組(SL、GS、オールラウンド、ツインチップファット)を風呂場に持ち込み、お風呂用の洗剤(ジフ)とたわしでごしごし洗いました。表も裏も汚れていますね。
ビンディングは表面の汚れをちゃんと落としたいのですが、内部の可動部がグリスなどで潤滑されているはずなので、あまり洗剤やお湯を激しくかぶらないように気を使いました。
ろくにベース作りもされぬままプレシーズンの狭山(クラッシュアイス)やドロドロの春スキーといった過酷なフィールドに優先して投入された弐号機は、滑走面を洗ったら水をまったくはじかない状態で、びたーっとまんべんなく水の膜が広がりました。これほど親水性の高い滑走面は見たことがない(笑)。ワックスが完全に枯れとる。
逆に、SL板の伍号機はたぶん今シーズンいちばんよく乗ったはずですが、滑走面は洗剤で洗ってもコロコロの撥水性をしっかり維持していました。驚くべき差です。この板はベースメイクをいちばん念入りにやりましたし(ガリウム白×5、ガリウム青×10)、シーズン中のメンテナンスでも青を欠かさず注ぎ足していましたので、きっとその効果でしょう。やはり硬いワックスは正義なのです。
洗った後の板は多かれ少なかれ白くケバが浮きますので、これを鋭利に研いだスクレーパーや研磨剤入りのスポンジたわし、ロトブラシなどの波状攻撃で取り除けるだけ取り除いたら、保管用のワックスをかぶせて終了。
競技に使う板は上記の作業を終えた後にエッジだけ研いでもらおうとチューン屋さんに持ちこんだところ、「こんなにエッジが錆びてちゃ、フルチューンしなきゃだめだよ」と言われてフルチューンすることになってしまいました。滑走面を剥くなら洗いも削りも必要なかったわこれ……。
サビ。そう、実はシーズン中にしばらくの間スキー板を屋外保管してしまったのです。板をクルマに積んだり下ろしたりが毎週末だったので、出し入れが面倒でつい。玄関の軒先に、むき身で。ほんの2〜3週間のことですし雨を直接かぶるような場所ではなかったのですが、風化が屋内保管とは比べ物にならないほど進んでいて、「スキーを屋外に置いちゃ絶対にだめだ」と今回思い知りました。今は反省している……。
毎度です!
kurokantaroさんもスキー&自転車の両刀使いなのですね。
ほかのブログを見ていてもそういう人多いですね〜。
それにしても八方でアキレス腱断裂とは……かなりのエキスパートスキーヤーと見ましたが、ともあれお大事になさって下さい。