2013年02月08日

アサマ2000で内足主導 [滑走日数20]

前日に引き続きアサマ

せめてひとなみに。-アミノバイタル

アミノ酸とって出撃。

せめてひとなみに。-この日のアサマ

この日のアサマと私の弐号機

せめてひとなみに。-白黒樹木

この日の気温だと、生木は黒く・枯れ木は白くなるようです。くっきり違いますね。

この日はスクールに入校しました。

中級クラスの受講者は私ひとり。目論見どおりプライベートレッスンになりました。

私の希望としては、前回の受検で1点足りなかった小回りのその1点分を引き上げてもらいさえすればよく、それを一応お伝えもしたのですが、プライベート状態にもかかわらずレッスンは淡々と通常のカリキュラムで進められるようでした。

内容はここ最近のSAJのトレンド、内足主導です。

私自身は外足荷重と外向傾が大好きで、今後とも末永くアンギュレーションをともなった自然で疲れるスキーを楽しんでいきたいと思っているのではございますが、内足主導も滑りのレパートリー、自分の滑りの幅を広げてくれるもののひとつということで、かなり真剣に受講しましたよ。

緩斜面ハの字スタンスから始まり、徐々に斜度とスピードを上げながら、パラレルにもっていきます。慣れない滑り方をさせられるので初心者に戻ってしまったようです。あわあわするし、何度か転びもしました。

しかしだんだんと講師から「いいですよ!」と言われる頻度が上がっていき、やがて大回りに関しては「私が検定員なら、今のは66点か67点です」というところまでどうにか持ち込めました。加点加点!

小回りはまだ今ひとつギクシャクしていますが、わたくしレベルに求められる内足主導のイメージのようなものは何となくつかめた気がするので、週末の栂池ツアーに持っていって洗練させていくことにしましょう。ただ、まだあやふやな部分もあるので、何かを間違ったまま固定させてしまう危険もありそうと言えばありそうです。

内足の足裏に除雪抵抗を感じる感覚はかなり新鮮でした。しかし切り替えとともに外足にガシッと足場を作ってしまう動作が完全にしみついているので、よほど常に意識していないと切り替えても内足に乗り込み続けるのを忘れます。ちょっとこの感覚は忘れてしまわないように繰り返しておかなきゃいけませんね。

ただ、私本来の滑り(外足・外向傾滑り)でも実は今すごくいいイメージをつかみかけているところで、SAJ滑りがそのイメージをかき消してしまわないか少し心配ではあります。う〜ん、でもまあ、私本来の滑りのほうが技術としてはずっと簡単なので2級合格まで封印してしまってもたぶん大丈夫でしょう。

さあ明日からは学生時代の仲間たちと栂池。遊ぶぞお。

posted by Gyochan at 21:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

アサマ2000でサル練 [滑走日数19]

明日からの三連休もスキー旅行なので手短に。

木金と有休とってアサマ2000サル練してきました。

せめてひとなみに。-STAGE3

ほとんど人がいません。映っている人影はネットをチェックするパトロール。

今回のアサマひとりキャンプの目的はズバリ2級受検対策です。大回りと総滑は昨シの偵察受検ですでに65(合格点ぴったり)が出ているので、小回りを重点的に強化したいと思います。

アサマに登るチェリーパークラインは全面的に真っ白な圧雪路で、左右の木立も雪化粧。WRCスウェーデンの景色そのもので、スキー場に着く前にテンションMAXです。どうしてこんな日に車載カメラを持ってきていないかと心底悔みつつ、ともかく気分(だけ)はグロンホルムですっかり雪道を楽しみました。あ、車がランサーだからマキネンか。スキーとランエボという趣味の組み合わせは、実にこの、最強ですな。

今回は久しぶりにスクールにも入校しようかなと。

木曜日に入校して、そこで与えられた課題を金曜日にひとりで練習するというのが私の実に周到な計画だったのですが、木曜の朝スクールを訪れてみると「本日スクールはお休みです

団体客の対応で一般コースが開講できないんですと。

まじかよ。出だしでいきなり計画台無しです。

しょうがなく、何の材料もなくひとりで一日中ひたすらステージ3を小回ってました。

その小回りが正しいか間違ってるかわからないまま一日中それをやるというのは多分にリスキーではありますが、しかしそれでもさすがに一日中ただひたすら小回りばかりやってると、それなりに小回りがスムーズかつ確実になっていきますな。2級に受かる小回りかどうかは別として、自分の小回りがだんだん好きになってきました。楽しいです。

