2014年01月07日

ふたりでブランシュたかやま [day.13]

年末年始のスケジュールを聞かれたとき、ついとっさに

雪で埋まってる

と答えてしまいました。毎度。俺です。

昨年末のある日、ブログのコメントに「スキーについての覚書」というブログを書いておられるKNJ氏から、12/30にブランシュで滑るとの予告をいただきました。わざわざの予告はお誘いと解釈してよいでしょう! 喜んでお供させていただくことにしました。

「スキーについての覚書」と言えば、スキー技術系ブログの中でもかなりアカデミックにアルペン技術を探求しておられるブログとして有名です。テーマはアルペン競技が中心ですが、CGをふんだんに用いた考察記事は基礎スキー志向のスキーヤーにもとても刺激になると思います。ぜひご一読を。

さて、そんな上級ブロガーさんがなぜ中級の脚前に毛を生やそうと必死の私などを誘ってくださったのかは深い謎なのですが、ともあれ、競技系のスキーヤー(ご当人いわく競技系のスキーを参考にしているフリースキーヤー)とご一緒させていただくのは初めてなので吸収できるだけのことを吸収させてもらおうとガツガツした気持ちでブランシュたかやまに乗り込みましたよ。

この日のブランシュもいい天気でしたよォ

初めてお会いするKNJ氏はたいへん穏やかな紳士で、それにつけこんだ私は最初からレッスン受ける気全開モードです。よろしくお願いします!

私のフリー滑走をひと目見たKNJ氏はずばり一言、

もっと板を信じて傾いていいんじゃないかな

そこからはド緩斜面に場所を移してレールターンの地味練に。ブランシュの最下部キッズファンコースほぼ平地と言っていいほどの緩斜面。谷回りからしっかり雪面をとらえてエッジをずらさないトレーニングです。

これが難しい。速度がまったく出ない中で、重心をどこにどれくらい動かしてよいかわかりません。ともすればスキーを回旋してしまいズレて失速します。

一方KNJ氏は驚いたことにド平地をターンだけで加速していきます。直滑降で得られる速度ではない。ターンで溜めた板のたわみが解放されるエネルギーを推進力に変えているようです。トランポリン選手が跳びながら徐々に高さを増していく要領です。これはカルチャーショックでした。

人は直滑降より速く滑れる。それを知っただけでも巨大な収穫です。

その後はファンタジーコースに場所を移して実践。ファンタジーコースは400mほどの緩・中斜面。こんなコースの何が面白いんだろうと思っていましたが、ほどよい斜度の一枚バーンを短いスパンで繰り返せるので練習に好適なのですね。

ファンタジーコースを疾駆するKNJ氏

ポイントは谷回りのできるだけ早い段階で外足に足場を築くこと。そして外股関節はビキニライン(コマネチライン)から屈曲して外向傾を作ること。

左ターン(右外足)は早い段階から「いい感じです!」と言ってもらえましたが、やはり右ターンはいつまでたっても回旋ひねりずらしのクセが出てしまいキレに乗ることができませんね。

やはりキーポイントはターンの入り際ですね。ここで確かな足場を作れないとその後に続くターン全体がgdgdになってしまいます。強引に身体を谷に落とし、外足を山方向に蹴り上げるように噛ませる。切り替えの瞬間の重心と山スキーとの位置関係に尽きる。このことは後日、野麦峠スキー場での経験ではっきりと確認されるのですが、そのことはその日の記事で書きましょう。

posted by Gyochan at 20:00 | Comment(5) | TrackBack(0) | スキー

2014年01月06日

ひとりで白樺高原国際 [day.12]

ドラえもんはどら焼きが大好物ですが、皮と餡(あん)のどちらが好きかご存知ですか?

アン アン アン とっても大好き……

毎度。俺です。

年末年始の休暇は私の会社も9連休でして、たっぷり遊ばせていただきました。9連休中、実に5日間6箇所でスキーを楽しみました。おかげでブログを書く時間がまったくとれず、これからぼつぼつ休み中のスキー行について記事をあげていこうかと。

年末年始スキーの一発目は12/29〜30とホテルルートイン諏訪インターを拠点に八ケ岳西麓で遊ぶことにしました。初日に選んだのはまだ行ったことのない白樺高原国際スキー場。今どき数少ないスキーヤーオンリーの小ぢんまりとしたスキー場です。

白樺高原国際スキー場 ベース

白樺高原国際のゲレンデベース。ドッピーカンでしたね

ゲレンデはギリシャ数字のV型のレイアウトで、ゲレンデ図で言うと右が上級者コース、中央がメインとなる中級者コース、左は前半が非圧雪の上級者コース、後半が初級者コース。ということになっていますが、う〜ん、事実上上級者コースはないですね。

ゲレンデ図右側のサラブレッドコースはなかなか滑走感のある中斜面で、途中に体感25°くらいに斜度が強まる部分もありますが中級者の私でも滑りやすい一枚バーンですし、上級を謳うコースではないですね。この日私は楽しくてここばかり回していました。

ゲレンデ図左奥のホワイトホースコースも上級とされていますが、これは非圧雪だからでしょう。この日はコブもできていませんでしたし、斜度が強いのは最上部30mほど、それも20°を少し超えるかな〜くらい。そこから下はただの荒れてて滑りにくい緩斜面ですね。コブが育てば上級扱いしてやってもよい。

全体にやや斜度が足りない感はありますが、それなりに変化のある1.3kmのコースをゴンドラ一本で回しまくれるのはなかなかよいです。ゴンドラもそれほど混んでおらず、ハムスターのように回すのも苦になりません。ゴンドラが混んでたり、一部分だけを回したいときは上半分・下半分だけを回せるリフトもかかっています。練習という意味では効率は良いです。

この日はよく晴れていて、最上部の展望台からは北アルプス連峰を見晴らすことができました。穂高白馬のほうまで。

タバコを吸いながら遠い山々を眺めていると、ひとりの中年女性がコンデジで自分撮りをしていました。しかしなかなかうまくいかないようす。シャッターを押しては液晶モニタで確認、首をかしげて再挑戦、を何度も繰り返しています。

しばらくその悪戦苦闘ぶりをニヤニヤしながら眺めていたのですが、私が一服し終わって滑り出そうとしてもまだやっているのでさすがに気の毒になり、たまりかねて声をかけて撮ってあげました。

こんなふうに、ふたりでお互いを撮り合ってるカップルとか、家族の写真をパパが撮っているといった、みんなで映りたいけどカメラマンがいなくてしかたなくマイナスワンな写真を撮っていると見られる状況に遭遇したときは積極的に声をかけるようにしています。これ、断られた記憶ありません。思い出作りのお手伝いができてこちらもいい気分。

白樺高原国際スキー場 トップ

ゲレンデトップはこのように素晴らしい眺望

posted by Gyochan at 23:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー