2012年10月26日

回転ブラシの威力とは。

向寒の候、スキースノボ愛好家諸兄におかれましては、シーズンインに備えて日夜ワクシングに励まれていることと思います。

わたくしも人並みにホットワックスなどをいたしますけれど、実を申しますと、以前はこの作業があまり好きではありませんでした。しんどくて。

何がしんどいって、ブラッシングがしんどい。

力仕事な上にやめどころがわからないんですよね。ブラッシングは「カスが出なくなるまで」というのがセオリーらしいのですが、いつまでやっても多少はカスが出続ける。前段のスクレイピングはスクレイパーの目を立てて念入りにやっておるのですが(スクレイピング作業は好きだし)。

板一枚分でも汗をかいてしまう力仕事、一組(2枚)ならまだ辛抱できますが、4枚、6枚となるとさすがにつらいし時間が惜しい。ちゅうわけで、昨年、板が増えたタイミングで回転ブラシを導入しました。

せめてひとなみに。-電動ブラシ

ガリウムのロトブラシ(ナイロン)+ハンドル+リョービCDD-1020

これね、ワクシングが好きな人は絶対導入したほうがいいです。それから、ワクシングがキライな人も絶対導入したほうがいいです。

もンのすごくはかどります。効率的なんてもんじゃない。「俺のあの汗はなんだったんだ」と思うくらいラクだし早いです。

入念にスクレイピングした板でも、高速回転するブラシが「チュン!」と一瞬板に触れただけで「ぱぁっ……」と白い粉(ワックスのカス)が舞います。そのままブラシを当てれば、一か月洗わなかった髪のフケのようにどばどばカスが出てきます。いや、一か月間髪を洗わなかった経験はないですけれども。そういう頭がもしあったらきっとそんなだろうなーっていう。第一そもそも私の頭には髪(略)。

そして、つやつやに仕上がります。そりゃもう、滑走面に自分の顔が映るんじゃないかと思うくらい。そんなわけはないですが、「スキー板って磨けばここまで光るものだったんだ……」と思うことは間違いありません。いつまでもうっとり眺めていたいような輝きを放ちます。マジでマジで。

気になる効果ですが、級なしの私でさえわかるほど素晴らしく滑ります。つるつるです。もっとも私の場合、回転ブラシの導入と同じタイミングで使うワックスを変えたりもしているのでどこからどこまでが回転ブラシの効果なのかはわかりませんが。

直接的な効果よりも、「回転ブラシがあることで心理的ハードルが下がり、前よりも入念かつ頻繁にワックスをかけるようになる」という副次的な効果のほうが大きいでしょう。マメに手入れするようになった結果として板がよく滑る、というわけです。ラクな上に効率的なのでワクシングがまったく苦でなくなる。ワクシングに対してとても前向きになれる。かけなきゃ損、と思う。なんだかインチキくさい論法ですが、でも私の場合はこれがよく当てはまっています。

問題はお値段なんですよね。

どう見ても数百円の品物に1万円近い値がつけられています。あくどいとまでは言いませんけれども、勝ち負けがかかっている人たちの足元を見た値付けですね。数がハケる品物ではないので多少割高になるのは仕方ないにしても、さすがに数千円ってこたーないと思います。電動ドリルが家にない人の場合はそれもプラスですから、2万円近い出費になってしまう。

作業の省力化と滑走性の向上にどれだけ価値を見いだせるか、コストをかけられるかですね。ちなみに、初級者に毛が生えた程度の脚前、ワックスにもたいしたこだわりのない私ですが、これはつくづく買ってよかったと思いました。

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posted by Gyochan at 21:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー
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