2013年07月26日

買いもしないパーツのギア比を考える

わたくし、フロントは53x42という漢ギア、リアは12x27という乙女ギアを使っています。

海外通販業者が間違えて送ってきたインナー42Tには山へ行くたびに泣かされ、何度投げ捨てようと思ったかわかりません。しかしインナーを山中に投げ捨ててしまうとアウターで登ることになってしまうので思いとどまっています。

いや、投げ捨てたっていいんですよ別に。いつものように多摩サイ・浅サイ・尾根幹を走っているだけならアウターだけあればいいんです。でも、自転車仲間の中には山に登りたがるやつとかがたまにいるんですよ。困ってるんですけどね。

そういう困った友達につきあって山を登ろうとしますと、私の貧脚ではどうしてもギアが足りない。私のマシンの最小ギアは42x27。これはコンパクトクランクなら34x22くらいのギア比に相当します。まだリア2枚は残っている勘定……。

──などと、自分にとって理想の前後ギアの組み合わせとはどんなものかと考えるようになりました。とはいえ、注文はそう多くありません。

最小ギアはもっと軽くしたい
常用域はもっとクロスレシオにしたい

これだけです。ひとつめは単純な話。山対策。問題はふたつめ。

常用域というのは私が好きな平地巡航25〜35km/hくらいのスピードレンジのこと。現状のスプロケット(65アルテ9速)だと、無情にも15-17-19-21Tという歯飛びゾーンがもろにこの速度域にカブります。これどうにかなんねえの、といつも思っていた部分です。

そこで、Excelにギア比をバーッと書き出して、ケイデンスだの速度だのいろんなパラメータを突っ込み、上記の2条件に対してもっともカバー率の高そうな製品の組み合わせを探してみました。すると、

コンパクトクランク50x34T と 68アルテの11速スプロケット12x25T

の組み合わせが、もっとも私の希望をよくカバーしてくれることがわかりました。ローギアはギア比1.36倍で、現状1.56に対して1割以上軽くなりますのでじゅうぶんに望みどおり。また、常用速度域での使用ギアもフロント50Tに対して14-15-16-17-18-19Tと、びっちりクロスしてくれます(ケイデンスにもよりますが)。

やっぱりコンパクトクランクか……やっぱり68アルテか……。

私は今まで割とロードバイクはノーマルクランクでこそカッコイイと思ってきたんですが、自分なりに合理的と思える計算の結果ならば受け入れざるを得ません。

そして、コンパクトクランクと12x25Tの組み合わせって、メーカー完成車の多くが採用しているアレンジなんですよね。う〜ん、やっぱりメーカー完成車はよく考えられているのですね。というか、完成車が求めるライダースペックに私が追いついてきたということカナ?

特に、アルテ11速化で12x25Tのスプロケットに追加されることになった18Tの存在がでかい。17-18-19はケイデンス80rpmのときそれぞれ26.5km/h、27.9km/h、29.6km/hになり、まさに私にとって一番オイシイところをしっかりカバーしてくれています。この3枚は黄金トリオになってくれそうです。

って完全に68アルテを買う前提の話になってますが、買いませんよ。

妄想って楽しいですよね!

posted by Gyochan at 22:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車
この記事へのコメント
えーと。

いつ買うの!?


今でしょ!!!
Posted by ぷるるん男爵 at 2013年07月26日 23:20
Re:えーと。

>ぷるるん男爵さん
ボーナス出てからでしょ!!!
(弊社は9月末・年1回)
Posted by gyochan at 2013年07月27日 11:40
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