2016年03月02日

ポコンポコンスカッポコンスカッポコンポコン

コンビニめしって、むかしは「24時間いつでも食えることをありがたく思え」くらいな位置づけで味については言うな聞くなってムードでしたが、近ごろはおいしいですね。

私の最近の個人的なヒット商品はファミマの「熟成ロースカツサンド」。はさまってるカツが立派でうまい。じゅうぶん一食分になるので、最近は早朝スキー場に向かうクルマの中でぱくついて朝食にしています。ただし値段も400円とかなり立派。

毎度。俺です。

さて、先々週末は菅平パインビークで某社スキー部のキャンプに参加していました。

某社スキー部はふだんはかたしな高原スキー場で元WCレーサー佐藤翔氏が開催しているSOARというキャンプにお世話になることが多いのですが、自主興行もあります。「ポール未経験者でも安心な基礎トレーニング」がテーマのこのプライベートキャンプ、参加させてもらうのは三回目です([一回目の記事] [二回目の記事])。

このキャンプ、もともとはコーチ役のかいぞー氏がスラローム大好きなのでスラ寄りの練習メニューだったのですが、最近かいぞー氏のGS指向が漸増しつつあり、そのせいか今回のキャンプも「スラ板でGSっぽく滑る練習」という風合いのものになりました。メニューもメソッドもコーチのマイブームに引っ張られるキャンプなのです。

フリーで原則を確認した後、ポール専用バーンにネトロン(やわらかいショートポール。詳しくはこちら)で等間隔・規則的なセットを張り、規制滑走に慣れます。インターバルは初日が15m、二日目は18m。

15m間隔はキレに乗って行く時間がなくてあわただしいコントロールを強いられましたが、「これじゃスラっぽいGSじゃなくてただのスラだ」とメンバーからのクレームが出て翌日変更された18mのセットは急斜面でも攻めてポールに寄っていくことができました。

おととしはラインを度外視して故意に当てに行ってもネトロンに1、2回ひざを当てるのがやっとだったのが、いつの間にか普通に滑っても連続で脚が当たるようになっていました。たまにはずしますが、半々以上の確率でひざにヒットしました。

もっとも、当たるとうれしいのでついつい「当たらない体勢からも当てに行くための意味のない動き」が入ってきてしまい、結果フォームが崩れるというアホな滑りもしていました。具体的には、スタンスを広げすぎたり、グリップに見合わない内ひざの内傾をとろうとしたりといった動きですね。

ともあれ、ちょうどいいインターバルとネトロンのおかげで「障害物をたくみにすり抜ける楽しさ」という、スラローム競技のもつ原初的なゲーム性をぞんぶんに味わうことができて、終始楽しく集中して滑ることができました。こればっかりやっていたい(笑)。

posted by Gyochan at 22:56 | Comment(4) | スキー