昨日の記事でやりだまにあげたブログのひとつからその日のうちに反応があって肝をつぶした。
あわてて自分の書いた記事をあらためて読み返してみると今度は冷や汗が止まらなくなった。
ひじょうに感じが悪い。いくらなんでもここまで攻撃的に書くべきではなかった。まずい。これではまるで私が悪者ではないか。
内容の骨子については自分の書いたものなのでもちろん今も正論だと思ってはいるのだけれど、表現がとにかく行き過ぎ。
私の場合、タイピングを感情にまかせるとたまにこうなってしまう。悪い癖なのだ。ことに攻撃的な文章は筆がよく進む。そういう時は気分も高揚しているので自分の書いた文を客観的に見れなくなっている。つまりが筆のすさび。
ともかく、自分で読み返して見苦しいと感じる表現については修正を施すことにした。すでに気分を害した人にはすまなかったけれど、私はずるいやつなのである。たとえば、「馬鹿」と何度も書いていたのを「困った方」にあらためる、など。馬鹿なんて人様に対して軽々に使ってよい言葉ではないよ。なにより下品だ。
言い訳ついでに書くと、真っ先に反応をくださったブログは、実を言うと昨日の記事のメインターゲットではない。だから今狼狽しているのだけれど。こちらはただのきっかけ。「そうそう、この問題についてまた書かなきゃと思ってたんだった」っていう。
本当にぶっ叩きたかったブログはちゃんと別にあって、前回この問題を記事にした時のターゲットもそこ。「嬉々として」「自慢げに」などと表現したのは実はそちらのほうなのである。
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夜書いた手紙は朝もう一度読み直して投函せよと言うことわざがあります。
うそです。いまつくりました。
ラブレターも渡す前にもう一度読み直すと恥ずかしくて渡せなくなります。
一時の感情のままブログを書いて後から訂正することはままあることですね。
素直に反省できるのは立派です。
>ジュンちゃんさん
コメントありがとうございます!
夜書いた手紙は出すな、よく言われることですねえ。ラブレターもしかりですねえ。
しかし最近の若者はメールを書いたら即送信できちゃうし、LINEやらSNSでラブレター未満のコミュニケーションを十分にとれてしまうので、あの「したためたラブレターを渡すまでの懊悩」というものを経験しないままオトナになっていくのですねえ……。
話がそれました。反省だけなら猿でもできますから、人間としては同じ過ちを繰り返さない知恵が必要ですね。
そのおっしゃってるブログは
どのブログですか?
タイトルを書く、もしくはアドレスを書いて下さい。
『馬鹿』なブログ、
ブログタイトルを教えてください。
いや、これでこの話は終わり・・・
言えない位だったら、
批判すべきではないと思います。
>清水さん
コメントありがとうございます。
URLを伏せるのは「武士の情け」もありますが、具体的な対象ブログが不明でも意味が通じるように記事は書いているつもりでおります。
そもそもは「知的財産権に対する啓発」を目的とした記事ですので、必ずしも対象記事が明確である必要はないのではないかと思っております。論旨はおわかりいただけるかと。
ところで、「言えない位だったら批判すべきではない」このご指摘が私にはうまく理解できませんでした。よろしければご指摘の根拠をわかりやすくご説明願えますでしょうか。よろしくお願いいたします。
検索から訪問しました。
人気ブログとは、有名人(著名人)ブログのことですか?
こんなことを書いても、知らないまま終わるのでしょうが、
あなたは、どこのブログを言いたいのか?
何に属してるのか?分かりません。
失礼しました。
二度と訪問しません。
>清水さん
はい。わからないままでよいのです。
繰り返しますが、それがわからなくても記事として成立するようには書いています。
さらに言えば、「読んでてもどかしいだろうな〜」とも思いつつ書いています。
「言えないくらいなら批判すべきでない」の部分にお答えいただけなかったのが残念ですが、お達者で。
はじめまして。
先日、娘から欲しいマンガを古本で買うべきか、新品で買うべきかと相談されました。(送料込みで差額は\100ほど)
そのマンガの作者を大事に思うのなら新品で買うべきと答えました。
リスペクトは大事ですよね。
>タイチャさん
コメントありがとうございます!
古本については、私は古本屋で買っても別にかまわない(新刊が売れた時点でその本の著作権は消滅しているという現行法通り)という立場です。
でも、娘さんをタイチャさんがなさったように教え導くのはとてもよいことだと思います! 漫画家さんとのつながりを感じることも、社会の仕組みの一端を知ることも、娘さんにとってきっと大きなプラスになったことでしょう。
かくいう私は古本屋愛好者ですが……もっぱら古い絶版SFを探して暗い古本屋の店内をうろつき歩くのが好きです。こればっかりは、新刊書店では手に入りませんので(笑)。
他人様の投稿に私がコメするのはアレですが、自分の息子がいれば身の程を考えろといいそうです。いませんが。
本は大切な財産であるが人間は価値をお値段で考える癖が抜けません。
(丸暗記するほど読んだ本はボロボロなので2セット目を買う事も)
古本屋も時代で変わりますね。
昔は漫画半値で街の取り次ぎ業の一つみたいな話だったのに。
(高くすると個人取引されてしまう)
ps
甥っ子が来たら気兼ねなく新品コーナーかも。
(なぜか人に買ってもらった物はよく覚えてませんか?)
>HSさん
コメントありがとうございます!
ぜいたくや浪費を覚えさせてはいけない、けれど品質の良いものを与えたい。正しい消費を教えたい。
私も子供はありませんが、というかヨメがありませんが、というかヨメが早くほしいですが、ともかく子供にお金の使い方を教えるバランスというのはきっととても難しいのだろうなと思います。世の親御さんたちはどのように経済観念を教えているのでしょうね。
「古い絶版SF」に反応してしまいました。
ロジャー・ゼラズニイ著「伝導の書に捧げる薔薇」。探してます。(ハヤカワさん、なんとかして)
>タイチャさん
出版社はいい本が品切れ起こしてもほったらかしだし、ブックオフは貴重な本でもちょっと汚かったから捨ててしまうし、古本には厳しい時代かもしれませんね……。
ただ、むかし普通に買った本がいつの間にか貴重本になっていて血マナコで探している人がいたりするとちょっと優越感ですね(笑)。
私も、シェフィールドの『星ぼしに架ける橋』をのんびりと探してます。おたがいがんばりましょう。