2013年03月31日

ブランシュでフられる [滑走日数29]

いよいよシーズンも最終盤ですなあ。

$せめてひとなみに。-ブランシュ最終日

先週末は忙しかったり気分がノらなかったりでスキーに行かなかったので2週間ぶりになってしまいましたが、本日ひとりでブランシュたかやまに行ってきました。

何をしに行ったわけでもないのですが。

今日ほど目的感のないまま足を運んだスキーもめずらしく。

「今日はあれとあれを試しみるんだ〜」みたいなテーマを何も持たず、要するに手ぶらでスキー場に向かいました。「ゲレンデに出れば何かしらやることは見つかるでしょどうせ」っていう、いい加減な気分で。

なんなんですかね、このモチベーションの低さ

まあ、シーズン終わりですからね。

さっき知りましたがブランシュは今日でシーズン終了だったのですね。最終日のブランシュはそれでもフルコース滑走可能で、リフトもたぶんフル運行してたんじゃないかな。もちろん雪は薄くてザラメで、あちこち褐色に汚れてきていましたけれども、じゅうぶん滑れます。

思った通り、いざゲレンデに出てみればやりたいことなんか勝手に見つかるもので、SAJでもSIAでもダメ出しをもらいまくっている小回りを練習して遊ぶことにしました。

お気に入りの中斜面ロマンチックコースを、できるだけゆっくりと、スキー板でバターを塗るようにずらし回しながらの超低速小回り。これを延々と反復します。小回りは前後運動やら左右運動やらが入り混じっていて、私にとっては大回りよりうんと複雑な運動なので、ていねいに動きの手順を体にしみこませていきます。運痴くんですから、噛んで含めないとだめなんです。

ロマンチックコース3本、スラロームコース2本滑って(全部小回り)、ここらでひと息つくか、と思ったところに雨が降り始めました。そこそこの降りです。「しとしと」と「ざあざあ」の間くらい。雨の中を滑るのは大嫌いなので、レストラン『バウム』に一時避難。雨宿りです。この時点でまだAM9:30くらい。滑り始めてまだ1時間しかたってません。俺今シ初雨。

この日のレストランバウムはずっとBGMが大好きなディスコ・クラシックで退屈しませんでした。『プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック』『裏切り者のテーマ』『インスタント・リプレイ』『ベスト・オブ・マイ・ラブ』『レッツ・グルーブ』『ソウルトレインのテーマ』『リライト・マイ・ファイア』『レディ・マーマレード』『ハレルヤ・ハリケーン』……ベタすぎるやろ(笑)。

それはそれとして、雨がやむ気配がないので、最後に1本だけ根性で滑ってアガることにしました。ところが合流地点でスローダウンのためにブレーキかけたら逆エッジもらってハード転倒。あああ最後の一本で転倒。ありがちだわあああ。転んだ痛みより雨で濡れたビシャ雪に全身で横たわってしまったことのほうが精神的にはキたな。ぐっすん。

帰途、八ケ岳PAのパン屋で「シュガートースト」を買って食いながら facebook をチェックしていたら、なんと Asama 2000 は雪ですと……。アサマとブランシュで迷ったんだよ! アサマにしとけばよかった! ブランシュのレストランでこれに気づいてたら即移動してたなあ。私が「最後の一本」を滑りに出るのとほぼ同時くらいに投稿されてる。ツイてなかった……。

あ、八ケ岳PAのパン屋のパンはうまいよ。ぜひ。

posted by Gyochan at 22:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2013年03月20日

春の岩鞍キャンプ [滑走日数27,28]

ついに年間滑走日数の自己最高記録を更新しました(今までは'10〜11と'11〜12のそれぞれ26日が最高タイ)。

せめてひとなみに。-参号機

土曜日の尾瀬岩鞍と参号機

先週末 3/16〜17は、四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍でスキーキャンプ。

スキーキャンプといってもプロの講師を招いてレッスンしてとかそういうのじゃなくて、友人が主催するレジャースキーです。過去にも私は一昨年の同キャンプに参加しています。宿はいつもの(笑)ペンションZAKOJI

