2012年12月08日

板にありがとう

間もなくシーズンインです。私は来週末から雪山に出動の予定。

プレシーズンのあいだ狭山で足慣らしにつきあってくれた初号機(Fischer Progressor 7+)を、ねぎらいの気持ちをこめてメンテナンスしました。

よく目を立てたスクレイパーで空削りをするとワサワサと黒いカス(汚れのついた古いワックス)が出てきます。入念にブラッシングして、ホットワックスでクリーニング。溶けだした汚れを吸って白いペーパーがみるみる変色していきます。最後にベースとしてガリウム紫を一発入れて仕上げました。

やっぱり狭山は板が汚れます。狭山で滑ったのは6回、それぞれ3時間ほど。所沢とは言え、首都圏の空気が汚いからかな。それとも、造雪に使っている水(地下水?)がそもそも汚いのかな。

初号機は軽くてやわらかく、素直にズレてくれるやさしい板。毎年プレシーズンの足慣らしに欠かせない相棒になっていますが、シーズンインとともにいったん役割を終えます。次に出動するのは春スキー。今年の春はコブにも入ってみたいと思っているので、まだまだ活躍してもらいまっせ! でもひとまず、ありがとう。

せめてひとなみに。-before after

劇的? before After

上がメンテ前、下がメンテ後。写真ではいまいちよくわかりませんが、肉眼で見ると色ツヤがまるで違うんですよ。ずっとメンテ後の状態をたもてればよいのですが、シーズン中は滑るほうに忙しくてなかなかメンテナンスに手をかけられません。せめてシーズン前後には丁寧に面倒を見てやらねば、です。

さて、もう一組、プレチューンに出していた参号機(K2 Iron Maiden)も私の手元に戻ってまいりました。こちらはあわただしくベース作りに突入です。滑走面に黄色のパートが多くて勝手が違いますね。ワックスの状態がよくわかりません。

せめてひとなみに。-K2 Iron Maiden

K2 Iron Maiden は滑走面も派手

とは言え参号機はツインチップの遊び板。くだけた気分で滑る用なので、まなじり吊り上げて滑走性能を求めることもなかろう、という位置づけです。それでもガリウム白、紫、青をそれぞれ2発ずつくらいは入れておいてあげましょう。本日は紫まで入れてタイムアップ。

参号機がどんな滑りを体験させてくれるのか、今から楽しみでしかたありません。いつシェイクダウンにしようかな……。

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posted by Gyochan at 20:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー
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