2015年07月08日

五合目の君

ツール・ド・フランスが始まりましたね。

プロサイクルロードレースは大好きですが全部を追いかけている時間がないので、私はこの時期のツールだけをしっかり観ることにしています。7月は高校野球の県予選も重なるのでたいへんです。

応援したいと思う特定のチームや選手がまだ見つからず、今のところぼんやり見ているだけです。何かに肩入れして観戦したほうがぜったい楽しいんですが、まあ、観ているうちに見つかるでしょう……。

と思っていたら、画面の隅に見おぼえのあるクルマが。

PIC449743554.jpg

このクルマは……

アウトランダーじゃん!

ランプレメリダ、三菱車をチームカーに選ぶとは実にいいセンスをしている! 今年は応援させてもらいましょう!

毎度。俺です。

先日、リシャール・ヴィランクの1/3ほどのスピードで富士スバルラインに登ってきたお話を書きましたが、ゴールしたところまでで終わっていましたね。

前の週に事前検分でクルマで登ったときは時間が早かったからか(五合目到着8:00前)閑散としていたのですが、今回は天気の良いお昼前の到着。渋滞が起こるほどの台数の観光バスでにぎわっていました。

その観光バスが連れてきているのは、PRC系観光客のみなさん。

小隊規模の彼らは繁華街やスキー場でもよく見かけますが、一個大隊規模の彼らを見たのは初めてでした。

いやーすごいですね。なにがどうすごかったか、そしてそれを見て私がどう感じたかを具体的に書き始めるとこのブログの品位を落としかねない表現が並びそうなので割愛します。察して下さい。あと、「品位が落ちる余地はもうない」というツッコミはご遠慮ください。

そんなことを書きたいのではなかった。

五合目には、大量の異文化民に混じってごく少数ながら日本人の姿もちらほらありました。マイカーで来ている客は日本人でしょうし(だいたい当惑の表情を浮かべていましたが)、自転車で登ってきているライダーもそうでしょう。

そんなライダーのひとりに私の目は釘付けになりました。小柄なポニーテールの若い女性ライダーがビアンキのロードバイクを手で押しながら手持ち無沙汰に歩いていたのですが、この子が、もう、すげーかわいくてですね。

えっ、こんなかわいらしい子がスバルライン登ってきたの? クルマでここまで来たとかじゃなくて?

うろうろしたりキョロキョロしたり、ときたま交通整理のスタッフに何かをたずねたりしています。どうもひとりで来ているようです。

やがて明らかに手持ち無沙汰なようすで広場の中央に立ち止まったので、私はマイマシンの写真を撮るふうを装ってそっと近づき、思い切って声をかけてみました。

「今日は天気がよくてよかったですね!」

すると笑顔で

「ハイ……やっと走れました♪」

うーん声もかわいい。

しかし待てよ。

梅雨の晴れ間、待ちに待った晴天の日に選んだサイクリングの場所がスバルライン。それもひとりで。しかも1,400mを登ってきたというのに髪はサラサラで汗をかいたふうもなく、表情にも疲れが見えません。俺はふらふらなんですけど。

ふわあ、この子かわいい上にガチだ

そう思っただけで気後れしてしまい、それ以上は会話を続けられませんでした。どこから来たのとかスバルラインよく登るのととかほかどこ走ってるのとか、世間話なんかいくらでもできただろうに俺のバカバカ!

Kともつねづね

「きつめのサイクリングでもいっしょに走ってくれる(若い)女子のチャリ仲間ほしいよなー」

と話していたのですが(注:Kは妻帯者です)、もしかしたら私は千載一遇のチャンスを逃したかもしれません。もちろんチャンスでもなんでもなかった可能性も大きいですが。

あの子、もう一回会いたいなあ。

posted by Gyochan at 20:00 | Comment(6) | 自転車

スバルライン登ったった

CAAD12が発表になりましたね。フレームセット165,000円税抜だそうです。フレームだけの単純リプレイスとしても、組み上げはショップに頼むし(工賃およそ3万円前後)、シートチューブ径が変わってピラーだけは買い直しなので、総額20万円は軽くオーバーしますな。

八王子なら家が建つ金額です。やっぱりもうしばらくCAAD7に乗ります。ダブルスコア(CAAD14)くらいまで待ちましょうか……。

毎度。俺です。

そんなわけで、富士スバルラインに登ってきました。

どんなわけか。

ヒルクライム大嫌いな私ですが、去年はヤビツ峠都民の森にも登ったし、富士スカイラインも半分だけですがふらふらになりつつ登りました。今年もすでに碓氷峠清里ラインだと、なんだかんだ言ってまあまあ坂道を登っています。

