ひさしぶりに機材車ネタ。
毎週末スキーの生活から毎週末ロードバイクの生活に切り変わったのはいいけれど冬のあいだたいへんよく働いてくれた機材車をほったらかしにしていたのですまんすまんと言いつつディーラーで点検とオイル交換。そしてタイヤをやっと夏タイヤに履き替えました……。
今回、正規ディーラーにしてはめずらしくサービスマンが「オイル添加剤、興味あります?」と訊いてきました。
「効果はどうなん」
「うちのメカニックは効果あるって言ってますね」
「ディーラーが入れてくれるモノなら入れてみようかな……」
「ありがとうございま〜す」
正規ディーラーは、基本的によっぽどのことがない限りクルマに余計な何かを施そうとはしません。徹底的に事なかれ主義が行き届いています。そのディーラーが入れると言っている添加剤なのですから、悪い効果が出てしまう可能性だけはないと思ってよいでしょう。もちろん、良い効果もまったくないかもしれませんが。
さて。久しぶりの夏タイヤ、それに新しいエンジンオイルと添加剤で走ってみます。
お、エンジン音が少し小さく、そして音質が少し硬質になっている。じゅぃぃぃぃぃんって感じ。加速もわずかに良くなってる気がするけどタイヤも変わってるしなあ。こんなんはもう感覚であって、たしかな効果を知りたかったら計測器に載せるしかないですね。よくわかりません。たしかになんだか違うけど、どう違うか説明できん。
夏タイヤDZ101は、まあ、思ってたとおりでした。
スタッドレスに比べると乗り心地は悪いし、すんごいハンドル取られるし、ハンドルは重いし遊びがないし、ロードノイズはうるさいし、最悪です。もうね、心がウキウキしてくるくらい最悪です。思わず峠道に繰り出したくなるくらい最悪です。繰り出しましたけど。
最悪ぶりを確認すべく繰り出したのは、相模原の三増峠。相模川沿いの県道511とあわせて私が相模原ニュルブルクリンクと呼んでいる道です。雨で地面が濡れ始めていたので確認作業はほどほどの精度といたしましたが、それにしてもまあくるくるとよく曲がるクルマですな。スキーと自転車と楽器を運搬するのが目的の機材車とは思えない走行性能です。先がよく見えてなくても、止まるも曲がるもコーナーに突っ込んでから考える時間がたっぷりある感じ。
機材車にしとくのはもったいない。