一本の独立したブログ記事に仕上げるにはボリューム的に無理のある小ネタをまとめて卸します。
話題その1、ヘルメットライナー
こないだエコーバレーの帰りに諏訪で足止めを食らったときにたまたま入ったアルペンでフルフェイスのヘルメットライナーを買いました。seirus というメーカーの Thick-N-Thin Headliner という製品。直訳すると厚くて薄いトリ演者ということになります。
ヘルメットってわりに暖かいんですが、それでも首回りに少し油断があるのです。レーシングドライバーがヘルメットの下にかぶってるような、顔だけ出すライナーがないかなーと思って探したら量販店の店頭で一瞬で見つかりました。レーシングドライバーがかぶってるのは汗と防炎対策用のライナーですけどね。
これいいっスね。
あったかいっス。
皆さんもどうスか?
春へと向かうこの時期に、防寒グッズの買い足し!
話題その2、しらかば2in1
前回の記事でも書いたとおり、しらかば2in1を再訪しました。最初に訪問したときは降雪直後のフカフカバーンでたいへん楽しませていただきましたが、まだオープンしていないコースがいくつかありました。ラッツラッツ下部とパラダイスです。
ラッツラッツ下部は普通の急斜面、パラダイスは普通の中斜面でした。ふ、ふくらまねえ……。ちなみに「ラッツラッツ」とは、日本語でいびきの音「ぐうぐう」を意味するドイツ語だそうです。
2in1は20°程度の中斜面が充実していてわりと気に入ったのですが、滑走距離がちょっと中途半端という感じがします。いちばん滑走感を得られるのは山頂(南平ペア四)からヒルトップコース、ラッツラッツ上部、パラダイスコースというコース取りだと思うのですが、これは残念ながら1本のリフトでは回せません。南平クワッド1本分だけだと少し物足りないんですよね。もう一声、という感じ。2in1という名前から察するに、もしかするとかつては独立していたふたつのスキー場が合体した結果のレイアウトなのかもしれません。
話題その3、八ヶ岳エリアのスキー場
しかしきのうの2in1はすいてて驚きました。リフト券売り場が8時半に開き、リフトが8時40分に動き出すのですが、それぞれその時間になっても誰ひとり客が並ばないという。何? あわてて滑ろうとしてるの俺だけ? みたいな。
しかしすいているのはよいことです。このエリアのスキー場にはほかにブランシュたかやまとエコーバレーに行ったのみですが、すいてるし、うちから3時間とかからないし(正味190kmほど)、中央道は関越ほど渋滞しないし、自分ひとりででかけるにはなかなか好条件です。比較対象は上信越道小諸インターからアクセスする湯の丸やアサマです。
雪の量と雪質では湯の丸・アサマに軍配なんだよなあ。今年は雪が多い方なので不自由なく滑れていますが、例年並みだとどうなのか気になるところです。2in1は正月休みでも一部コースがクローズだったし。
話題その4、アイロンを壊した
先日のSAJ級別テスト2級は初号機 Fischer Progressor 7+ というサブ板で受検しました。
なぜメイン機の弐号機 Blizzard G-Force ULTRA SONIC で受けなかったのかというと、弐号機のワクシング作業の最中にアイロンを落として壊したからです。弐号機の滑走面全体にワックスを生塗りして、さてアイロンで……とその時うっかり落としてガチャン。弐号機はそこからワックスを塗ることもはがすこともできず、当然滑走は使えませんと。
私の使っているヴィトラ・デジタルパーフェクトワックスアイロンは温度調節ダイヤルが無防備な場所についており、悪い角度で地面に落下するとダイヤルが陥没して壊れるのです。まったく同じ壊し方をした人のブログをむかしどこかで見たことがありますし、ヴィトラに修理の問い合わせをしたときのヴィトラの対応もどんな壊れ方をしているかすべてお見通しな感じだったので、おそらくこの製品にポピュラーなトラブルなのでしょう。
ヴィトラに製品を直接送付すれば有償修理してくれるということなのでお願いしました。ダイヤルが陥没したほか断線なども起こしていたらしく、鉄板ごと交換されて戻ってきました。修理費は3,000円、送料500円。週末に壊して翌週末には使える状態で手元にありましたから、対応はスピーディーだったと思います。
しかしこのままでは製品の設計的に再発が防げません。また落とせばまた同じ場所が壊れます。周辺に何か突起のようなものを取り付けて脆弱な構造のダイヤルをプロテクトしてやる必要がありそうです。まだ特に良いアイデアはありませんが。
話題その5、ラックを買った
どうせなのでつまんない話題はどんどん放出します。
私のワクシング作業場は玄関の軒先なのですが、道具を持ち替えるたびに道具の置き場所に苦労していました。コーナン(地元のホームセンター)で買った小さなラックでお悩み解決です。お悩み解決したのはいいですが滑るのに忙しくて板をメンテする時間がない。メンテするために滑りに行くのを休むなんて本末転倒ですからねえ……。
2in1は景色がきれいですね。
富士山が見えないのが残念ですが。
2in1の硬いコブ斜面には手も足も出ませんが、
マスターゲレンデの半分が今年は非圧雪になってるでしょう。
そこの緩斜面に皆で振り幅の大きめのバンクコブを作った時は楽しかったです。
あそうだ、昔は2つのスキー場だったそうです。
>夏蜜柑さん
ああやはりふたつだったので……ていうかもしかすると以前に夏蜜柑さんからコメントで教わったことだったかもしれない……(歳)。
あのエリア、晴天率が高いというのは本当のようですね。行くたびに素晴らしいパノラマを眺めている気がします。そのぶん、ショリンショリンの日が多いということでもあると思いますが……。
マスターゲレンデというのは、一番奥のほうですね? あのあたりには近づきませんでした。お隣のソフトポールもおとといは立ってなかったし……。
あっ、タイムチャレンジャーくぐるの忘れた!
>gyochanさん
私もつい最近知ったので、前には言ってないと思うので大丈夫です。(笑)
ソフトポールバーン上部の山頂からのオフピステの林は30年くらい前には木が無かったそうです。
林を生やしっぱなし。(さむっ)
>夏蜜柑さん
「夏蜜柑の知恵袋」、ありがとうございます! まるで2in1生き字引ですね(笑)!
そういえばあのあたり、山肌に樹木が全然ないところがところどころありますね、車山のほうに登っていくところとかも……。めずらしい植生なんでしょうかね。
あっしまった、渾身のダジャレをスルーしてしまった。