2013年03月02日

SIA、いいじゃないか…… [滑走日数26]

しらかば 2in1SIA系スクールの門を叩いてみました。

せめてひとなみに。-しらかば2in1 山腹

いつも山頂からの写真じゃワンパターンでしょ? たまには山腹で

先日SAJバッジテスト2級を取得したのですが、合格する以前からスクールで受講していてもちっとも面白くないし、指導員の言っていることが腑に落ちない。どこでレッスンを受けても、です。なによりSAJで強制される滑り方がちっとも楽しくないし気持ち良くないし合理性を感じない

「どうも性に合わない……」

そんな思いが日増しに強くなる中でうっかり2級に合格しましたが、合格発表を見てもちっともうれしくありませんでした。さらに数日を経てもそれを誇る気持ちにはまったくなれず、

「SAJはもういいや……」

という気分になってしまいました。モチベーションゼロです。

そうなるとSIAの様子を見たくなるのが人として自然な流れだろうと思います。自然でしょ? 自然ですよね?

しらかば 2in1 は、前回行った時にはオープンしておらず滑れなかったコースがいくつかあります。ちょうどSIAのスクールもありますので、しらかば2in1を再訪するついでにSIAの味見をしてみようというのが今回のテーマです。

メダル検定コース(検定なし)」半日4,200円、という常設コースを申し込みました。SAJで言うと級別テスト向け特別講習みたいな感じでしょうか。ちなみに「検定あり」も常設。SIAは詰所に検定員がいればいつでもバッジテストを受けられるのです。

私が申し込んだコースは今日は申込者が私しかおらず、うまい具合にプライベートレッスンになりました。講師も「グループレッスンよりやっぱりプライベートが断然上達しますね。日曜日の午後か土曜日の午前がねらい目ですよ」と教えてくれました。

「ではまず1本、ターンは何でもいいので、ふだんのように好きに滑って見せてください」

これ! これですよ。まず私がどんなスキーヤーか、私がふだんどんな滑り方をしていてどの程度滑れるかを確認する。いわば自己紹介、あいさつです。これだけでうれしくなってしまいました。

なぜなら、今までSAJのスクールでこの確認をされたことがないからです。1本目のリフトから降りるなり「型」の指導が始まります。「あんたがどんなスキーヤーか興味ないしレッスンにも関係ない。とにかく俺が言うことだけ覚えときゃいい」と言われているように感じます。

さて、レッスンはパラレルターン大回りと小回りが中心。はじめに緩斜面(プレジャーゲレンデ)で運動要素の確認、中斜面(ファンファンコース、ラッツラッツ上部)や検定バーンの急斜面(ラッツラッツ下部)に移って実践練習、という手順で進みました。2in1のコース図の右半分だけを使ってる感じですね。

検定種目ということではじめのほうでシュテムターンも一瞬やりましたよ。懐かしい。100m滑っただけですが。一瞬で終わったのでたぶん合格点だったのでしょう。ゴールド検定になるとウェーデルンステップターンも種目になるらしいです。シュテムターンにしろステップターンにしろ、こんなこともやってたんだよという技術継承の意味でサラッとやるならアリでしょう。まさかそればかりを真剣にやるとも思われませんし。

SIAイントラからの説明を聞いていてうれしかったのは、「検定はフィギュア競技である」という前提が明確だったこと。「レースをするならこの動作はもちろん必要ありません」とか、「検定ですのでシルエットも大切です」といった具合で、滑りの合理性だけでなく合理性とは関係のないカタチも見るよ、ということを講師ははっきりおっしゃっていました。

これ、言うと言わないとで全然違うと思いますよ。

技術選の選手たちがやっている内倒して外腕振り上げて外脚を突っ張ったあの独特のフォームも、「これが今もっとも合理的な滑りなんです!」なんて言うもんだからみんな「はぁ?」ってなるんであって、「今年はこのポーズを高速で破綻なく美しくキメられた人が高得点です!」ってことなら誰からも異論は出ないはずなんです。それはそれで非常に高い技術を要する滑りですしね。

ちなみにSIAのイントラは、バナナのようにしなった美しいアンギュレーションで滑っていましたよ。私の好きなフォルムです。「両肩のラインと雪面とは常に平行です。」それ、私の聞きたかった言葉(涙)。

逆に、心に刺さったのは「内脚に乗り過ぎてるかもしれませんね

あいたたたたた……(笑)。どうしてくれるこれ。

SIAレッスンの雰囲気を伝えたいだけの記事なので、私個人の技術的な指摘点などについては今回は割愛します。ただ、本日の2in1はアイスバーン祭りでした。犯人はきのうの雨ですね。ガリガリどころか、ツルツルです。鏡のような黒いやつです。スノボの女の子とか、そこらに顔を映してメイク直したりしてましたからね。ウソです。してません。でもそんくらい。

そんなバーンコンディションでも講習バーンのメインはラッツラッツ下部の30度ですから。私がどんなへっぴり腰を表現したかはご想像におまかせします。

ちなみに、私がメダル検定に挑戦するならシルバーがよいそうです。教えてほしいことを教えてくれるところが見つかってよかった。来シはちょっとSIA通い、してみます。

せめてひとなみに。-しらかば2in1 山頂

でもやっぱり山頂からの写真がなきゃね

posted by Gyochan at 22:50 | Comment(4) | TrackBack(0) | スキー