2015年02月04日

うれしはずかし競技デビュー 《その1》

毎度。俺です。

しばらく更新が途絶えましたが、ちょっと忙しかっただけで私はだいたい無事です。

先々週のことになりますが、1/24, 25の週末に念願の競技デビューを果たしてまいりました! 私的には大事件なのでビックリマークをつけました!

お友達から誘われて参加することになった人生初出場のレースは「SKIシンクタンクカップ」という草レースで、「関東社会人スキー大会」という別のレースとの合同開催(昨今は参加者が足りなくてどこの草レースもそんなふうなのだそうです)。シンクタンク、関東社会人どちらも私企業対抗のクローズドな草レースで、どちらも参加企業はたいへん立派な一流企業さんばかりでびびりました。

繰り返しますがわたくし、競技スキーの大会などというものに出場するのは(そもそもスポーツの大会に出場することすら)初めてです。ということは、ここで体験することの何から何まで初めてということになりますので、たいへんワクワクしますな! ちょっとこの記事は長編になりそうな気がいたします。だらだら書いてるととっちらかりそうなので、ふだんあまりしない章立てをしながら書き進めることにします。

なお、これから書く色々な出来事は、この大会だけで行われていることなのか、どの草レースでも行われていることなのかの区別が私にはつきません。なにしろ初めてなもので。

出場の経緯

このブログを通じて知り合ったスキー仲間から誘っていただきました。ブログ友氏の職場のスキー部が上記レースに参戦していて、君も一緒にどうだい、と。前々からこのブログで競技スキーに対する興味を書きなぐっていたのですが、そうしているうちに大会のほうからやってきてくれたわけです。

会場

レースの会場は軽井沢スノーパーク。雪不足で閉鎖中の急斜面も含めても5コースしかないかなり小さなスキー場です。しかもシーズン中は大会が開かれていることも多く、そうなると実質的に滑れるコースは3本だけ。前週にひとりで下見に行ったのですが、2時間で飽きました。大会以外で来たいと思えるスキー場ではないですね……。

大会バーンは公式コース図で言うところのB、ベリーコース。前半は20度近い中斜面、後半は斜度がゆるむ構成。ねじれもなく素直なバーンです。初日のスラロームはこのコースの中腹スタートで下まで、二日目のGSはトップからスタートでした。

前の週に下見に訪れた折にはおとなりのキャベツコースでGSの大会が開催されていました。このベリーコースとキャベツコースは距離・斜度ともによく似ていて、競技前のアップをもう片方ですることもできますね。

滑れるコースが3つしかないと混みそうですが、このスキー場の客層は大会に参加するレーサーを除くと大半がファミリー層なので、20度近い斜面が混みあう心配はほとんどありません。ゲレンデは中急斜面=レーサー、緩斜面やキッズパーク=ファミリーとはっきり住み分けがなされているようです。また、孫を連れてくると割引というよそでは見たことないサービスがあったりして面白いです。

ファミリーが多いスキー場にはありがちなことですが、食堂の席取りがひどかったですね。親の愛が公衆道徳を上回ってしまうケースですが、荷物だけが置かれた無人のテーブルばかりの食堂でじりじり空席待ちをするのは本当に気持ちがささくれます。「席取りはご遠慮ください」というアリバイ作りのための張り紙もありましたが、もっと実効性のある対処を望みたいです。

宿泊

レースは土日に渡って開催され、参加者全員スキー場のふもとのプレジデントリゾート軽井沢に宿泊です。私は金曜晩から1.5泊しました。プレジデントリゾート軽井沢はいわゆるリゾートホテルですね。露天風呂付き温泉大浴場もあってなかなか快適な宿です。大会期間中はロッカールームにチューニングスペースがしつらえられたりと、大会バックアップ体制も万全です。

どうやら、この大会に限らず軽井沢スノーパークで開催される大会は運営がまるごとパッケージ化されているようですね(ほかのスキー場でもそうなのかもしれませんが)。

コースの設営やポールセット、計時、進行などのオーガナイズは全部スキー場スタッフがやってくれて、参加者は行って滑るだけです。草レースはいろいろ自分たちでやらなきゃいけないのかと思ってました。表彰式やレセプションもスキー場やホテルの施設を使わせてもらえて、ストレスがありません。

昨シーズンはほぼ毎週大会でした」とスキー場スタッフの方が言っていましたが、小さくまとまったスキー場と快適で大きなホテルの組み合わせは私の目から見てもいかにも大会にぴったりで、「自分が幹事でもここならきっとラクそう」と思えました。一般客にとってはずいぶん迷惑な話に思えますが、軽井沢スノーパークのくっきりとした住み分けぶりを見れば「ファミリーと大会に特化する」という軽井沢スノーパークの生き残り戦術はあながち悪くなさそうです。

……場面の説明だけで2000字も書いてしまいました。すみません、久しぶりの執筆なのでつい。まだ競技も始まっていませんが次回に続きます。

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posted by Gyochan at 20:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー
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