2012年09月13日

ロードレース観戦ライド〜その3

シリーズ化するとPVが少し伸びることに最近気づきました。新しい記事に引っ張られてシリーズの過去記事も読まれるようです。いや、アクセス数を特に気にしてるわけではありませんが。傾向として。

さてレースも終わり、あとは帰るだけです。クライマーの方なら「上川乗まで来たのに、山に登らないで帰るの?」、と驚かれるかもしれませんが帰ります。もともと上川乗から先は終日全面通行止めだと聞いていたからそれを前提としたペースで走ってきたし、最後の最後(上川乗からの1km)でギア選択を誤って脚はもう乳酸でいっぱいだったし。

いっしょにレース観戦したBMCのお兄さんはまた登るようなので挨拶して私は下山コースへ。戸倉のセブンイレブンまで下って一休み。水とポカリを補給し、ミニ羊羹をひとつ食い、「あ、塩分とらなきゃ」とトマトジュースを一本ぐい飲み。ここでもう少し知恵が働けば、あとであれほど苦しむこともなかったに……。

武蔵五日市からの睦橋通りは向かい風でくたびれてしまい、全身を倦怠感が襲い始めました。睦橋から多摩サイに降りたところの公園でもう一休みしますが、ここは日陰がなくて困った。多摩サイもやや向かい風で脚がちっとも回らない

ああなんかもう、バテた。俺。脚にも上半身にも全然力が入らない

自宅までひとっ走りのところまで来てるけど、ちょっとあれだ、もう一回だけ休もう。多摩大橋の陰に自転車を投げ出し、その場に横になってしまいました。さっき休んだ睦橋からまだ5〜6kmほどしか進んでいません。そして私はそのままヘルメットを枕にコトンと眠りに落ちてしまいました

寝心地の悪い護岸ブロックの上で20分ほど寝ていたでしょうか、「ちゃんと布団に入って寝たい……」と思ってもう一度走り出すことに。結構ぐっすり寝たはずなのにまったく体力が回復していません。これっぽっちも、です。

5kmほど走って石田大橋(日野バイパス)の陰でさらにもうひと休みもはや5kmずつしか走れなくなっています。府中四谷橋から自宅まで、大栗川沿いの地元5kmが遠かったこと。最後にうちに帰り着いたときには、自転車を降りても右のビンディングがはずせない、苦労してはずしても今度は足がふらつく、そんな有様でした。

これね。ハンガーノックとみて間違いないでしょう。

自宅〜上川乗の往復約90kmの走行で2000kcal以上消費していると思うのですが、しかしその間、カロリーを含む補給と言えばポカリ500mlを2本ミニ羊羹2本、それにトマトジュース190mlが1本。それだけ。出る前にわりとしっかりした朝飯を食べていますが、それを含めてもこの日は全部で1200kcalくらいしか摂っていません。まるで足りないです。食事まるまる1回分以上足りません。

帰りの檜原街道〜睦橋通りは下り基調なのでエネルギー切れにはまったく気づきませんでしたが、おそらく多摩サイに降りるまでにエネルギーはすっかり枯渇してしまっていたのでしょう。しかも、脚が回らない・全身がだるいというわかりやすい症状を呈していながら、自分がハンガーノックであることにちっとも気づいていませんでした。脳みそにも十分な養分が供給されず判断力がアレだったわけです。

ううむ。この夏は、先日の道志みちと今回の檜原を通じて、わりときっちり課題をつきつけられてしまったかたちだ。

結論。何がヘタかって、俺は補給もヘタ

ロードレース観戦ライド〜その1
ロードレース観戦ライド〜その2
ロードレース観戦ライド〜その3

posted by Gyochan at 21:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車
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