ほぼ1ヶ月ぶりに自転車に乗りましたよ。
40kmも走ってないのにおじさんくたくたです。
久しぶりなんでコースはレギュラーコース。野猿街道を16号まで行って、コカイン通り・尾根幹線・連光寺坂とめぐる35kmほどのコースです。今回はこのルートの途中に「小山田周回」というルートを少し足してみました。
平地では「まわすペダリング」というやつに挑戦してみましたよ。
つっても「まわすペダリング」がどういうものなのか何もわかっていないのだけれどね。
とにかく踏まなきゃいいんだろ。だったら足の裏を使わなきゃいいんだ。
といういささか乱暴な推論のもと、足の裏とインソールの間にわざと空間をあけるように、つまりシューズの中で足がぷかぷか浮いてる状態でペダルを回す、ということをやってみました。名づけてぷかぷかペダリング。
いつもの1時から5時に向かって真下に踏みおろすペダリングは封印。私のあみ出したぷかぷかペダリングの場合は10時から4時は前に、4時から10時は後ろにシューズを動かす、といった運動になります。
このペダリングだと足の裏は常にインソールに軽く触れているだけになり、まさにぷかぷかと空中に浮いて脚を回しているような面白い浮遊感を味わえます。もし足の裏に痛いおできがあってもこのペダリングなら余裕で自転車に乗れます。
で、ぷかぷかペダリングの効果ですが、これをやってみてまず「ペダル軽ッ!」と思いました。1枚軽いギアを使っている感覚です。それと同時に、スピードが勝手に1〜2km/hくらいアップしました。
やっぱ踏んでないほうの足がかなり抵抗になってたんですねい。
これはなかなか使える技術を見つけましたよ、ぷかぷかペダリング……。
しかしまあもちろん万能というわけではなく、私には経験のない筋肉の使い方なので、軽い軽いやっほーと調子に乗ってペースを上げるとどんどん乳酸がたまります。つまり脚を使う。ぷかぷかを反復してぷかぷか用の筋肉をちゃんと鍛えるか、ぷかぷか用のペースを見つけるかしないといかんですね。
ぷかぷかペダリングの話はここまで。
今回、いつものレギュラーコースを途中ではずれて「小山田周回」というコースに踏み込んでみました。どこぞのチームが使っているルートの呼び名をそのまま使わせてもらってますが、かまいませんよね。小山田周回は、南多摩斎場から日大三高のほうに降りてって、多摩丘陵病院の前の坂(通称病院坂)を登って尾根幹線に復帰するというマゾいルートのことです。逆周もマゾそうだなあ。
病院坂、クルマでは何百回も通っている道ですが自転車では初めて。キツイ……。
はじめシッティングでおずおずと登っておりましたが、2/3ほど登ってスピードが9km/hくらいまで落ちたところで心臓が爆発しそうになったのでダンシングに切り替えました。休むダンシング的なやつです。心拍落ちろ落ちろと念じたのが通じ、なんとか心臓は持ちこたえましたが、いや〜坂道登るのヘタだわ俺……。考えよ。
病院坂の頂上にはコンビニが待っていてくれています。ちょうどボトルも空になったので補充もかねて小休止。と言えば聞こえはいいですが、実際はコンビニの駐車場に入るなりマシンを投げ捨ててへたりこみ、そのまま数分動けませんでした。うぬ。病院坂。次はペース配分して余裕で登ってやる。
そんなダメージだったので尾根幹線を端まで走ろうか迷いましたが、一時的にズタボロに疲れていても実は案外けっこう走れちゃうということを経験的に知っているので(調子が上がることさえある)、連光寺も走って帰ることにしました。
連光寺坂では1台パスするという貴重な体験をしましたよ。連光寺で私がほかのローディーを抜くなんてなかなかないことです。その後ひとりにすごい勢いで抜かれましたけどね。あと信号待ちしてたら俺がさっき抜いたやつも信号無視して抜いていきましたけどね。
しかしレースに出るわけでもないのに、なんでこんなに真剣に走ってるんだろう、俺。
お疲れ様です。
バイクを漕いでると思わず新しいポジション試している自分がいます。
そういう過程で楽なポジション見つけるときの感動はひとしおでうすね。
ぷかぷかペダリング。
引く方に関しては僕も似たような経験があるのですが、押す方に関しては目から鱗です。
特にヒルクライム系で踏むと足に来るので、次回ライド時に参考にさせて頂きます!
>ぷるるん男爵さん
毎度コメントありがとうございます!
おっしゃるとおり、ポジションやフォームの探究は楽しいですよね〜。フィジカルとテクニックふたつそろって走力なのだと感じます(機材はおいといて(笑))。
ぷかぷかペダリングは新鮮な走行感を得られるペダリングではありますが、まだ試行錯誤の段階で効果ははっきりしておりません。試行なさる場合はぜひ自己責任でお願いします(笑)。