完成披露と眼精疲労って似てるよね。
毎度。俺です。
ご無沙汰してすいません。ここんとこ仕事が中途半端に忙しくてなかなかブログが書けません。なぜ仕事が忙しいとブログが書けないのかについてあまり深く詮索されると困りますが。
あ、単にボクという人間のファンだという方は Twitter のほうをご覧ください。死活確認くらいはできます。
ブログ、ネタはあるんです、ネタはね。けどそれらをじっくり細かいところまで書き込むゆとりがない。極端に端折ってでもとりあえず記録に残しておきますわ。ネタによっては後日詳述するかも。
まずは自転車ネタから。
以前の記事でちらっとお話した左右非対称ハンドルを自力で組み上げました。
バーテープとブラケットカバーの色を左右互い違いにするという、我ながらクールな思いつき。カラーリングに関してだけはなかなかうまくいきました。アウターワイヤーの色を左右非対称にできなかったのが残念ですが、予算的な都合であきらめました。ブレーキワイヤーとシフトワイヤーを2セットずつ買う余裕などない。アウターの量り売りを利用すればよかったと気づいたのは後日です。
どーよこれ。やりとげた感ハンパない
で、ステム、ハンドルの交換、ブレーキと変速のフルワイヤリングも自分で初めてやったのですが、難しかったですねえ……。悪戦苦闘、という言葉が一番ぴったりきます。とにかくたいへんだったのですが作業はたいへん楽しく、色々と勉強にもなってよい経験でした。ただ、もう一度やれと言われたら、どうかなあ。次はもっとうまくできる、という気もするし、やっぱりプロにお願いしたいという気も。ブレーキ、変速の機構や仕組みについて理解が深まったのはよかったです。
ひとつ教訓を述べるならば、
散らかった狭い部屋で自転車を組んではいけない
これに尽きます。
さて、この作業の際に、かねて仕入れていたカーボンパーツの装着も行いました。これのインプレなど。
趣味にハマッた中年男にボーナスなどというものを支給してはいけない例がこれである
カーボンハンドル、カーボンシートピラー。乗り心地が良くなるという噂も聞きますが、「気のせい」という言葉を否定できるほどの違いは感じられませんでした。
ハンドルはFSAのK-Forceコンパクト。下ハンが近くなって快適です。寸法上、前のハンドルからリーチが1cm縮むのでステムは逆に1cm長いものに交換しました。
たしかに、アスファルトが粗いところの微振動がアルミに比べてごくわずかに和らいだかなとは感じましたが、それでもビリビリ来ますし長ければ手はしびれてきますので、劇的な快適性改善という感じではありません。早い話、変わらん。
ちなみに、ついでにハンドル幅もCC42cmからCC40cmに変えているのですが、これもそれほど違いを感じられませんでした。いや、違うなとは思うのですが、それが良い違いなのか悪い違いなのかどっちでもないのかのジャッジが今のところできていません。少なくとも走りにくくなったとは感じていないのでよしとしています。
ピラーはFSA K-Forceのセットバックゼロのもの、サドルはサンマルコのAspide Carbon FX(TdF限定カラー)に替えました。
これはかなり変わりましたね。
2KがTEです。
ツーケーがテーイーです。
つまり、ケツが痛え。
かたい。20kmでギブ。アスピデシリーズのほぼハイエンドなモデルなのですが、硬いです。それまで着けていたセライタリアSLR Gel Flowに比べると、鳩サブレーとにわかせんぺいくらい違います。伝わりますかこれ。伝わりませんね。ええ、ええ……。
しかし、細身なのはすごくよいです。内股こすれ感がまるでなくて、それだけでもペダリングが楽しい。まあ、見た目からして「こんなちっさい面積にケツのせろって言うのかよ!」と思うほどの狭小住宅ぶりなので、期待通りの効果です。
今のところ私の2Kには狭山スキー場の往復(片道18km)くらいが限界。4時間滑っての帰り道がちょっと憂鬱。実はこれの1グレード下にまったく同じデザインのサドルがあるのですが、そちらはこれより50g重かったのです。そっちにしとけばよかった。
重さの話が出ましたので続けますと、ついに私のCAAD7マシンは8kgを切りました。自転車を抱えて体重計に乗りそこから自分の体重を引くという方法で計測しましたところ、7.8kg。10年近く前のフレームでもここまでいけるってことです(ちなみにホイールはMAVICキシリウムエリート2011)。
特に今回はハンドル、サドル、シートピラーなど地面から遠い部分の重量がだいぶん減りましたので、重心やダンシングの感じなども雰囲気が少し変わりました。もっとも、どう変わってそれが私の走りにどのような変化をもたらすか、なんてこたーこれっぽっちもわかりません。変わった。それだけでよいのです。とにかく、玄関から運び出す時にふわりと持ち上がる、その感触の変化だけでご飯が何杯かいけます。
もう当分いじらんぞ。
受験生を二人抱えた私には遠い夢です…
きっと何年かしたら総取っ替えで買える…
はず…
>つっち〜
隠れてバイトしたら?
スキー関係でコメントしたyasuです。
カッコいいですね。フェルトのアルミフレームF85に乗る者としては、こういうマシンは憧れです。乗り慣れたマシンをフレームは残してチューンナップして行く。いいですねぇ。
>yasuさん
毎度コメントありがとうございます!
2006年に友人から10万円で譲り受けたこのマシンも、今回のモディファイでとうとうフレーム以外すべてのパーツが入れ替わりました。私が速くなるわけではないのですが、満足感でいっぱいです(笑)。スキーにはない遊び方ですよね!
こん**は。
パーツ交換&リワイヤリング、お疲れ様でした!(ショップのチェックはOKだったんというコトですね。) ハンドル回りの左右非対称カラーリング、すげー格好良いです♪(てゆーか“チョイ悪”じゃないと乗れないよ、こういうオサレなバイク!)
あと、ハンドルの曲線やサドルのシルエット、今っぽいですね。さすが最新パーツです。サドルは形状が変わると前後/傾斜ポジションが変わるので、乗りながら具合の良い所を探すのが良いかと。
ハンドル幅40mmで7.8kg…かなりヒルクライム寄りのセッティングっぽい⇒頑張って登っちゃって下さい(来シ以降でしょうか?)。
なお、狭山に行く時など長時間目を離す時は自転車泥棒に(パーツ泥棒にも)ご注意を! サドルはレールまでガッチリとワイヤーロックが基本。ハンドル回りは…どうすれば良いのかよく判りませんが…(極道モンはシフトやブレーキのワイヤ切ってパーツ単位で持ち去ります)、とにかく気を付けて下さい。
>Yuu-Changさん
毎度です! やっとYuu-Changさんにお披露目できてうれしいです。
ショップのチェックが一発OKだったはずもなく、ワイヤーの長さ、取り回し、STIの角度、などなどほかにもたくさんのダメ出しとアドバイスをいただき、修正や再調整などもしてもらいました。じゃなきゃ自分が組んだ自転車なんか怖くて乗れません(笑)。
このブログで自転車で狭山に行くとはっきり書いてしまいましたし、盗難はやはり心配ですね。ワイヤーロックは前後輪〜フレーム〜立木を結んでいますが、サドルを通すことまでは考えつきませんでした。幸い、狭山の自転車置き場は駐車場の料金所の目の前でして、料金係や誘導係(ガードマン)が常に目の届く場所にいてくれるので、たぶん大丈夫だろうと思っています。
ともあれ、応援ありがとうございました!