たまに自転車の整備で相談にいく立川のプロショップ「マングローブ・バイクス」さん。ある日、そこのシンジ店長が整備中に使っているウェスに目がいきました。
ツールラックから「つるつるっ」と一枚ずつ引き出しては「ぴっ」とちぎり、パーツを洗浄したり、ワックスを吹きかけてフレームをぬぐったりしては「ぽいっ」と使い捨てにしている、淡いブルーのロール紙ウェス。あれいいなあ。
私が自転車を整備するときは古い手ぬぐいを使い捨てています。粗品とか旅館やホテルから持って帰ってきたりとかで手ぬぐいは潤沢にあるのですが、いかんせん、自転車のパーツ整備に使うとほつれたり糸くずが出たりして使い勝手があまりよくない。
そんな折、ネットサーフィン中に偶然見つけた「本当に買ってよかった自転車グッズまとめ。」という記事で紹介されていた「Scott ショップタオル」。ん? これマングの大将が使ってたのに雰囲気近いな。そう思って探すと、マングで使われていたようなロールタイプもある。よしこれ買ってみよう。
買うたった。
先日友人と一緒にコストコへ行ったついでに10ロール1,680円で手に入れました。10ロール持ってても使い切る自信はないけれど(1ロール55枚入り)、使ってみて具合がよければ自転車仲間に配ればよいな。
ちなみに、上記のコストコに行った友人とは先日ひどい整備状態の自転車を私に預けて私を激昂させた同輩Sです。「これ使ってしっかり磨いとけよ!」という意味で1ロール進呈しました(笑)。もっとも、雨の中でも走らん限りあと150kmくらいはメンテはいらないはずですが。
さて、こんなに書いてもまだ使用インプレに届いてません。前置き長いぜ俺。
シーズンインしてからまともな整備をほとんどしていなかった、つまり先シーズン以来半年以上放置状態であった自転車をちょっと丁寧に整備しました。車体やホイールの水拭きはいつものように手ぬぐいを使いましたが、ドライブトレーン(駆動系)周りの清掃にはScott ショップタオルにご登場願いました。
パーツクリーナーをびゃーびゃー吹いて紙ウェスでぬぐえばピカピカ。こより状にすればパーツの細かいところにスルスル通して磨けるし、折り重ねれば強度が出てギアなどの硬くてとがった部分も布より拭きやすい。チェーンを握りこんで空回ししてぎゅるぎゅる拭くなんてことをしても大丈夫。これを使い捨ての紙ウェスでやれるのは助かるわ〜。
こより状にすれば狭いパーツの隙間にも
ぎらんぎらんに輝くスプロケとチェーン
そうは言っても紙なんでさすがに油断すると破けちゃいますが、おおむね期待通りのしっかり感です。景気良く使っても軽い整備なら2〜3枚、気合入れた整備でもせいぜい5〜6枚程度の消費。ウェス1枚の単価は約3円(10ロール1,680円で購入した場合)ですから、コストは1整備あたり10〜20円。悪くないでしょう!
このウェスは当たりです。オススメです。