毎度。
昼休み、女子社員たちがお弁当を食べながら今日もダイエット話に花を咲かせています。
耳ダンボで聞いてるわけではないですが、よくあるダイエット法、雑誌のダイエット記事、エステ店、そんな話。「これを巻いとくと、寝てる間に成長ホルモンが出て、加圧トレーニングと同じなんだって!」「えーすごーい」「すごーい」
もっとも彼女たちの場合、どこまで本気でダイエットをする意欲があるかは疑問で、むしろダイエットの話題でおしゃべりをするのが楽しい、というのが事の本質だと思うので、心の中で微笑みながら聞き流しておればよいですね。
ですがもし本気で減量を志しているのであれば、私から申し上げられることはきわめてシンプルです。
粗食に徹し、有酸素運動をせよ
これだけです。私の体重はこれだけで半年足らずの期間で 10kg 以上減り、いまだに減り続けています。
ひとつめの粗食に徹する、これは私の場合はラクでした。
もともと間食をする習慣がなくて、スナック菓子や甘いものとはまったく無縁。よく食っていたのは夕食だけ。以前は毎晩ご飯2膳、満腹するまで食べていたのを「ご飯は軽めで一杯まで」「腹八分目」に改めただけです。あ、あとマヨネーズ大好きだったけど低オイルドレッシングを使うようになったかな。
朝・昼はしっかり食べます。仕事をする集中力に影響しますから(メシを抜くと仕事にミスが増えることは経験的にわかっていました)。それに、空腹に耐えつつ仕事をするのは気分的にもしんどいですよね、イライラしますし。夜ならお腹がすいても寝てしまえばいいので気分的な問題は発生しません。
ふたつめの有酸素運動、これも私は自転車に出会えてラッキーでした。
今では痩せるために乗っているなんて意識は毛頭なくて、楽しいから走りたくてしかたない、するとどんどん肉体が引き締まってくるし走力が伸びてくる、走るのがもっと楽しくなる、という好循環のただ中にいます。こうなっちゃうともう、体重は勝手に減っていく感じになります。
つまりハマれる有酸素運動系のスポーツを見つける、というのがいちばんですね。もっとも、手軽な有酸素運動系のスポーツで自転車のほかにパッと思いつくのはジョギングと水泳くらいなものですが。
そして、粗食と有酸素運動、このふたつに共通して言えるのは、「それを永く続けられるか。極端な話、一生続けられるか」ということ。
ダイエットの目的が単に「一時的に変身願望を充足させたいだけ」であるならば、アボガドダイエットでもかんぴょうダイエットでも好きな単品ダイエットを好きな期間やればいいでしょう。
ですが、やせた体型、体重を自分の標準形として末永く維持していきたいと思うのであれば、上に書いたふたつのこと、粗食と有酸素運動はずっと続けていく必要があります。粗食と有酸素運動で手に入れた肉体は、粗食と有酸素運動でしか維持できないのです。
裏を返せば、だから食餌制限はごく軽いものにすべきだし、運動も趣味として楽しく続けられるようなものでなければならないのですよ。この日からこの日までガマンすればいいですよという「ダイエット期間」などというものは存在せず、あるのは「ある日を境に生活スタイルを恒久的に変更すること」なのです。そういう意味では、ダイエットは禁煙と似ています。
実践者の言葉は重いですな!
僕の場合粗食は限界があります。
何せ飽食家で呑兵衛ですから。
ここに運動嫌いなら目も当てられないけど、これは好き。だから運動量を増やしたいのだが如何せん仕事と家族サービスが…
でも80kg以下にしたいので運動量を増やそうかな?
>つっちーさん
毎度!
楽しく、やれる範囲で、できることから、だね。
食事メニューや運動内容を工夫することよりも、「いかに楽しくできるか」「いかにモチベーションを高く維持するか」に心を砕くほうが、いい結果が出る気がします。
周りから「やせましたね!」って言われ始めると、ぐんとモチベーションが上がるよ。