2014年10月24日

狭山で危機一髪! [Day 1]

こないだ通勤帰りに原宿駅の通路を改札に向かって歩いていたら、私の前方をぱっくり胸元のあいた服を着たセクシーな巨乳のお姉さんが歩いていたんです。私はちょうどそのお姉さんの後ろをついて歩くかたちになったんですが……

すれ違う男性ほぼ全員、二度見するんですよ。その娘の胸を。どの男の視線も次から次にその一点に吸い寄せられていくんです。これはある意味、壮観でした。

若いサラリーマンもおっさんサラリーマンも、初老も高校生も。中には、すれ違うなりニヤーッと笑って隣を歩く仲間に「おい、今の見たかよ!?」みたいなことをささやくのがいたり。

男って本当にみんなスケベだなあ。そして、俺も反対方向に歩く立場だったら、やっぱりいやらしい表情をして胸を凝視したんだろうなあ。ていうか、したかったなあ。俺は後ろを歩いてたもんなあ。

毎度。俺です。

今日は狭山スキー場のオープン日。会社を午後半休して乗り込みました。

まあ、午後半休だと狭山に着くのは午後四時過ぎになってしまうので、滑っても滑らなくてもよかったんですが、いちおう滑りました。

え。滑らなくていいなら、何するの?

マイロッカーの申し込みです。

狭山にはマイロッカーと言って1ヶ月間借りっぱなしにできるロッカーがありまして、そこに用具一式置きっぱなしにして自転車で狭山に通う、というのが夢だったんです。

去年はオープン翌週末に行ったら「オープン直後の週末で埋まってしまいました」と言われたいへんがっかりしたので、今年は多少無理をしてオープン当日に乗り込んだのです。さすがに当日なら大丈夫やろ、と。

しかし甘かった。

受付で「マイロッカーをお借りしたいんですが……」と言ったら、笑顔だったスタッフが真顔になって「お昼すぎくらいの時点で残りひとつだったから、もしかしたら……」と言い出しました。ええっ。やめてよ。

そのスタッフさんがすぐにロッカー係まで走ってくれて、最後のひとつがまだ空いていることを確認、すぐにおさえてくれました。

あっぶねー。

しかしマイロッカー、初日で満室かよ! どいつもこいつも熱心だな!

でまあ、ホッとしながらマイロッカーを使わせていただいて、長さ300メーター平均斜度7度のゲレンデを滑らせていただきましたよ2時間だけ。

マイロッカー

念願のマイロッカーだ

ゲレンデ

今年もこの日がやってきた

プルークとか横滑りとかね、そんなこたーね、あーたね、やってらんないですよ。とりあえずチョッカリで飛び込みますよ。半年待ったんだから。

上半分は初日からボコボコでしたわ。でもスキーじゃ! スキーしとる!

毎年のことですが最初の数本は本当にまったく何がなんだかわからない

どうやってスキーをしていたのか思い出せない。

曲がんないし止まんないし。

ブザマな格好で滑ってるな俺いま、と思いながら、そして何度もバランスを崩しながらの、ほぼ初心者のような滑り。転ばないのが精一杯。体が斜面に垂直ではなく地球に垂直に立とうとしてしまうので、何度も板が前へスッポ抜けそうになりました。右ターンでは何度も内足に乗ってしまった。

6〜7本目くらいからようやくバランスが安定し始め、ズレッぱなしだった板が10本目くらいでようやく「」に進むようになってきました。ウンウン、こんな感じだった。たしか。

ターンはダサダサだけど、バランス崩しても内足に乗ったままこらえたりできたし、とっさの急制動・急ターンも問題なさそう。ためしに回してみたスライド360も問題なかったので、ひとまず、取り返しがつかないほどスキーを忘れてしまったわけではなさそうです。

これから少しずつ思い出します。

posted by Gyochan at 23:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2014年10月23日

また予言が的中してしまった……。

毎度。俺です。

先日、このブログの「Emondaが軽すぎるワケ」と題した記事の中で

もしかしてトレックはUCIが近いうちに最低車両重量規定を見直すという確かな情報をつかんでいるのでは

と書きました。明らかにUCIの重量制限など度外視したトレック・エモンダの車重設定に違和感を感じたからです。

どうもこの予想は的中していたっぽいです。UCI理事長のダニエル・クックソンが最低重量規定についてかなり踏み込んだ発言をしているのが報じられているのです。もっとも、この記事をもってトレックがあらかじめそれを知っていたとはまったく断言できないのですが、ありそうな話です。

