2014年05月07日

2013-2014 シーズン総括

毎度

俺です

5/4の八方で今シーズン締めました。とっとと振り返りましょう。

特に今シーズンはこうしようああなろうという具体的な目標を定めて滑っていたわけではなく、たくさん日数滑っていろんな経験をすれば勝手に滑りの幅も広がっていくだろうという成り行きまかせな楽観論でスキーに取り組んでまいりました。

強いて目標を挙げるとしたらSIAシルバーに挑戦するチャンスがあれば挑んでみようかなくらい。結果としてそのチャンスはなかったんですけども、必達目標ではないのでよいのです。

データ的に振り返ると、今シーズンは滑走日数39日。これは過去最多となりました。土日休みの首都圏在住サラリーマンとしてはかなりがんばったほうだと思います。独身じゃないとこうはいきませんね。狭山8日間でだいぶカサ上げされている感はありますが。

内訳は、日帰り16日、泊まり23日。ひとり15日、グループ24日。なんやかんやで誰かと一緒に滑ることが多いシーズンでした。仲間内でスキー旅行を企画することも増えたのですが、そのほかに、今シーズンはブログ経由で知り合った人々から誘っていただけるようになったのが大きな変化でした。

スクールに入って色々教わるよりも、いろんな斜面を自分で考えながら滑って試行錯誤の中から合理的な滑り方を体験的に見つけ出していく過程に面白みを見出したシーズンでもありました。自力で発見した滑りには「俺の○○ターン」と名前をつけて記念にしたりしました。もちろんそれも根本的に間違っていたり既存技術の再発見だったりしたわけですが、私にとって重要なのは自分で考え自分で見つけることのほうです。

友人に誘われて生まれて初めて北海道の地を踏みニセコを訪れたのも今シーズンの記念すべき出来事でした。いろんな意味で、スキーや雪山、スノースポーツというものに対する価値観がぶっ壊れることになりました。

などなど様々な体験をした中でもっとも大きなトピックは、競技スキーの技術をベースとする方々と何度か一緒に滑らせていただく機会にめぐまれ、念願だった競技スキーの入り口に立つことができたこと。これはでかかった。

スキー場にある斜面ならコブ斜面を除いてはだいたい危なげなく降りてこれるようになり、この先何をすればよいかよくわからなくなっていた私に、いきなり何百もの課題がつきつけられることになったのです。ポールのくぐり方以前に、矯正しなければならないクセが無数にあることがわかりました。これは収穫です。

基礎スキーにおけるダメ出し(「イントラがダメと言うからにはダメなのだろう」)と違い、競技スキーをベースとするメソッドでは「その滑り方だと遅い」という有無を言わさぬ客観的な判断基準があるので、精進するにも迷いがないところが私の性に合っています。いちいち何千円も払って検定を受けなくても、タイムチャレンジャーをくぐれば1回100円で手軽に上達が判断できますし。タイム計測器はウソをつきません。

来シーズンは、競技スキーのノウハウをできるだけ吸収して自分のベースとなる滑走技術を根本から再構築するシーズンにしようと思います。

以下、2013〜2014シーズンの滑走データ:

daydateplace
12013/10/30狭山スキー場
22013/11/2狭山スキー場
32013/11/4狭山スキー場
42013/11/9狭山スキー場
52013/11/17狭山スキー場
62013/11/23狭山スキー場
72013/11/30狭山スキー場
82013/12/8狭山スキー場
92013/12/15信州湯の丸スキー場
102013/12/22四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍
112013/12/23四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍
122013/12/29白樺高原国際スキー場
132013/12/30ブランシュたかやまスキーリゾート
142014/1/2野麦峠スキー場
152014/1/3Mt.乗鞍スノーリゾート
162014/1/5シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳
162014/1/5小海リエックススキーバレー
172014/1/11四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍
182014/1/12四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍
192014/1/13四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍
202014/1/18四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍
212014/1/19四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍
222014/2/1苗場スキー場
232014/2/2かぐらスキー場
242014/2/7ニセコグランヒラフ
252014/2/8ニセコグランヒラフ
262014/2/9ニセコグランヒラフ
272014/2/22信州菅平高原パインビークスキー場
282014/2/23信州菅平高原パインビークスキー場
292014/3/1しらかば2in1スキー場
302014/3/15信州湯の丸スキー場
312014/3/21四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍
322014/3/22丸沼高原スキー場
332014/3/29信州湯の丸スキー場
342014/4/6谷川岳天神平スキー場
352014/4/12志賀高原焼額山スキー場
362014/4/13横手山・渋峠スキー場
372014/4/20たんばらスキーパーク
382014/4/26丸沼高原スキー場
392014/5/4白馬八方尾根スキー場
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posted by Gyochan at 19:30 | Comment(8) | TrackBack(0) | スキー
この記事へのコメント
トレーニング

