2013年05月07日

房総フラワーラインは楽園だった [Odo 224km]

ゴールデンウィーク後半は学生時代の部活仲間たちと、千葉は南房総、館山に貸し別荘を借りてのレジャー旅行でした。

せめてひとなみに。-(1) 碧い海、蒼い空

碧い海、蒼い空!

鴨シーに行ってシャチがトンボ返り打つのを見たり、遊漁船でキス釣りを楽しんだり、イチゴ狩りで「紅ほっぺ」(品種)に舌鼓を打ったりといったレジャー旅行です。

「房総にはいい道があるに違いない!」

そう踏んだ私は自転車を持ち込み、朝の空き時間にサイクリングさせてもらうことにしました。ひとりじゃさびしいので同行する同輩Sをそそのかして参加させることにしました。

Sのクルマには自転車が積めないので自宅まで自転車を預かりに行ったり、預かった自転車があまりにも汚れていたので腹を立てて駆動系一式を洗浄注油しまくったり、帰りも自転車を家まで届けやったりしました。

……ん? つまりSのヤローは現地で整備の行き届いた自転車に乗っただけってこと? なにその身分! うらやましいんだけど!

前置きが長い俺。

結論から言うと、私の予想通り、南房総は最高のサイクリング天国でした。

5/4、5と二日間、山コース、海コースという感じで館山をうろちょろ走り回りました。団体行動を縫っての限られた時間なのでどちらも20〜30kmほどのショートライドでしたが、それでも館山の素晴らしさを堪能するにはじゅうぶんでした。両日ともドピーカンだったのは幸運でした。

何が良いって、景色がよくてクルマが少なくて信号が少なくて舗装も悪くなくて、ほぼ平地。ここを自転車で走らずして! と思うような道路でしたよ。R410北条バイパスも、県257房総フラワーラインも、県86館山白浜線も。

せめてひとなみに。-(2) 漁港に立ち寄り

漁港に立ち寄ったり

$せめてひとなみに。-(3) 燈台に立ち寄り

燈台に立ち寄ったり

せめてひとなみに。-(4)

こんなストレートも

ためしに山間部(県86館山白浜線)も少し走ってみましたが、山道と呼ぶほどの道ではありませんでした。ほどよい起伏が続く道です。海岸線の道(房総フラワーライン)も、海が見えている時間がたいへん長くて爽快。

海べりの土地ということで風を心配しましたが、この日たまたまおだやかだったのか、この時期はおだやかなのか、それとも年間を通しておだやかなのかは知りませんが、ともかく風に悩まされることもほとんどありませんでした。

気合の入ったチーム練の方々もたくさん見かけましたが、沿道には観光スポットもたくさんありますから、ふわふわとポタるのでもとても楽しいと思います。私が走った限りでは女性の足で厳しいような区間は特にありませんでした。

なお、私たちが泊まった貸し別荘は高台にあって、アプローチは10%ほどのわりと急な坂が200mくらい、そして最後の最後30mほどがおそらく20%を超えると思われる激坂でした(下りでブレーキロックさせるとずり落ちるくらい)。今回のサイクリング全体を通してフロントをインナーに入れたのはこの区間だけです。写真を撮り忘れて残念。

最後の激坂、ルートラボで線をひいたら31.6%と出たけれどさすがにそこまではないと思います。そこを足を着かずに登る! というのをサイクリングの最後の仕上げにしました。手前で少し助走をつけないとヤバイですね。

フラペの同輩Sはクランクを3回も回せず「無理〜」と着地。私は途中から「ふん! あっ! えや! うあ!」と叫び声をあげないとクランクを回せませんでしたが、2度挑戦してどうにか2度とも登頂に成功。

通りかかったお散歩の老夫婦が「あれえ、あの子、自転車で登っちゃったよ……」と目を丸くしていたそうです。フフフ。

せめてひとなみに。-(5) 海に向かって

posted by Gyochan at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車
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