英語が苦手な日本人程度の英語力しかない私ですが戯れに記事を全訳してみました。必ず誤訳がありますのでよそでの引用は禁止です。

クックソン「6.8キロの車重制限よりも技術は進歩した」

元記事:http://velonews.competitor.com/2014/10/bikes-and-tech/cookson-technology-has-moved-on-from-6-8kg-weight-limit-on-bikes_349994

現UCI規定が課している6.8キロ(14.99ポンド)の重量制限は今や薄氷の上にあるが、まだ踏み抜いてはいない。

「そもそもこのルールができたのは技術の進歩があったからだと思っていますが」UCI理事長ブライアン・クックソン氏はVeloNewsの電話インタビューに答えた。

UCI認定競技で使用される完成車の最低重量を6.8kgに制限するという現在のルールは、「ルガノ憲章」の一部として制定された。この規定は1997年初頭に作られ、今もUCI技術規定のベースになっている。この重量制限ルールは時代遅れで不要なものだと自転車業界では広くみなされている。制限以内の重量で業界標準の安全試験にパスするような自転車を作れるまでに成形技術が進歩したからだ。

今すぐこのルールが全面的に見直されるというわけではないが、現在進行中の現規定の再構築作業には含まれてきそうだ。

「重さから判断するのは雑なやり方です。今ではきわめてたやすく6.8kgを切るマシンを作れますから」とクックソン氏。「私はこのルールをすっかり撤廃してしまうつもりはありません。強度がいちばん重要であり、私は自転車がライダーを乗せたまま壊れるのを見たくはありません。クラッシュでいやというほど見ています。なので、ホイールとフレームの強度について、そして車重が意味するところを望遠鏡の反対側から覗いてみようというわけです。」

どんな変更もゆっくりと慎重に行われるだろう。重量制限をルールからなくすとしたらそれに代わる安全基準が何かしら必要になるし、重量制限を引き下げるにしても、それをどこまで引き下げてよいか判断するには近年の部材の詳細な強度分析が必要だ。

「あらゆるルール修正は突然の変更ではなくスムーズに移行することを目指して行われるでしょう。私がそうしたいだけですが、メーカーやチームも同じ考えだと思っています」UCI機材委員のドミトリス・カツァニス氏は今年初頭VeloNewsにこう語った。

強度や安全性テストの進歩によって、おそらくUCIのフレーム認証プログラムはフレームとホイール両方の安全性テストを含めるよう拡張されることになるだろう。現状、このプログラムで競技フレームに問われるのは、形状とジオメトリがUCI規則に適合しているかどうかだけだ。

UCIはすでにしかるべきホイールテストを行っているが、6.8kgルール同様に、メーカー側は無用の長物だとしょっちゅうからかっている。UCIのテストは、ホイールに大きな重しを積んで走らせどのように壊れるかを(壊れるかだけでなく、どのくらいの力なら壊れるか、壊れたホイールがどう見えるかも)試験する。このテストが嘲笑されるのは、そもそも事故の防止ではなく事故の結果のほうにフォーカスしている点だ。

組織がホイール承認プログラムを早急に実施するとアナウンスしたのは2012年のことだが、このプログラムはいまだに具体化していない。

現在の欧州委員会標準よりも厳しい安全手続きを実施することは、複雑で、そしておそらくかなり金がかかるだろう。しかし、クックソン氏の強度へのこだわりにはまだ他のオプションがいくつか残されている──もちろん、6.8kg制限を据え置くというのは論外として。


噴飯モノの訳ですみません。間違いはコメントにてご指摘ください。

posted by Gyochan at 21:00 | Comment(341) | TrackBack(0) | 自転車

みんな! ワクシングするよ!