このキャンプ、一昨年は男所帯だったので今回もそんな感じだろうと油断してジャージにサンダル履きなどという近所のコンビニに行くようなナメた恰好で集合場所に行ってみたら、女性が何人もいてあわてました。そ、それならそうと……。

土日の岩鞍は両日ともどピーカン。初日にハイシーズン同等の装備で滑ったら暑くて汗だくになったので翌日はミドラーで滑りました。

せめてひとなみに。-雪質

こーゆー雪質

雪はもう当然というかシャバシャバで、女子国沢やチャンA中間部は荒れ荒れのモサモサのボコボコになってしまいますが、そういう雪はそういう雪でそれを楽しむゆとりが出てきました。もちろん好きではないですし上手にも滑れませんけど。

春の荒れた中斜面には小回りレーンとでも呼べばよいのか、ショートターンの幅だけ整地のようになった通り道が現れるのですな。レーンの中はエッジのかかる両側が少し低くなったカマボコ状、その両側は除雪された雪がたまって畝(うね)になっています。狭い道幅の中でターンを連続するのは少々緊張しますが、荒れてコブになりかけてる場所よりは滑りやすかったので何度か利用させてもらいました。

そんな感じで、ビデオ撮ったり撮られたりしながら、主にチャンピオンとミルキー、たまにエキスパ、女子国といった感じでうろちょろと滑りました。一瞬だけグループを離脱してひとりでチャレンジコースの常設ポールに行ってみましたが、ポールコースは掘れてるを通り越して氷で出来たU字溝でした。4旗門ほどくぐったところであまりの恐ろしさに自発的に途棄りました……。

この日の岩鞍には、たまにこのブログにもコメントをくれる旧友・毒師匠もクラブのキャンプで来ておったようなのですが、連絡がつかず会えず。また、後日判明したことですが会社の同僚もやはりクラブのキャンプで岩鞍に来ていたそうです。知り合いがふたりも申し合わせもせずに同じスキー場にいるなんてなかなかない偶然。スキー仲間がもっと増えたらこんなことも日常的になるのでしょうか。

しかしやはりこう、この時期になるとどんどんスキーへのモチベーションが下がってきて、それとシンクロするように自転車のことが気になってきますな。今はまだ花粉がアレなので自転車に乗ろうというところまでは来てませんが、「ああ〜スキーに行く週末が待ち遠しい!」っていうあの感覚日に日に薄れていっているのが自覚できます。我ながら身勝手というか薄情なものだと思います。

でもまだ滑りますよ。今日も参号機をクリーニングしてベース入れて、私にしては珍しくフッ素入りの滑走ワックスも入れました。ま、気休めですケド……。フェルトでぬりぬりするタイプのフッ素入り液体ワックスがひとつほしいな。昼飯食ったら塗る。でも俺、そういうの買ってもゲレンデに持っていくのを忘れるタイプ。

せめてひとなみに。-日曜日

日曜朝一番。日中はもっとずっと混んでましたよ

posted by Gyochan at 21:08 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー

2013年03月13日

ビン位置とかブーツとか

お世話になっている チューンナップ工房MK から参号機 K2 Iron Maiden が帰ってきました。

$せめてひとなみに。

ビンディング位置の調整に出しておったのです。

この板を買うとき、「どうせ性格の違う板を買うなら、とことんその違いを楽しんでやろう」という意味で、ビンディングをかなりセンター寄りにつけてもらいました。

しかしまあ、今まで乗ってきた整地向けの板とは太さから硬さからあらゆる点が違うものですから、ビン位置の違いによる差というものは結局よくわからず。だったら、整地中斜面がメインの私のスタイルにはビンがセンター寄りである必然性はほとんどないし、普通の位置のほうがいいかなと。センター寄りのビン位置というのはパーク用にかなり割り切ったセッティングと聞きますし。

