2013年04月10日

初の奥只見 [滑走日数30]

4/6土曜日、学生時代の友人たちと奥只見丸山スキー場に行ってまいりました。

せめてひとなみに。-(0) Aコース上部.JPG

奥只見丸山スキー場・カモシカAコース上部より

新潟県と福島県の県境あたりに位置する奥只見丸山スキー場は、1月〜3月のハイシーズンはクローズしてしまうとか(アクセス道路が豪雪で通行止めになるため)、アクセス道路の「奥只見シルバーライン」は全長約20kmのほとんどが素掘りのトンネルだったりとか、ゲレンデのすぐ隣が巨大なダムと変電設備だったりとか、とにかく個性的なスキー場です。

初めての訪問でしたが、秘境感満点ですね。てっぺんまで登って周りを見渡すと、もはや360度山々しか見えません。人里離れた山奥深くにダムとスキー場がぽつんとあるだけ。この日のゲレンデは春スキーのお客さんでにぎわっていましたが、人の少ない平日ならかなりの隔絶感を味わえるのではないかと。

せめてひとなみに。-(1) 右を向いても山.JPG

左を向いても山々

せめてひとなみに。-(2) 左を向いても山とダム湖.JPG

右を向いても山々とダム湖

せめてひとなみに。-(3) 奥只見ダム堰堤と変電設備.JPG

奥只見ダム堰堤と変電設備(八崎ゲレンデより)

さてスキー場ですが、リフト3路線がタテに連なる中規模スキー場です。メインとなるのは真ん中の第2ペアパラリフトで、カモシカコース(難易度別にルートの別れた5コース)をカバー。その上下にベース行きと山頂行きのリフト・コースがつながっているというイメージです。

山頂エリア(丸山ゲレンデ)は巨大な18mキッカーなどを備えた本格的なパークになっていました。かたどおり山頂にも上りましたが、その後すぐに強風で山頂リフトは止まってしまいました。この日はちょっと曇りがちでしたが、山頂からの360度パノラマはまさに絶景と言えます。深山幽谷です。

この日われわれがメインで滑ったのはカモシカコース。5本あるコースのうちCとDはユルすぎ、AとEはキツすぎということで、主にBコースを回しておりました。といってもBコースも後半部は斜度・荒れともにキツめ(コース図上でも上級者コース扱い)で、かなりてこずりましたよ。

しかしまれに「板を追い越しつつ横方向に削る滑り」に成功してこれだよ!な瞬間がありました。わずか数ターンでしたが。いいんです。こういうささやかな成功体験の積み重ねでゆっくりと上達していくんです。私はね。

春の重グサ雪で急斜面回しはさすがに体力的に厳しく、中腹のブナ平ヒュッテでだらしなく長い休憩をたびたび挟みながらのスキーとなりました。3時半起きだったし……遠かったし……つうか花粉がひどい! 東京では花粉がおさまりかけている一方、こちらではこれからピークへ向かうのですね。一日中クシャミと鼻水が止まらず、そっちに体力をじわじわ削られていきました。

せめてひとなみに。-(4) この日の雪質.JPG

この日の雪質

せめてひとなみに。-(5) この日は大風.JPG

この日は大風。レストランのノボリもくちゃくちゃ

Bコースをがんがん回す体力が尽きたので最後はベースの八崎ゲレンデを数本回して終了としました。ところがこの八崎ゲレンデ、距離は短いですが、滑走感という意味では結局いちばんかもしれません。急すぎず緩すぎず、午後になっても荒れもほどほどで、疲れた体でクルージングするにはちょうどよかった。

途中の斜度変化がある箇所の手前で(おそらくスピード抑制のために)コース幅を制限していて、そこが少し滑りにくかったくらい。おそらく事故多発地点なのでしょう。モービルにまたがったパトロールがコース脇で終始監視していました。

ついに滑走日数は30日の大台に。春のテーマにしようと思っていたコブにはまだ怖くて近づいてもいません(笑)。来週末あたり、かぐらにでも行ってみようかな。

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posted by Gyochan at 23:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー
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