夜間作業。

……。

ダジャレですみません……。

金曜日に狭山がオープンしてしまうのであわててワクシングしてます。弐号機ブリザードです。

ぼくたちには下駄板で滑ってる時間なんかないんですよ

と先日とある人物から忠告されましたが、大事な伍号機(競技板)で狭山のフラッペ雪を滑るのはやっぱりもったいない。これでもちょっとがんばったんですよ。例年なら狭山はホントに下駄板にしてる初号機フィッシャーで滑るんですが、今年はメイン格弐号機での出陣なのですから。

まったく時間がないのでガリウムの白と青を一発ずつ入れて終了としました。すまんのう弐号機。

posted by Gyochan at 00:36 | Comment(3) | TrackBack(0) | スキー

2014年10月22日

プロってなんだろうね

毎度。俺です。

プロフェッショナリズムについてちょっと考えてしまいました。プロってなんだろうなと。

たぶん、職業上こえてはいけない一線を決してこえることがない、というのもプロとしての条件のひとつなのかなあと思いました。

仕事をしていると関係法令というものが必ずあるわけで、どんな業種でも必ずその法律に則って仕事をします。運送屋さんなら運送事業法とか道路運送車両法とか。工務店なら建築基準法とか。飲食店なら食品衛生法とか。

私の勤務先はプライバシーマークの認定事業所なので、個人情報保護法に知悉した職員が何人かいて、たとえばクライアントの顧客データを含むDBにアクセスする権限を発行するような際にも二重三重に規程によるチェックが入ります。

ほとんどの仕事で、その仕事に許される範囲が法律で決まっていて、プロフェッショナルならばその法律に触れないように立ち振る舞うことが習い性になっているはずです。新しいことや例外的なことをしようとするときは、「それってコンプラ的にはOKなの?」という部分をまず確認するクセがついています。

それができないのがアマチュアです。

いや、もっとも、プロがいやいや縛られているものに縛られないからこそアマチュアイズムが成立するとも言えますが。

プロが採算や時間の関係から妥協しなければならないことにもこだわりぬいてよいのがアマチュアですし、逆にプロなればこそこだわりぬかなければいけないことでもあっさり妥協してよいのがアマチュアです。アマチュアであることの価値はそのあたりにあります。

話がそれた。

このプロフェッショナリズムが、どうも政治家のみなさんには感じられない。

別にね、国民だってうちわが有価物だとなんか思っちゃいませんよ。私がこないだキャンプでバーベキューした時も、みんなが持ち寄ったいくつものうちわは全部何かの販促物でした。つまりタダで配っているものです。今日び、工芸品としてならともかく、日用品としてのうちわをお金出して買おうと思う人なんていやしません。普通に暮らしてれば黙ってても一年に一、二個くらいずつ勝手に増えていくのがうちわ。かといって売ろうと思ってお金に換えられるものでもない。そんなものが有価物なわけない。もらってトクしたとも買収されたとも思わない。

けどそれは単なる社会通念で、コンプライアンス的にはどうもNGだったらしい。

「ちょっと微妙だけど、まあ大丈夫だろう」でやっちゃうのは、アマチュアです。微妙にあやしいから、やめておこう。これがプロ。事なかれ主義とも言えますが、業務に支障を及ぼしそうなリスクは本能的に察知して、臆病と言えるほど慎重に避ける術を身につけているのがプロフェッショナルです。ちょっとでもヤバかったら近づかない。リスクを雑に見積もってよいのはアマチュア。リスクをとっても失うものがないから。

どうも、最近の政治家さんたちはこのへんの見積もりが雑というか甘いというか。プロとして、こことここは締める。ここにはとことんこだわる。ここには妥協する。職業としてやっているんだったら、そういったソツのなさがほしい。同じ失敗を色んな人たちが持ち回りで何度もするし。政党ってどんなヘボ会社やねんと。先輩は何も教えてくれないのかしら。これに気をつけろ、これはやっちゃダメ。ノウハウが継承されている雰囲気が微塵も感じられない。

納税者として素人に給料払うのは馬鹿馬鹿しいので、もう少しプロ意識を持ってほしいなと。晩飯を食べながら夕刊を読んでいて柄にもなくそんなことを考えておりました。

posted by Gyochan at 01:09 | Comment(6) | TrackBack(0) | その他

2014年10月21日

あたふたとウエア買う

毎度。俺です。

毎年のこととはわかってるんだけど、秋はなんやかんやと週末に遊びの予定が入ったり仕事が忙しくなったりで冬の準備が滞ります。自転車が楽しいシーズンでもあるし。だからいつもこの時期はバタバタ。ブログの更新も止まるってもんですわハハハ。

そうこうしているうちに狭山スキー場のオープン日がもうすぐそこまで来てしまいました。10/24金オープンです。ええっ、準備するならもうこの週末しかないじゃん! ということで、ちょっとあわててみました。

