ですとか。
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ですとか。
身体や自転車やバイクにくくりつけて撮りながらスポーツができてしまうほど小さくて軽く、当事者目線の躍動感ある動画を撮影できてしまうビデオカメラです。
長く GoPro の独占状態だったこの分野にいよいよ日本メーカーも参入してきて面白くなってきました。2013年はウェアラブルカメラ元年になるかもしれません。
私も普通のハンディカムは持っていてゲレンデにも何度か持ち出しているのですが、撮ったり撮られたりそれを観たりするのは実に楽しいですね。まじめな方々はフォームの研究などに使われているようですが、単純に遊びとしても楽しいし、撮影した映像は思い出にもなるし。
ただやはり通常サイズのハンディカムとなると手持ちで滑りながらの撮影はおっかなく、どうしてもカメラマンひとりが皆さんを定点撮影、ということになります。それだとねー、もうホント、撮った画を見ててもまるで反省会のようにしかならんのですよね。それにゲレンデは広いですから、定点だと人間がまともな大きさで映るのはほんの一瞬ですしね。
小さなカメラをヘルメットにくくりつけて追いかけながら撮る! または、追いかけられながら撮る! 楽しそうじゃないですかぁ〜。
カメラを追いかけながら滑るのも楽しいでしょうし、追いかけてくる人がうまく映るように考えながら滑るのもまた楽しそうです。
カメラを後ろ向きにヘルメットに装着して追いかけてくる人を撮影する場合、カメラマンがあんまりあっちこっちターンしながら滑ったのではきっと被写体がすぐにフレームアウトしてしまうでしょう。直滑降気味に滑るか、ターンするにしても常に頭は谷に向けて斜面に対して垂直をたもつような滑り(トラディショナルな外向傾の滑りがちょうどよさそうです)をする必要がありそうですね。
あるいは、ストックの先にくくりつけて足元からアオリで撮る、頭上から俯瞰で撮る、なんてのも痛快かもしれません。
まあ、第三者の鑑賞にも耐えうる映像を撮ろうと思ったらさまざまなノウハウが必要になってくるだろうとは思います。そういうのもね、あーでもないこーでもないと、仲間たちと盛り上がりながら考えるのもまた楽しいでしょう。
ここまでで「楽しそう」「楽しい」を何回書いたかわかりませんね。
「楽しいこと探しが楽しい」これなのですよ。これに尽きます。
ところでネットで情報を集めておりますと、この種のカメラを総称して「アクションカメラ」と呼んでいる記事がとても多いですね。私はどうかと思いますよ、「アクションカメラ」は……。80年代に思春期を過ごしたおっさんならばわかってもらえると思いますが。なにかこの、非常にいかがわしい用途に使うカメラのようで。