2014年06月18日

梅雨の晴れ間に風張峠《後編》

職場で開かなくなった備品の抽斗(ひきだし)を修繕したりキシミの出る椅子に注油したりしていたら大工系の雑用を頼まれるようになってしまいました。いいけど別に。得意なわけじゃないよ。

毎度。俺です。

無事に風張峠駐車場に到着したところから。

風張峠駐車場と奥多摩周遊道路の最高地点は同じ場所にあるのですね。「東京で一番高い道路」と書かれた道標が駐車場の道路を挟んで向かい側に目立たずぽつんと立っていました。

駐車場には四阿(あずまや)があるわけでもなく、眺めがよいわけでもなく、なんというかとことん地味なスポットですね……。五日市からの約1,000mを自分の脚で登りきったサイクリストを温かく迎えるホスピタリティ微塵も感じられません。かろうじて、木陰に岩で作ったテーブルがあったのでそこでひと休みします。

記念写真を何枚か撮り、おやつに持ってきた大福をひとつ食べ終わろうかという頃にKも到着。

疲労ゼロ登頂を目指してがんばらずに登ってきたというKですが、それでもだいぶくたびれたと納得いかない様子。技巧だけでどこまで速くなれるかは確かにたいへん興味深いテーマだとは思いつつも、その一方で走力を上げる努力も必要なんじゃないのと思いましたが、そのことについては黙っていることにしました。

私はと申しますと、何分かかったかは計時していなかったのでよくわかりませんが、武蔵五日市駅から2時間以上かけて登ってきたにしてはへとへとという感じではなく、やや元気な状態で着いてしまいました。

出しきれなかった感でいっぱいです。人の事は言えない。

1,000mの標高差を余裕を残して登って来られたことについては我ながら成長したよねと思いましたが、練習という意味ではもっとがんばるべきでした。しっかり自分を追い込むまで出しきらないと走力は伸びないのですよね……。終盤もう少し踏めばよかったのでしょうけれど、残りの距離がわからない状態で踏むのは怖かったし。

事前の計画ではさらに先の月夜見第1駐車場(眺めが良い)まで降りて折り返す予定でしたが、Kも私も「できればもう登りたくない」という気分だったのでその場で折り返すことにしました。売店やトイレのある都民の森に戻ってもうひと休みします。

先ほどいったん通過した都民の森ですが、ハイカーやサイクリストで賑わっていました。サイクリストのゴール地点がハイカーのスタート地点、という図式はヤビツも同じですね。

やはり奥多摩は多摩サイあたりとは客層が違いますね。お一人様や揃いのジャージを着たチームなど様々ですが、だいたいみんなやる気のある格好にやる気のあるマシンでした。カーボン率高いし、それよりなにより、ここに集うサイクリストたちは身体の締り方が多摩サイとはまるで違う。レーパンから伸びる脚を見るとみなさんふくらはぎが割れていて体脂肪率の低さをうかがわせます。ブクブクのメタボがいません。みんな俺より全然速いんだろうなあ。

売店のあまりおいしくないカレーパンなどを補給し、たっぷり30分近く休憩してからダウンヒルを開始。あれだけ苦労して登った道も下る時はあっという間です。

途中たくさんのサイクリストとすれ違いました。中には押して歩いている人や路肩にへたりこんで休んでいる人などもいます。昼が近づいて気温もだいぶ上がってきましたからね。我々は涼しいうちに登って正解でした。フフ、俺は降りずに登り切ったぜ? ちょっと優越感です。熱中症に気をつけてね。

登りで脚を残してしまったことが悔やまれたので、下りでは駅まで精一杯踏んでいくことにします。上川乗までは爽快に飛ばしていましたが、そこから先の檜原街道は向かい風で思うようにスピードが伸びません。せっかくの下り基調なのにつまんないなと思いながら風に抗って踏んでいたらたちまち脚が終わりました。ああっ。終わるの早いよ。残りわずかだったんだね……。

あとは流すだけとなりました。

11時頃に武蔵五日市駅の駐車場に帰着。
「メシどうする?」
そんなに腹へってない
「じゃ、解散しますか……」

だらしなく解散、帰宅して今回の風張峠アタックは終了です。

posted by Gyochan at 20:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車
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