スキー板に一滴もワックスが入っていないのは平日の晩とかにどうにかするとして、問題はストックとウエアです。

ストックは115cmのカーボンポールを使っていたのですが、周囲から「短い」と指摘されておりました。たしかに使っていても短いかなー、突こうと思えば突けるんだけどなー、でもやっぱ短いよなー、少なくとも長くはないよなー、と思っておりました。

実際、身長179cmのワタシに115cmのポールは一般的にも短いようで、少なくとも120cmは必要なようです。身長×0.67という基準が一般的で、これに従うと私の場合119.93cm、つまり120cmが適当のようです。

そしてウエア。11-12シーズンに09-10シーズンモデルのオンヨネを買ったのですが、これがブカブカで。ダイエット成功を機に買ったはずなんですが、通販で身長基準のサイズ選びをしたら結果としてブカブカ。せっかくやせたのにブカブカ。けっこう高機能だしまだまだキレイなんですが、3シーズン着たしもういいかということで、もっとぴったりしたウエアを今度はちゃんと店頭で買おうと決めていたのです。

つーことで御茶ノ水のビクトリア本店へ。

いつもはワードローブ館の立体駐車場にクルマを突っ込むのですが、今回はなぜか止められました。あれえ。今までこのクルマ(三菱ランサーエボリューションワゴン)で来たことなかったっけ?

トレッド170cmまでだそうで、「ちょっと測ってみますねー」とゲージで測ると173cm。アウトだそうです。代わりに日大法科大学院の地下駐を案内されたのですが、こっちのほうが入れやすいしすいてていいや。今度からまっすぐここに突っ込もうっと。

売り場はすでに2014-2015モデルにすっかり入れ替わってますね。ただし早期モノと呼ばれる入荷で数は限られるようです。本格デリバリーはもっとシーズンが近づいてからということなのでしょう。私、このへんの商品サイクルがまだあまりよく理解できてませんけれども。

物色しているとスタッフがすり寄ってくるのでいろいろと相談しながらおすすめ品などを提案してもらいます。いいスタッフに当たるとお買い物も楽しいですが、商品知識もほとんどないド新人が度胸試しに接客してくるケースに当たると悲惨ですね。今回は大丈夫でした。

「身長で選ぶとブカブカになってしまう。もっとぴったりしたシルエットで着たい」という私の要望に対して、スタッフと私の一致した見解として「Mサイズで着丈に余裕があるものもしくはLサイズでタイトなシルエットのもの」の中から選ぶ、ということになりました。

こういう時にスタッフの商品知識が頼りになりますね。いちいち片っ端から袖を通して確かめなくても、「このメーカーは着丈が長めです」「このモデルは特に細身です」と私の好みに応じたものを次々提案してくれます。

結局、4〜5着袖を通してみてゴールドウィンのこいつに決めました。

Solid Stretch Hoody Outer Jacket 100/40

GOLDWIN Solid Stretch Hoody Outer Jacket 100/40

スキーウェアを選ぶ時、私はデザイン以外にもポケットの位置や数といったユーティリティにも多少はこだわるのですが、これについてはそんなことおかまいなくほぼ即決でした。

手渡された瞬間、

軽っ!

本格スキージャケットを手に持った時のあのずっしり感がまるでない。普通のジャンパー。生地をつかんでみるとスカスカ。マジで心もとない。中綿入ってないんじゃねーのコレ!?

「特殊な中綿を使っていて、普通のジャケットより中綿が30%少なくて済むんですよ」
「だってこんなペナペナじゃん! 寒いんでしょ?」
「大丈夫です!(笑)」
「ホントにぃ〜???」
本当です!(笑)

もし本当ならこの軽さはうれしい。ワタが薄いので見た目もすっきりとかなり細身になる。ええい、いっちまえ。どんくらいあったかいかなんてゲレンデに立つまでわからないんである意味バクチですが、あまりにも寒かったらインナーで調整だ。

ポールはウエアのオレンジに合わせて店頭にあったオレンジ色のシナノのカーボンポール120cmを買いました。なんでもイントラという由緒正しいモデルらしいですがそんなこたー知りません。

SINANO INTRA 2014

SINANO INTRA 2013-2014

これで冬の準備はできたかな? いやいや。ワックス……

posted by Gyochan at 00:10 | Comment(10) | TrackBack(0) | スキー