いかん。ポニーテール&レーシングワンピース姿の女子レーサーに欲情するようになってしまった。危険だ。
毎度。俺です。
年末年始、職場は9連休でした。9日中、5日滑りました。
ところでわたくしブログはびっしり長文を書きたい派なのだけれど、忙しいときにその路線を貫くといつまでたっても記事をアップできないことに気づいたので、とりあえずこの年末年始のスキーを軽くまとめるだけまとめておきます。ほぼ事実関係の記述にとどまる予定なので、私個人用のメモみたいになります。
12/27, 28 尾瀬岩鞍
高校時代のクラスメートDと職場の元同僚S氏の3人で。高校の同期&元同僚という組み合わせはシーズンインのかぐらもそうだったけれど、今度のはどちらも違う人。
初日、直前に降雪があって弾力のあるバーン。女子国やチャンピオン中間部がすぐ荒れ果てるのはいつものこと。テク&準指を目指す純基礎ラーのDに我流中級者のSを指導してもらう。が、最近アスレチックなレーシングスキーを学んでいる私の目から見るとDの教える基礎スキー的スキーには色々ツッコミたくなって困った。
二日目、Dが体調を崩し欠場。今度は私がSにスパルタでフルカービングを叩き込む。短い期間にベンドだのストレッチだのずらしだのカービングだの両極端なスキーを教えられてSもさぞ混乱したことだろう(ヤメテヤレヨ)。
この日は気温が低くバーンはずっと締まっていてよかった。チャレンジコースの常設ポールを何本も回す。この常設ポール、板なりで滑るにはちょっとインターバル狭いかなというセットなのが逆にいい。斜度変化や片斜もあって、私には惰性で滑るだけでもほどほどに難しいのだ。困るのは、スタート台からコースが見渡せないこと。最初の2、3旗門しか見えず、コースはロープ規制などもしていないので、その先の滑走ライン上で初心者ボーダーが立ち往生しててもわからない。つまりスタートはバクチ。
12/30 アサマ2000
本当は苗場でファミリースキーをするという高校ブラスバンド部時代の同期H家族を同期Tとともに急襲する予定だったのだが、Hの娘がインフルエンザでダウン、ファミリースキーが中止に。しかたないのでTと私の独身中年ふたりでアサマ2000へ。
なぜアサマ2000になったかというと、アサマの公式facebookで年末年始だけパノラマコースを開放する、という情報を見たから。パノラマコースは通常は別途滑走料金が必要な常設ポールコースで、一般客が滑ることができないのだ。
ところがこの日のアサマは朝から濃霧で思うようなスピードで滑れない。私もTもテンションだだ下がりでだらだら休憩してばかり。
午後になってようやく霧が晴れたのでスイッチが入り、私はノーストックでエクストリームカービングもどきの地面に手が届くような倒しこみの練習、Tはぼこぼこ不整地の林間コース(コース図には載っていない)を堪能。
私も一回だけ不整地に入りましたが、履いていたのは伍号機(155cmのフイッシャーSL)。テールがまったく使えません。ていうか、テールがありません。スキー板の前半分だけで不整地を滑るなんて所業は私には無理すぎ。ゴメンナサイ。
私はこの日、レーシングワンピースの試着もしていました。着たらどんな感じか、着てちゃんと滑れるのか確認しておかなければいけません。結論から言うと丈がちょっと短くて窮屈な感じはあるものの滑走中は気にならない程度。寒さも、アサマで半日どうにか大丈夫だったので(昼休みに普通のウエアに着替えた)たぶん問題ないでしょう。
1/3 小海リエックス・スキーバレー
明けて2015年。大晦日・一日・二日は家でひたすらのんびりし、三日からひとりで出撃。去年半日だけ滑ってなかなかいいなと思った小海リエックスを再訪。長坂インターは近いけどしかしインターから遠いのだ、このスキー場は。
前日に降雪が少しあったらしくコンディションは良好。キュッと締まったバーンでエッジがよく噛みます。第一高速Qで回せるラバーホーン&ユングフラウの長距離ダウンヒルは滑走感満点、緩急もあって一本でたくさんのことを試せます。
伍号機の乗り方が徐々に飲み込めてきたので、この日は左右差の矯正を主眼に滑りました。苦手な右ターン左外足の改善を試みます。左ターンがうまくいった時にすかさず右ターンで感覚を比較。
その結果、左外足は右外足に比べてまず明らかに角付けが足りない。エッジが寝てる。さらに、板の位置が前過ぎる(原因は腰の外向不足。それによる後傾)。その結果として、板がズレるし、板が回ってこないので回旋してしまう。それなのに右外足の時と同じような内傾角をとろうとするので内足に荷重が残る。以上はすべて谷回り局面における問題点。
角付け量の是正は意外に簡単でした。ひざの位置の微修正で右外足と同じ感覚を得られましたし、その結果が右外足にもフィードバックされて両足ともに谷回り開始時のフィーリングがずいぶん向上しました。どこかを整えたらドミノ式にほかもよくなるという現象は楽しい。
午後になってゲレンデ人口密度があがってきた上に急斜面部分がかなり荒れてきてブレーキばかりかけていたら脚力が売り切れ、テールのない伍号機では安全性を担保できなくなったので早めの撤収としました。
1/4 車山高原スキー場
小海から諏訪に移動、ビジホに泊まってまだ行ったことのなかった車山へ。
ふだんの車山はアイスバーンがデフォルトだと後で聞きましたが、私が訪れたこの日は自然降雪の影響か表面サクサク中パンパンのカービング日和。小海でつかんだいいフィーリングともあいまって、いくらでも板が噛みます。
車山は今ちょうど私が腐心しているカービング感覚の洗練にちょうどいい斜度のバーンが多くて、雪質もその目的にマッチしてくれて、奇跡のように楽しい練習になりました。リフト一本ごとにカービングが澄んでいきます。板に大きな力をかけられるので板から戻ってくる力も強くて、板と自分の間で正のフィードバックを繰り返して(トランポリンで高度を上げていくように)どんどん動きを大きくしていくことができます。今までの自分からするとすごくメリハリのある重心移動をしているのに意外なくらい疲れない。
こんな練習なら日が暮れるまでやっていたい、と思いましたが、この日のは東京で用事があったので買ったリフト券は4時間券。それに、いつにも増して大きな遠心力を受け止めることになったひざに痛みを感じ始めたので正午で撤退しました。
あ、中腹にあるTOP'S 360° というカフェは素晴らしいですね。セルフじゃないというだけでも快適なのに、コーヒーもケーキもかなりちゃんとしたものが出てきていたく感動しました。もっとも、フルサービスに見合った席数しかないので入店できなければ意味はないですね。
上達が早すぎる。
テキトーなところで邪魔しないと、私の立場が…
上達してそうだなぁ
これが世に言う
「勘違いバーン」
なのだと思います