ある日の狭山スキー場ロッカールーム。終リフトまで滑って後片付けをしていると、若者たちの会話が聞こえてきます。
「あ! この音楽知ってる! なんだっけ!」
「『はい早く帰ってー』みたいな? うけるwwww」
館内に流れる『蛍の光』の曲名を知らんらしい。しかしなぜウケてるのか。
毎度。俺です。
先週末も遊び倒しました。こんな遊び呆けてていいんでしょうか。ええ、別にいいんです。ほかの色んなことをあきらめてますから……。
さて、土曜日の昼間は伍号機のワクシングをして過ごす予定だったんですが、あまりに天気がいいので急遽サイクリングに切り替え、秋空の下たっぷりポタリングを楽しみまして、日が暮れてからクルマで狭山に出撃です。
やっぱり日暮れの狭山は空いてますね。18時頃でリフト待ちは7〜8人、19時過ぎたら搬器に空きが出始めます。ここからが狭山のゴールデンタイムです。
外足がどのくらい伸びてて “くの字” がどのくらい深く折れてて、重心がどのくらい落ちてるかは、滑ってる当人にはわかりませんが、とにかく精一杯そこに気をつけて何度も滑ります。
しかしやっぱり左外足に乗れない。
左ターンはよく斬れても、右ターンがズレズレ。
荷重を移し始めるタイミングはだいぶ早まったと思うんだけど、重心を動かす方向がまだダメっぽい。もっと前なんだよなあ。
もともと右ターンには苦手意識があるせいで切り替えで思い切って谷に飛び込むことができない。得意な左ターンのおかげでただでさえ上体が遅れ気味なところへ持ってきて消極的な切り替えをするものだからポジションは後ろ過ぎ、外足への荷重も不十分。これで斬れるわけがない。
う〜ん、どうすればいいんだろう。
足りない頭で考えよう。
まずは、最低でもニュートラルでの前後ポジションを適正化しよう。上体が遅れてしまおうがどうしようが、とにかくニュートラルまでに立て直す。そこの体勢が不十分だと、どこにも動けない、倒せない。
そして左足の足裏感覚。次の外スキーがきちんと重みをともなって雪面をとらえているか。これはニュートラルに向かって立ち上がり始める左ターンの4時から始まっていると言ってよいと思います。もう4時からは次の外スキーが主役という意識を持ったほうがよいのかも。足裏に意識を集中して、かかとの外側から爪先の内側へと荷重点が足裏を斜めに横切って行くのを感じ取る。雪面とのコンタクトがアウトエッジからフラットへ、フラットからインエッジへと移っていくのを感じ取る。
次回の課題はこれでいいかな。
字ィばっかりでごめんね。
そろそろ、画像による検証が必要ですねぇ
>KNJさん
はい。自分でも、そろそろ動画見んことにゃと感じてました。
どうやら動画で確認することの重要性は正しく理解できたみたいです(笑)。
>gyochanさん
ターンが終わった後にしっかり立ち上がる意識を持つのは正解ですよ。
今週末は日曜日に出撃したいのですが、何時頃に行く予定ですか?例年だと朝イチなのですが。
4時から仕掛けるは正解です。
でもまだ次の外足はまだ主役になりません。
そうすると上に抜けてしまうので。
そこは、下半身の傾きを維持しつつ、上半身の傾きを戻していくフェーズですね。
いわゆる上半身の先行動作です。これができると、後半の抜けが抜群によくなります
>かいぞーさん
毎度です!
「主役」はちょっと語弊がありました。
運動の主役という意味ではなく、「私にとっていちばん意識を向けておきたいところ」という意味です。テーマというか。
歩く時、地面を踏んでいないほうの足は次の一歩のために吊り上げて前に運んでいますが、それと同じで、ターン中の内足も次の外足になる準備を早めに始めているべきじゃないかなという考察です。
狭山ですが、私のオススメは本文にも書いています通り夕方以降です(17時〜21時の4時間券)。10〜14時の4時間と比べると、本数にしてたぶん倍かそれ以上は滑れます。
が、もちろんかいぞーさんのご都合に合わせます。一日券で終日滑ろう、というドMスケジュールもOKですよ。