このブログにも世間様並みにSPAMコメントがちょいちょい投下されます。もう削除してしまいましたが、先日投稿されたとあるSPAMコメントには
これからもブログ書いてほしいです
との一文が。いや、やめねーし。お前に言われなくたって書くよ! 書き続けるよ! そしてお前は俺のブログにコメント書くのをやめろ!
毎度。俺です。
スキー上達のヒケツは、とにかく自分の滑りを撮影してそれを見まくることだ、とここ1、2シーズンで痛感しました。自分が理想とするうまい人の滑りと自分の滑りを比べまくる。今日の滑りときのうの滑りを比べまくる。これ本当にだいじ。
とはいえ、撮影された自分の姿から課題を抽出できるだけの知見がなければいくらビデオを眺めていてもあまり意味がありません。あーやっぱヘタだなあ、で終わってしまいます。
でも、ある程度「自分はこう滑ろうとしているつもり」という具体的なイメージがありつつ、そのイメージと実際の滑りとの差を自分で判断して対策を練れるようになればビデオはすごく役に立つと思います。かつてあるスキー部の合宿に参加させてもらった時、夜の反省会で私の滑りを見ながらコーチ役の方がたちどころに十も二十も欠点や改善点を指摘したのを見てほわーすげえと思ったものです。
それ以来、ひとりの時は必ず、みんなと行くときもできる限りカメラをゲレンデに持ち込むようにしています。
でも、いつも苦労するのがカメラの設置。
ヒトリストの時はゲレンデの下に三脚でカメラを置いて撮影するのですが、やはり三脚置きっぱなしだと盗難が心配だし、風に吹かれたり誰かに蹴られたりしたら簡単に倒れてしまいます。
そこで、ゲレンデにこんなものがあったらいいなと思いました。
撮影台。
手すり状のフレームにビデオ用の雲台をいくつか付けたものです。雲台に少しお金がかかるほかはわずかな材料費で作れそうな気がします。これをゲレンデ下部の邪魔にならない場所に設置して、客が自由に使えるようにする。これなら客はカメラだけを持ち込めばよいですね。盗難が心配な人はワイヤーロック等でフレームとカメラをくくってしまえばよいでしょう。
どこのスキー場にも「つまらないけど練習にはぴったりなコース」がたいていひとつはあるものです。そういうゲレンデに撮影台が設置されていたらうれしいなあ。カメラを回しっぱなしにしていれば、ほかのうまい人の滑りもついでに撮影できちゃうし。
しかし、ニーズあるかなあ……。
まあ、自分が滑っている時に限ってオバチャンの団体がカメラの目の前で立ち話をしていたりするんですけどねどうせきっと。
ハンターマウンテンのスクールのコーチから
「何かいいアイディアない?」
って聞かれて、
「ビデオ撮影のサービスをすればいい」
って言ったことがあります。私の案が通ったのかは知りませんが、翌シーズンあたりからビデオ撮影サービスが始まりました。
が、今見るとなくなっているようです。
ぎょーさんが本文でも書いているとおり、活用の仕方が分からない人がみると、想像以上に自分が下手でビックリするだけなんでしょうね。そんな下手自分を客観的に記録するなんてサービスは使って貰えないと。
今はカメラ持ち込んでいる人多いから、けっこうこんなのも受けそうですけどね。私は使います。
>かいぞーさん
毎度です!
ほんと、自分の滑り見るのは精神的につらいです。録音した自分の話し声や歌声を聞かされているようなあの気に入らない感がガマンできません。でも向き合わないといけないんですよね……。
でもこのプレシーズンはちょっと、クランプ付きの雲台でも買って狭山で撮影しまくろうと思ってます。いい足場があるといいんだけどなあ。
>gyochanさん
>自分の滑り見るのは精神的につらいです
わかります。私も嫁に、
「わざとゆっくり滑る練習しているの」
との発言に殺意が芽生えました。危うく、妊婦殺人事件に発展しそうでした。
そんなこんなを経て、私はこれを卒業しました。
うまくなったのか、見慣れたのか、まぁ、後者なんですけどね。
>かいぞーさん
滑走中の運動イメージと、実際に撮影されたものが一致するようになると、あの「これは俺じゃない感」は払拭されていくのだと思います。目指すのはそこですね。
「わざとゆっくり滑る練習しているの」wwwww
そりゃふだんお手本にしてるWCと比べられたら、そうなりますわな……