これらの経験から、だいたい自分のクライム力もぼんやりわかってきました。人並み以下には間違いないが、ほとほと救いがたい遅さというわけでもない。といったところでしょう。

ヤビツTTがちょうど1時間くらいなので、高校野球の県大会で言えば「1回戦負けは確実だが、コールド負けまではしないかも」というレベルでしょうたぶん。うん、むしろわかりにくい。

そして、自分なりのヒルクライムのコツもだんだんつかめてきました。当たり前に「イーブンペースに徹すること」なんですけど、最近ガーミンを手に入れたことでこのイーブンペースとやらを定量的に把握できるようになったのがでかいです。碓氷峠の回でも書きましたが「心拍150台がちょうどよい。160はたまに超えてもいいけど170は超えちゃダメ」というマイルールを設定することができました。

おかげで、ヒルクライムが嫌いなのは相変わらずですが少なくとも怖くはなくなりました。ひたすら10%以上みたいなひどい峠に登った経験はありませんが、いわゆるふつうの峠であれば自分でもだいたい登れそうだ、という自信がついた。

ならばそろそろスバルラインに挑戦してもいいかなと。山梨県八王子市に住む者として地元の山くらいは登っておかないとね。

前置きがやたら長くなってますね。まあよいのです。書きたいように書きます。

職場で受けさせられる健康診断が近づいていたこともあって(健診までに絞れるモノは絞っておきたいですヨネ)、いよいよ今年こそスバルラインに登らむと友達に声をかけたりしてタイミングをうかがっておったのですが、狙っていたFHCの翌週は悪天候のためクルマで下見をするだけにとどまり。

FHC翌週を狙ったのは、前だと出走選手たち(速い)が下見にいっぱい来てるだろーなーそれはやだなーやだなーと思ったからです。

結局、また悪友Kと「明日の天気いけそうじゃん?」といういつものドタンバプランニングが発動。急遽6/28に登攀が決定しました。この時点ですでに健康診断は終わっており無理して登る理由は特になかったのですが、気持ちが盛り上がっている今しかチャンスはないだろうなと。それに、7月に入って富士山が山開きするとふもとの駐車場もスバルラインも五合目も混雑しそうですし。

さて、スバルラインはFHCなどで計測ポイントがスタンダード化していることもあり、自分の走力のいい指標になります。上述のとおり私はヤビツが1時間くらいなので、スバルラインは2時間くらいというところでしょう(スバルラインはヤビツのおおむね倍と言われています)。よし。目標2時間ね。

7:00に北麓駐車場集合だったのですが、突然「おれやっぱ御殿場から登るわ」という謎のチャレンジを宣言したKの到着が遅れに遅れ、8:30の出走になってしまいました。お天気は上々、というか暑くなりそう。

計測ポイントは富士スバルライン有料道路の料金所からなのですが、料金所までの距離と勾配を甘く見ていました。ウォーミングアップもなにもしていないのに出だしから少しはりきってしまい(競争馬で言うイレコミ?)、料金所手前の3kmほどの登りで早くも心拍数は160台の天井にはりつき、腿にはうっすら乳酸がたまった感じに。

やばいよこれはやばいですよ……。

計時スタート地点の料金所脇のトイレでいったんオシッコをして気を鎮め、「落ち着け……落ち着くんだ……」と自分に言い聞かせながらまずは時計をチェック。8時55分。そーっとスタートして登り始めますが心拍はやっぱり簡単に168rpmくらいまで上がってしまいます。

あー失敗だー

スタートからいきなりやってもうたー

2時間切りが目標だなんてはりきるんじゃなかったー

ここから先は苦行でした。つまりコースほぼ全域にわたって苦行でした。距離は24kmなので時速12kmさえキープできれば目標の2時間は達成可能なのですが、だめです。僕には……僕にはその12km/hがつらい……サイコンに目を落とすと11.5km/h……。

終盤に平坦区間があることは知っていましたが、そこまでは基本的に登りっぱなしで脚を休めることができません。コース上で唯一勾配がない場所、すなわちたまに現れる駐車場に走り込んでは一瞬だけ息をつく、ということを駐車場のたびにやりました。ぜえぜえ。

