毎度。
わたくしがメタボ健診による特定保健指導を鋭意継続中の40歳です。
ついにきんどーちゃんと同じ年齢になってしまったんだなあ……。
4月中ごろにメタボ予備軍宣告を受けてから今日まで、指導に従って毎日体重を計測し記録を続けております。百数十日分のデータがすでに蓄積されておるわけで、これだけ母数がそろえばそろそろ何か統計的な考察ができるのではないかと考えました。
これが日別グラフ。赤のジグザグが計測して記録した日々の体重です。最初のうちは「めんどくせえや!」と計測を何日もサボっており、その様子がテキトーな軌跡からも見て取れます。また、ウソを入力したりしていたかもしれません。
規則正しく、決められた時間に毎日計測するようになったのは6月の半ば頃からで、まじめに楽しく規則的に自転車に乗るようになった頃と一致します。そのあたりからはジグザグしながらコンスタントに体重が落ちているのがわかります。
ちなみに青い水平ラインは管理栄養士さんと最初に相談して決めた半年後の目標値なのですが、6月下旬、つまり2ヶ月で達成してしまってます。
さて、このグラフからは「細かく上下しつつ全体としては確かに減少している」、くらいの大雑把な傾向しか読み取れません。しかし、元データのほうを走行記録とつきあわせて細かく見ていくと「自転車に乗った日は減り、自転車に乗らなかった日は微増する」という、かなりはっきりした傾向が確認できました。
私が自転車に乗るのは主に土日なので、増えているのは平日です。平日もご飯のおかわりをガマンするなどの摂生はしているのですが、その程度の制限ではそれ単独で体重を減らすことはできないようですね。全体として体重が減っていっているのは、平日増えた分を帳消しにする以上に土日の自転車で減らしているからということになります。したがって、今の食生活のままで自転車に乗るのをやめるとまた太る、ということがわかります。
次に、細かいジグザグを均等にならしてみます。体重の週平均をグラフにしてみました。
こうなることはまったく予想していませんでしたが、かなり直線的なグラフになりました。毎週毎週、正確に400g弱ずつ体重が落ちています。2011/7/31 の週にガクンと落ちていますが、この週は夏休みをとって大洗でロングライドした週で、前後の週より100km余分に走っています。
走行記録と体重変化を突き合わせると私の場合おおむね 100km 走るにつき 1kg 減っている勘定になるのですが、上記の夏休み部分も 100km 余分に走って 1kg 余分に減っており、ちょうど符号しています。肉体ってわりと単純な仕組みなんじゃないかと思えてきます。
週 400g 弱の減量ペースは現在も継続していて、ペースが鈍る兆候はまだありません。これはたいへん希望が持てる結果です。今のところたいして苦痛もなく、むしろ楽しく減量できていますが、常に心の底のほうにいつ減りが止まるかというおびえがあります。そうした懸念をこのグラフはひとまず払拭してくれた気がします。まだ減るらしいぞ、と。
なお、100km 走って 1kg 減るというのは、私の体格や体質、日ごろの摂生の度合いなどすべてを総合した結果の数字であって、誰でも自転車で 100km 走れば 1kg 減るということにはなりませんので注意してください。
ダイエットに挑戦中のみなさん、長期的にデータを取ってそのデータを自分なりにいじくり回してみると、何か役に立つ指標が見つかるかもしれませんよ。おためしあれ。