3cmほどのセットフロントだったのを、整地向け標準位置に戻してもらいました。

もっとも、センター寄りセッティングでも滑った感じ違和感らしい違和感はなくて(違和感があったのは太さのほう)、慣れたらずらすことも斬ることも特に不自由なく可能でした。慣れるまでにけっこう苦労しましたが、慣れるまでのプロセスもまた楽しかった。ビン位置を3cm変えたことよる変化が感じ取れるか、こちらも楽しみにしましょう。

チューンナップ工房MKに行ったついでに、ブーツのことも相談してみました。

今履いているブーツは私がスキー再デビューした3シーズン前に買ったエントリー向けで、今年で4シーズン目。そろそろ新しいブーツがほしい。別に買わなくてもいいっちゃいいんだけど。板もウエアも投資が一段落しちゃったから。物欲の行き場がブーツしか

どんなの買ったらいいですか。

MKのおやじさんいわく「う〜ん、フレックス100から115!」

3ケタっすね! わかりました!

今のブーツのフレックスは80/70。ふたつ数字があるのは、アッパーシェルとロワーシェルで硬さが違うのかな? ともかく、今のはふたケタフレックスです。

そういえば2級仲間のO君も「ブーツ硬いのに変えたら全然滑りが違いましたよ。ブーツが踏ん張ってくれます!」って言ってたっけ。100から115ね。よ〜し

posted by Gyochan at 22:35 | Comment(22) | TrackBack(0) | スキー

2013年03月10日

スキーに行かない週末は

土曜日がこんなで

せめてひとなみに。-花粉

よく自摸ってます、いや、積もってます

日曜日がこんな

せめてひとなみに。-黄砂

黄砂ではないらしいですが

大気どうなっとんねん大気! 俺を殺す気か!

都内某所でライブパーティーをやっておりました。対バンはこ〜んな若者たち。われわれおっさんバンドは往年の名曲ですけど、若者バンドからも昭和の曲が飛び出してたもんなあ。レベッカの『フレンズ』とか。キミたち生まれる前の曲でしょそれ!? 

せめてひとなみに。-若者

みなさんハタチとからしいですが

俺が生まれた年のヒット曲っつったら、『また逢う日まで』とか『空に太陽がある限り』とか『おふくろさん』とかやぜ……バンドでやろうって感じにはならないな……。

来週末は岩鞍! 今、参号機のビン位置を標準位置に変更してもらってます。よろしくお願いします。

posted by Gyochan at 22:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他

2013年03月03日

小ネタの日

一本の独立したブログ記事に仕上げるにはボリューム的に無理のある小ネタをまとめて卸します。

話題その1、ヘルメットライナー

こないだエコーバレーの帰りに諏訪で足止めを食らったときにたまたま入ったアルペンでフルフェイスのヘルメットライナーを買いました。seirus というメーカーの Thick-N-Thin Headliner という製品。直訳すると厚くて薄いトリ演者ということになります。

せめてひとなみに。-ヘルメットライナー

たいへんお見苦しい写真でホント申し訳ない

ヘルメットってわりに暖かいんですが、それでも首回りに少し油断があるのです。レーシングドライバーがヘルメットの下にかぶってるような、顔だけ出すライナーがないかなーと思って探したら量販店の店頭で一瞬で見つかりました。レーシングドライバーがかぶってるのは汗と防炎対策用のライナーですけどね。

これいいっスね。

あったかいっス。

皆さんもどうスか?

春へと向かうこの時期に、防寒グッズの買い足し!

