通勤中、ぼんやり電車の中吊り広告を見ていたら、美容雑誌『美的』5月号のキャッチコピーに目を疑いました。
「幸せ美肌で 外面いいね って言われます!」
わざとやってるだろこれ絶対……。

「外面」にはごていねいに「そとづら」とルビがついています
毎度。俺です。
この週末は、いつもの「ペンションZAKOJI」さんを根城に尾瀬岩鞍と丸沼高原を滑りました。道連れは大学時代の部活仲間たち。ミスターレジャースキーヤーO先輩、長野育ちのモーグル女子M嬢、クレイジー公務員T先輩と奥様はふたりともスノーボード、そして私の総勢5名。

ペンションZAKOJIのダイニング。落ち着けます
大学時代の仲間たちとは年に一度ハイシーズンに大人数で大型スノーリゾートへ繰り出すのが恒例行事になっていますが、今回のように小隊単位でゲリラ戦を行うこともあります。
今回のテーマはガチ練です。私はコブを滑る気マンマンで手持ちの板ではいちばん軟らかい初号機(Fischer Progressor 7+)を持ち込みました。
初日は岩鞍。
この日の岩鞍はなんと雪。しかも強風混じりの吹雪となってしまいました。O先輩・M嬢・私の3人は真っ先にゴンドラに乗ってミルキーウェイを滑ることができましたが、その後ほどなくゴンドラと西山のリフトがすべて終日運休となってしまい、体調不良からゲレンデに出遅れたT先輩夫妻は結局ボーダーがいちばん楽しめるミルキーウェイを滑ることができませんでした。これは残念。

女子国沢は吹雪でした

やまない雪にうなだれる仲間たち
当初ガチ練のメニューに組み込んでいた西山のブナの木コース(コブ)と男子国体コース(急斜面)はこの運休によって滑ることができなくなり、チャンA、チャンB、エキ下などをひたすら滑りこむ練習となりました。
といってもリフト再開をだらだら一時間も待っていたりお昼もお茶もゆっくりしたりで、どっちかと言うと休憩時間のほうが長かった初日となりました。どこがガチ練なのか。
翌日は丸沼高原。
天候はすっかり回復し、小雪の舞う曇空からだんだんと晴天へと変わっていきました。前日に降った雪でバーンは2月並みの良馬場。岩鞍の後に丸沼を滑ると、固く締まった圧雪のありがたみが身にしみますね。パンパンで最ッ高です。

午後には白根山も姿を見せました。みんな記念撮影。
知らないグループどうし撮ったり撮られたりもふつう

春スキーはやっぱり天気が良くなきゃね。
山頂に登って白根山をバックに記念撮影などはお約束として、わりと真面目に丁寧に各コースをひとつひとつ攻める感じで滑り込みました。
しらね〜シルバーのコブは鉢の中がアイスバーンで私には歯が立ちませんでした。怖くて2ターンできません。1ターンで発射です。下半分の斜度のゆるまったあたりまで横滑りで降りて再挑戦しますが、やはり1ターンで発射です。そこをモーグル女子M嬢は上から下までザックザックとアイスバーンを削る音を立てながらひらりひらりと舞い降りていきます。スゲー。うめー。とにかくターン前半のエッジングが半端ない。
「ああやって滑るのかあ……」
それがわかったところで自分じゃできないんですが。
ゴールドコースも久しぶりに滑ってみましたが、単なる楽勝中斜面でした。あれえ。こんなに簡単なコースだったっけ? 2シーズンくらい前に滑った時は降りるだけで精一杯だった記憶がありますが、全然。ふつう。
午後はスキー組はローズ下部、ヴァイオレットで動画撮影なども交えて平地練習。スノボ組もグリーンを回して練習。こう書くとだいぶガチ練な雰囲気ですが、むしろレジャー。あんまり天気がよくて気持ちが良いので、楽しくムードのよいゲレンデばかりを選んでちょいちょい休憩しながら滑っておりました。
とうていガチ練と呼べる滑走内容ではありませんでしたが、そんな中でも私はちょっといい感覚をつかんだりして、それなりに実りあるレジャースキーとなりました。楽しかったしね。

駐車場でさびしそうにしてたあいつ、今ごろどうしてるかな。
posted by Gyochan at 23:59
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