あかん時はなんもかもあかんですね。

私は去年あたりから腰をキュッと前に入れて背筋を伸ばしたフォーム(いわゆるおじぎ乗りに近いスタイル)に変更していたのですが、料金所前すでにそのフォームを忘れてしまっていました。すると何が起こったかというと、腿前の筋肉を酷使してしまいスタート早々に脚が終わる、猫背で乗っていたため中盤早くも腰が終わる、腰が終わったため体重を支えられず肩が終わる、という痛みの連鎖。さらに、持病(?)の左足拇指球の痛みもこれに加わって全身を痛みに苛まれながらのヒルクライムになってしまいました。

「ホントはもっと楽に速く登れるのに……」

100mごとに現れるキロポストと時計をちらちら見比べては残り時間を計算しながら走っていましたが、だいぶ早い段階で2時間切りは無理とわかりました。

ごほうび区間のはずの平坦区間でも向かい風にはばまれてスピードが出ず、ゴール直前では大量の観光バスが渋滞を起こしていて進めなくなってしまいました。

そういえば、スタート地点は料金所と知っていましたがゴール地点知らなかったわ。どこまで計ればいいんだろ。五合目のちょっと広々したところに「G」と書いた立て札が立っていたので(立ててあるから立て札って言うんですけど)これがゴールってことでいいや、と時計を見ましたらば、11時02分。スタート時刻が8時55分でしたので、

2時間7分

が、公式リザルトでございます。

不満ッ! これぜったい2時間切れた。と思う。たぶん。

足着きせずに五合目にゴールしたといううれしさや達成感よりも、イマイチだったタイムとかあちこち痛くてちっとも気持ちよく登れなかった(=楽しくなかった)こととかの不本意気分のほうが大きくて、五合目に着いても「ヤッタゼー!」みたいな感じになりませんでした。

もっとも、2時間7分だろうが1時間59分だろうが平凡なタイムであることに変わりはありません。Mt.富士ヒルクライムの大会リザルトを見ますと、2時間ちょうどでは上位3/4に入れませんし、今回の2時間7分は上位8割にも入れぬ凡タイムです。

スバルライン、いつか再挑戦する。

すぐはイヤだけど。

posted by Gyochan at 00:52 | Comment(2) | 自転車

2015年07月04日

清里でぇと

また更新を長期間滞らせてしまいました。

このブログへのアクセス数はコンスタントに50件/日ほど(平日・トップページのみ・PC+スマホ)ですので、更新が滞っていた期間を約2週間としてノベにしておおよそ700がっかりを発生させてしまった計算になります。罪ほろぼしに、今回は少し長めに書きましょう……。

毎度。俺です。

こないだ軽井沢でサイクリングした悪友Kと、6/14(日)に清里に行ってきました。ブリリアントな高原リゾート地です。軽井沢といい清里といい、恋人どうしとしか思えないコース選定なのですが、Kとは誓ってそのような関係ではありません。

出発地の韮崎インターで降りると、風景になんだか見覚えがありました。あー前に一度クルマで来ていますね。そうだ、スポーツランドやまなしというミニサーキットで遊んだことがある

Kとのサイクリングではいつものことなのですが、この日のコースも前日の晩にあわただしく決まりました。金曜の夕方になってわりとムチャなコースを引いてくるので「それやだ」「それ却下」などと繰り返し引き直しをさせつつ、韮崎から清里までの「清里ライン」(国道141号線)約30kmをじわじわと登るコースに決定。

韮崎に7:00に集合。駅前の駐車場にパーク。パトカーの待機所にもなっていたので隣に駐めました。これで車上荒らしに遭ったら笑う。部活なのか練習試合なのか、弓道着だったりジャージだったりと色々な運動部の高校生たちが韮崎駅の改札口に吸い込まれていきます。部活動に熱心な若者がいる町は、なんだか無条件でいい土地という気がします。

韮崎駅をスタート地点としました。素朴な高校生たちが部活に出かけていきます

韮崎駅をスタート地点としました。素朴な高校生たちが部活に出かけていきます

清里ラインは出だしからすでに緩い登り基調。北杜市街を過ぎると勾配が急に強まり本格的な登りが始まりました。なんでKにつきあうといつもこんなに坂道ばっかりなんだろう、ぶつぶつ。しかもこの日はどうも調子が悪く、脚が重くて坂道がつらい。「いっさい疲労をためない」をモットーにしているKのペースでさえついていくのがやっと。

全体では30kmで標高差900mとかだから平均3%くらいでしょとナメていたけれど、大半の区間は5〜6%でわりとまっとうな登りでした。しかも天気がよくて日差しがけっこうこたえる。