話題その2、しらかば2in1

前回の記事でも書いたとおり、しらかば2in1を再訪しました。最初に訪問したときは降雪直後のフカフカバーンでたいへん楽しませていただきましたが、まだオープンしていないコースがいくつかありました。ラッツラッツ下部パラダイスです。

ラッツラッツ下部は普通の急斜面、パラダイスは普通の中斜面でした。ふ、ふくらまねえ……。ちなみに「ラッツラッツ」とは、日本語でいびきの音「ぐうぐう」を意味するドイツ語だそうです。

2in1は20°程度の中斜面が充実していてわりと気に入ったのですが、滑走距離がちょっと中途半端という感じがします。いちばん滑走感を得られるのは山頂(南平ペア四)からヒルトップコースラッツラッツ上部パラダイスコースというコース取りだと思うのですが、これは残念ながら1本のリフトでは回せません。南平クワッド1本分だけだと少し物足りないんですよね。もう一声、という感じ。2in1という名前から察するに、もしかするとかつては独立していたふたつのスキー場が合体した結果のレイアウトなのかもしれません。

話題その3、八ヶ岳エリアのスキー場

しかしきのうの2in1はすいてて驚きました。リフト券売り場が8時半に開き、リフトが8時40分に動き出すのですが、それぞれその時間になっても誰ひとり客が並ばないという。何? あわてて滑ろうとしてるの俺だけ? みたいな。

しかしすいているのはよいことです。このエリアのスキー場にはほかにブランシュたかやまエコーバレーに行ったのみですが、すいてるし、うちから3時間とかからないし(正味190kmほど)、中央道は関越ほど渋滞しないし、自分ひとりででかけるにはなかなか好条件です。比較対象は上信越道小諸インターからアクセスする湯の丸アサマです。

雪の量と雪質では湯の丸・アサマに軍配なんだよなあ。今年は雪が多い方なので不自由なく滑れていますが、例年並みだとどうなのか気になるところです。2in1は正月休みでも一部コースがクローズだったし。

話題その4、アイロンを壊した

先日のSAJ級別テスト2級は初号機 Fischer Progressor 7+ というサブ板で受検しました。

なぜメイン機の弐号機 Blizzard G-Force ULTRA SONIC で受けなかったのかというと、弐号機のワクシング作業の最中にアイロンを落として壊したからです。弐号機の滑走面全体にワックスを生塗りして、さてアイロンで……とその時うっかり落としてガチャン。弐号機はそこからワックスを塗ることもはがすこともできず、当然滑走は使えませんと。

私の使っているヴィトラ・デジタルパーフェクトワックスアイロンは温度調節ダイヤルが無防備な場所についており、悪い角度で地面に落下するとダイヤルが陥没して壊れるのです。まったく同じ壊し方をした人のブログをむかしどこかで見たことがありますし、ヴィトラに修理の問い合わせをしたときのヴィトラの対応もどんな壊れ方をしているかすべてお見通しな感じだったので、おそらくこの製品にポピュラーなトラブルなのでしょう。

ヴィトラに製品を直接送付すれば有償修理してくれるということなのでお願いしました。ダイヤルが陥没したほか断線なども起こしていたらしく、鉄板ごと交換されて戻ってきました。修理費は3,000円、送料500円。週末に壊して翌週末には使える状態で手元にありましたから、対応はスピーディーだったと思います。

しかしこのままでは製品の設計的に再発が防げません。また落とせばまた同じ場所が壊れます。周辺に何か突起のようなものを取り付けて脆弱な構造のダイヤルをプロテクトしてやる必要がありそうです。まだ特に良いアイデアはありませんが。

話題その5、ラックを買った

せめてひとなみに。-ラック

こんなやつ

どうせなのでつまんない話題はどんどん放出します。

私のワクシング作業場は玄関の軒先なのですが、道具を持ち替えるたびに道具の置き場所に苦労していました。コーナン(地元のホームセンター)で買った小さなラックでお悩み解決です。お悩み解決したのはいいですが滑るのに忙しくて板をメンテする時間がない。メンテするために滑りに行くのを休むなんて本末転倒ですからねえ……。

posted by Gyochan at 23:48 | Comment(5) | TrackBack(0) | スキー