毎度。
こないだ 大磯で落車した話 をちょろっと書きましたが、本日地元の病院で抜糸してきました。平塚で縫ってもらったときに何針縫われたか聞きそびれたんで、抜糸がてら数えてもらいましたよ。
そしたら頬が8針、顎が4針の計12針でした。こう書くとなんだかスゲー傷のようですが、実際はそんなでもありません。顔の傷の縫合は、痕が残らないように細かく縫うんだそうです。
もう通院の必要はなく、自然治癒を待つばかりです。同時に負ったすり傷や打ち身もほぼ治っています。ご心配をおかけしてすみませんでした。
さて、このケガの報いとして現在ロードバイク自粛中ですが、メシは自転車に乗っているときと変わらず食っているので、このままですときっと当然のことながら太ります。そこで、ジョギングというやつをしてみました。
わたくしランニングというやつがとにかく大ッ嫌いでございまして。嫌いだし、それに、苦手。小中高を通して体育のマラソンはクラスでビリから3位に必ず入っていました。あんなに苦しくてつらい、なのに遅い。好きになれるはずがありません。もうわたくしのこの持久力のなさというのは、つまり体質なのではないかと。そのように思っておったのでございます。
去年(ロードバイクにハマる前)も、運動不足を解消せむとわざわざ新しくランニングシューズを買って走ってみたりもしたんです。
そしたら、案の定なんですけど、500m 走れないんですよね。
200m ずつ走って歩いてを繰り返して、1.5km くらいで「もうだめ」と休憩したりして。
そこから先に進む気力が起きずまた 200m ずつ走って歩いて家に帰る、とかそんなことを2、3回しましたかね。結局それっきりでしたね。
回想ここまで。
あの頃に比べれば自転車にかなり乗っているし体重も減っているし、去年に比べれば多少は走れるだろう、と予想はしていました。最初の 1km くらいは歩かないで走れるかも、と。
ところがです。
5km 歩かず走れちゃいました。
45分くらいかかりましたからジョギングとしてもかなりスローペースですが、それでも走れた。自分でもかなりびっくりしました。40年間の人生を通して 5km 走れたのって初ですよ。
去年は心肺が先にネを上げていましたが、今は逆で、心肺にはまだ余裕があるのに脚がいっぱい。もっとも、ロードバイクでは自転車で走るのに使う筋肉しか鍛えられていないし、それ以外の筋肉はむしろ前より落ちてしまっていますから、脚が続かないのは、まあ当然です。
驚きなのは心肺能力の向上です。ちょっと息がはずんでいても、信号で止まったりちょっと下り坂があるだけですっと呼吸が落ち着く。いつまでたってもあの例の胸が痛苦しくなる感じにならない。というか、心拍が上がりすぎてゼエゼエになってしまわない程度にペースを抑えて走るという芸当ができている。
さすがに 5km をいいペースで走るには脚力が全然足りませんな。ごくゆっくり走っただけなのに最後には太ももの筋肉がミシミシ言ってましたからね。今後も折を見て走るとしましょう。
ただし、以前ほどつらくなかったことに驚きはしましたが、ランニングが楽しかったわけではありません。
やはり有酸素運動は自転車が最高です。