私も愛用しているド定番のレーシングタイヤ、Continental Grand Prix 4000Sがモデルチェンジするとの情報を得ました。えっ、遅い? 遅いの?
商品名はGrand Prix 4000S IIとなるそうです。
コンチネンタル社の公式サイトにもすでに商品ページができていますね。
商品ページはこちら(英語)
上記の公式ページは(商品画像のLast-Modifiedヘッダによると)8月27日頃に公開されたようですから、やはり旧聞に属することのようですね。
見たところトレッドパターンは現行(旧モデルと呼ぶべきか?)と同様のようですが、特筆すべきはやはりカラバリの登場でしょう。けっこううれしいこれ。なんせ従来は黒一色展開でしたからねえ。そういうところも質実剛健なカンジで好きだったんですが、もちろんカラバリも大歓迎です。
カラバリと言ってもごく控え目なもので、サイドウォールのビード寄りロゴ下半分くらいの高さにシルク印刷かなにかで塗料を乗せているように見えます。着色ゴムを使った、いわゆるカラータイヤとは違うようですね。コンチネンタル秘伝のブラックチリコンパウンドに色素を混ぜ込んでいるわけではなさそうです(コンパウンド自体の改良は行われているかもしれませんが)。
さて気になるカラーラインナップは、えーとなになに、
black, yellow, red, orange, blue, green, silver, transparent...
ん?
transparent?
透明!?
透明のタイヤってどれよ?
消去法でいくと……もしかして一番下のが透明っすか?
ていうかよく見ると一番下のだけケーシングの色もほかと違いますね。透明というか、茶色ですね。ん、これはもしかして、輪ゴムの色なのでしょうか? つまり天然ゴムの褐色ということ?
無着色っていう意味でtransparentっていう言葉を使っているのかもしれませんねえ。しかし私の卓越した英語力──カラオケで歌詞字幕にカタカナのルビが振ってあればビリー・ジョエルの『オネスティ』が歌えるほどの英語力──によると、transparentの意味は以下の図のような感じだと思います。
やっぱtransparentって言われたら水のように透き通ったものを期待してしまいますよね! まあ冷静に考えれば水のように透き通ったタイヤなんて日本が世界に誇るゴム会社・岡本理研ゴムであっても実現は難しいように思います。
おっと、どうでもいいツッコミに字数を割いてしまいました。
私はつい最近新品の旧GP4000Sに履き替えたばかりなので、当面4000S IIを履く機会はありません。なにしろGP4000Sはたいへん耐久性が高いので、私程度の走行頻度と距離であればその気になれば2年くらいは履き続けられるのです。
もっとも、こないだGP4000Sのオイシイ期間はおろしてから2ヶ月間である、と、さる信頼をおける人物から断言されてしまい、「え〜そうなのォ〜」と思ったばかりなので、次の交換はさすがに2年後ってことはないでしょう。次にタイヤを替える時は色のチョイスができると思うと少し楽しみです。選ぶとしたら黄色になると思いますが。