登坂車線の標識には何度もがっくりさせられました。しかしサイクリングしていて一番うれしいのは「登坂車線終わり」の標識を見たときですね。

須玉市街を抜けるといよいよ登坂車線のおでまし

須玉市街を抜けるといよいよ登坂車線のおでまし

景色は素晴らしいが走らされているのは登坂車線

景色は素晴らしいが走らされているのは登坂車線

こんなですよ最高じゃないですかサイクリング最高

こんなですよ最高じゃないですかサイクリング最高

清里までの道のりのちょうど中間あたりに「道の駅南きよさと」という少し大きめの道の駅があったのでやれうれしやと立ち寄って大休止。「信玄ソフト」(ギュウヒときな粉と黒蜜をトッピングしてあれを思わせる仕様にしたソフトクリーム)を補給。

そのときのことです。

私が信玄ソフトを撮影中にKがうっかりテーブルをけとばして私の(一口も食べていない)信玄ソフトを台無しにしてしまうという偶発的アクシデントが発生。二国間関係が急速に冷え込み、サイクリングの続行が危ぶまれましたが、親切なスタッフがすぐに無料でもうひとつ作ってくれました。ありがとうございました。地球の平和は守られました。

山里にひっそりうずくまっている道の駅南きよさと。こういうたたずまいホント最高です

山里にひっそりうずくまっている道の駅南きよさと。こういうたたずまいホント最高です

これが噂の信玄ソフト(2個目)だ。奥にあるのはKの

これが噂の信玄ソフト(2個目)だ。奥にあるのはKの

「ようこそ清里高原へ」の看板をすぎるとさすが高原、空気がどんどんすずやかになっていきます。停車すると日差しがきついですが、走りだすと汗ばんだ体にひんやりした風があたって実に気持ちがいい。高原のサイクリングはいいなあ。とは言うものの、わりときちんと坂を登らされて「想像してたのとだいぶ違う……」と思いながら清里駅に到着。

梅雨の晴れ間の清里はまだシーズンオフで、マジで閑散としていました。午前中ということもあったかと思いますが、通りに並ぶ華やかな店はどこも開店休業状態。休憩を兼ねてしばらく駅前でぼんやりまったり。

清里高原に入るのも登坂車線

清里高原に入るのも登坂車線

清里駅と野菊。天気がよくて静かな日でした

清里駅と野菊。天気がよくて静かな日でした

駅前にはなぜかSL(C56ポニー)

駅前にはなぜかSL(C56ポニー)

ひとまず当初の目的地には到着してしまったわけですが、まだお昼前だしこれからどうしよう。

駅前では明らかにヒマを持て余したタクシーの運転者さんたちが手持ち無沙汰に立ち尽くしていたので、そのうちのひとりになにげない風をよそおって「静かですねえ」と世間話をフッてみたところ案の定食いついてきました。

「ええ、このへんは梅雨が明けるまではこんな感じですよ」
「どこから来たの。韮崎? ひゃー韮崎から登ってきたの!?」
「もうこの先は平ら。いちばんきついとこは過ぎましたよ」
「この先に『鉄道最高地点』手のがあるから、そこまで行ってきなよ!」
「野辺山が一番高い駅で、この清里が二番目。その間に最高地点があるの」

なんやかやと聞いてないことまでいろいろ教えてくれました。観光地のタクシーはガイドもできないと商売になりませんものね。声をかけて正解。お隣の野辺山まで脚を伸ばして、その「鉄道最高地点」とやらも拝見していきましょう。

いちばん高い駅・野辺山駅も鉄道最高地点も、まあ予想を超えるほどの何かはなくて「来たぞ」という記念にはなったかなという程度。

野辺山駅前にもなぜかSL(こちらもC56)

野辺山駅前にもなぜかSL(こちらもC56)

JR鉄道最高地点。ケーブルカーなどの特殊鉄道を除くと普通の鉄道ではここが一番高い

JR鉄道最高地点。ケーブルカーなどの特殊鉄道を除くと普通の鉄道ではここが一番高い

むしろKは途中で看板の出ていた「野辺山宇宙電波観測所」のほうが気になった様子。ならば野辺山駅前でヒマそうにダベッてるタクシーの運ちゃんたちに聞いてみましょう。「あそこの天文台って一般人も見学できるんですか?」

「できますよー」
すごい税金使ってやってるんだから、見ないと損だよ。見て見て

国の科学技術行政に対する敵意をうっすら感じましたがともかく見学はできるらしいので、清里ラインを脇にはずれて行ってみます。

野辺山宇宙電波観測所は要するに電波望遠鏡をたくさん並べた天文台ですね。広い敷地を自転車で回れたら最高なんですがもちろんNG。守衛所でパンフをもらって徒歩で入場します(無料)。ちなみに電波観測所では観測の邪魔になる電波は厳禁。私はガラケーの電源をオフに、Kもスマホを機内モードにさせられました。

クリートカバーを忘れた私は(いつも忘れる)、替えたばかりの新しいクリートが減るのを悲しみながらヒョコヒョコと見学コースを回ることになってしまいました。持ってるのに持ってきてない。

天文学にはまったく詳しくないですが、一応SF小説ファンのはしくれではあるので、大規模な天文観測施設にはテンションが上がります。同行のKのほうが楽しそうでしたが。うすぼんやりとしか理解していなかった、「複数の望遠鏡を合成して分解能を高める」という仕組みはこの見学でもやっぱりちゃんと理解できず、うちに帰ってから調べました(笑)。ここの説明 がわかりやすいです。

この風景を見てテンションが上がらない男子はおらんだろう

この風景を見てテンションが上がらない男子はおらんだろう

自分のウエストが細くてびびる

自分のウエストが細くてびびる

テレザート星からのメッセージも受信できるのだろうか

テレザート星からのメッセージも受信できるのだろうか

さてひと通りあちこち観光もしたのでそろそろお昼にしようか、と。野辺山周辺には自転車装束ですっと入れそうな店が見当たらなかったというか駅前の店は大半がシャッターを降ろしてしまっていて野辺山=オワコンの様相が明らかだったので清里駅に戻ることにしました。

観測所からは先ほどの鉄道最高地点あたりですっと国道に復帰できる道があるはずだったのですが曲がるべき道を見過ごしたらしく、登る必要のまったくない峠を登ることになってしまいました。標高差は100mほどでしたが勾配が10%近く、お昼ごはん前のカラダにはなかなか手応えが。

しかし登った甲斐あって、峠は八ヶ岳を一望できる素晴らしい展望が開けていました。平沢峠というそうです。

平沢峠からは八ヶ岳連山が一望に。サンメドウズ(スキー場)も見える

平沢峠からは八ヶ岳連山が一望に。サンメドウズ(スキー場)も見える

平沢峠から清里に戻るにも小規模な登り返しがあったりしつつ、清里では「グラタン専門店アミ」であつあつのグラタンとドリアをいただきました。このお店、たいへんおいしかったんですが(また食いたい)、先述の通りまだ清里がオフシーズンであったからか空いてました。夏休みに入ったらきっと行列ができることでしょう。

ちなみにこのお店の場合、(メニューにも書いてありますが)グラタンひと皿ではご飯にはちょっと足りません。いっしょにパンやライスを頼んだり、私たちはグラタンそれぞれに加えてドリアを半分こしました。

昼食をいただいたグラタン専門店アミ。うまかった

昼食をいただいたグラタン専門店アミ。うまかった

グラタンやドリアという料理の性質上、写真で味は伝わりづらい

グラタンやドリアという料理の性質上、写真で味は伝わりづらい

おいしいお昼も食べたのでとっとと帰ります。帰路は全部下りなので気持ちも軽い。あっ、「大門ダム」なんて看板がある! 寄ってみる? と、せっかく下るだけの帰り道なのにまた登る必要のない登りを追加してみたり。昼メシ食ったあとなので元気ですね、俺。

職場にダム女子がいるので彼女のためにダムカードももらってみました。初ダムカードもらいです。一緒にいたKは「なにいきなりインターホンとか押してんのこのヒトふざけんな」と思ったらしいですが。ダムカード収集はなかなか楽しそうな趣味ですね。ちょっと興味がわいてきました(たぶんやらない)。なに、ダムカードを知らない? すみません、ググッてください。

本来登る必要のない坂道ですがダムが見たい

本来登る必要のない坂道ですがダムが見たい

大門(だいもん)ダム。ダムと坂道はだいたいセット

大門(だいもん)ダム。ダムと坂道はだいたいセット

でまあ、あとはふつうにダウンヒルを楽しみながら韮崎まで帰りました。距離74kmほど、獲得標高は1,400mほどになったようです。

いっさい休憩することなく、かついっさい疲れずに長距離や峠を走る」というよくわからないテーマで自転車で取り組んでいたKですが、前回の軽井沢や今回の清里で「寄り道したり休憩したりしながらおもしろおかしくじわじわと目的地を目指すサイクリング」の楽しさにようやく目覚めたらしく、

こっちのほうが楽しい

とのたまっておりました。

「えっ、今ごろ気づいたの。これがサイクリングでしょ」

と言ってしまいました。

posted by Gyochan at 23:21 | Comment(2) | 自転車