来シーズンはタイム測りましょう。今シーズンも用意はしてあったらしいけど、コーチ更迭などのトラブルで実現しませんでした。
設営のサポート、よろしくお願いします。
Posted by KNJ at 2014年05月07日 20:14
Re:トレーニング

>KNJさん
設営サポートもちろんです!
菅平貸し切りもよいですが、湯の丸のタイムチャレンジャーも貸し切り同然ですので遊びましょう。考えるヒマのある緩斜面GSセット400米です。
Posted by gyochan at 2014年05月07日 20:59
楽しかったですよ

雪上では一回きり、しかも半日ぐらいしかご一緒できませんでしたが、コメントをいろいろ取り入れていただいて、かつそれを上達につなげてもらい、嬉しい&楽しいシーズンでした。

来シーズンはフリースキーからご一緒させてください。狭山からでもいいですよ。近いので。

競技スキーといってもとんがった最先端技術ではなくて普遍的な基礎からやっているので、たぶんどの斜面どの条件でも活かされるとおもいます。

ワンパターンに滑るのは嫌いでも、一つの原則でいろんな場面を制覇するのは、ぎょーさん好みだと思うので、そんな滑りをしたいですね。私もこの路線です。
Posted by かいぞー at 2014年05月08日 12:57
Re:楽しかったですよ

>かいぞーさん
そう言っていただけるととても心強いです!
振り返ると私のスキーライフはいつも良き師匠に恵まれていて幸運です。

「できるだけ普遍性・汎用性の高いスキー技術を身につけたい」という最終目標がありつつ、今までのほかの分野の経験から「競技に強い技術がきっとそれに近いはずだ」と考えています(これはだいぶ前にも記事に書きました)。

来シーズンはこの仮説の検証におつきあいいただくことになろうかと思います。出来の悪い弟子ですがよろしくお願いします。
Posted by gyochan at 2014年05月08日 19:11
Re:Re:楽しかったですよ

>gyochanさん

モサ雪、ベタ雪が楽になったと言ってたから、初期段階の検証はできつつあるのでは?

ズラシが多くなるけど、コブにも通じますよ。
Posted by KNJ at 2014年05月08日 22:01
Re:Re:Re:楽しかったですよ

>KNJさん
たしかに、しっかり外足を踏みしめて板を「前」に進めたら春のグサ雪でも普通に滑れてしまったのでびっくりでした。

ということは狭山でも使えるということですね〜。オープンまでもう半年切ってますからね〜(笑)。
Posted by gyochan at 2014年05月08日 22:39
Re:Re:Re:Re:楽しかったですよ

>gyochanさん

グサ雪を切り裂いていけるなら、かなりよい感触を既に掴んでいると思います。
ただ、フルカービングで気持ちよく滑っているうちはよいのですが、前に割り込んできた人を避けるような、予定外の動きをするときは要注意です。
当然スキー横にしてずらしたいのですが、そうなったときのグサ雪の手強さは変わりません。スピードがでてる分、かえって危険です。
なので、より周囲に対する観察と、万が一の時にもガバッとずらしすぎずにやり過ごす術を身につけていくとよいですね。
春スキーむけの話ですが、狭山で練習しますか。
Posted by かいぞー at 2014年05月09日 11:49
Re:Re:Re:Re:Re:楽しかったですよ

>かいぞーさん
ハイ。それもすでにヤケビで痛感しています。
すいてるバーンを斬ってカッ飛ばしている分にはいいけど混んでるゲレンデを慎重に進むには使えないねと。もともと安全志向ですので……。

しかしスピードが出ている時の無敵感は痛快ですね。無敵マリオ状態です。
少し速度を落とすだけでとたんに走破力が低下するので、「運動エネルギーは速度の自乗に比例する」という物理法則の正しさをまさに体感しておりました(笑)。
Posted by gyochan at 2014年05月09日 12:44
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