全部で何ターンしたやら。飽きたり疲れたりしたら横滑りの練習をはさみます。エッジをはずしまくる練習です。リッチー・ベルガーがDVDでやっていたバックスライド・チップターンとか、ステージ1に移動してスライドサブロクとか。

DVD『リッチー・ベルガーのエレガントスキー』を買ったとき(3シーズン前)は小回りの基礎エクササイズとして出てきたバックスライド・チップターンを見て「つーかまずこれができねーし(怒)」とか思いましたが、今じゃ「これ楽し〜(嬉)」とか思いながらやってますもんね。うまくなりましたよ、少なくとも横滑りは。

まああと、飽きたらお茶したりね。アサマ2000に行ったらぜひあんこ入りクロワッサンを食べてください。あんぱんのクロワッサン版です。土日ですと焼き立てに当たればラッキー。焼き上がる時間を聞いておくのもよいでしょう。この日のような平日ですと(客がまったくいないので)おやつの時間を伝えておけばその時間に焼いておいてくれます。焼き立てはうめえよ〜。

せめてひとなみに。-あんこ入りクロワッサン

ラクーンのあんこ入りクロワッサン。あんは少な目ですがそこがいい。

せめてひとなみに。-アンテロープにコブ

アンテロープにはコブ斜面が造成されてました。(圧雪車で雪を盛ってた)

せめてひとなみに。-コブを滑る子供たち

小学生の団体が釘にからむパチンコ玉のようにコブを滑っていきます。

さんざん小回りを小回り倒して、小諸の珍来 で晩飯を食い、コンビニで酎ハイとおつまみと、さびしくなった時用のエロ本を買って、ルートインコート小諸でひとり酒盛りをしてから就寝しました。エロ本を使ったかどうかはここには書きません。

posted by Gyochan at 20:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー

2013年02月04日

情報商材うざい。情報商材うざい。

最近、情報商材系の宣伝コメントがうっとうしい。

うっとうしいと言ってもせいぜい数日に一件程度なのだけれどね。

それでも拙ブログはもともとコメントをいただくことじたい少ないですのでね、たまに新着コメントの通知があると、一瞬「おっ。」と喜ぶわけですよ、わたしゃ。

で、その新着コメントを見ると、一目で記事なんて読んでないとわかる定型文。

ユーザ名をクリックして飛んだ先のブログは「年収がこんなに増えた!」みたいな。

むかっ

と来るわけですよ。

そもそも、社長になっただとか年収がなんぼだとか言ってるくせに、結局おまえらが今やってるのは見ず知らずの他人のブログに定型文ひとつひとつ貼り付けて回るような地味でチンケな迷惑行為じゃねえか。

それで年収がいくらになるのか知らんが、誇りのある男だったらそれを仕事にしようとは思わんし、そういうことしてるやつから何か教えをたまわろうとも思わんね。

というわけで情報商材系のコメントは見つけ次第消すことにしましたが、せめて少しでも書き込みを抑止できないかと思ってコメント欄の上に

※情報商材系の宣伝コメントはすぐに削除した上で迷惑行為をアメブロに報告します。

という警告文を掲示しました(PC向け画面のみ)。少しでも効果が出てくれるとよいのですが。ふつうのコメントまで減ってしまうような気がしないでもないですが。

えっ、どうやればこんなとこに文章追加できるの? って場所に警告文を出してるのは、私のちょっとしたイタズラです。ほっほっほ〜。

posted by Gyochan at 22:31 | Comment(6) | TrackBack(0) | ブログ

オグナほたかで2月に春スキー [滑走日数18]

2月2日(土)は職場関係の滑り仲間たち4人で、日帰りでスノーパル・オグナほたかに行ってきました。

せめてひとなみに。-オグナほたか

のどかな写真ですが、雪の下にはたくさんの……

オグナほたかは初めて来るスキー場。なにせ今回のスキー場選びのテーマが「行ったことのないスキー場を開拓して新しいお気に入りを見つけよう!」でしたので。

現地着は8時前でしたが、駐車場に降り立つとまったく寒くない。というか、暖かい。家を出るときも2月初旬の未明とは思えぬ暖かさでいやな予感がしましたが……。

リフトに乗って上に上がれば多少は寒かろう、と期待しましたが、ちっともそんなことはなく、いつもの装備では汗だくです。遅れて来た仲間を迎えに行くついでにクルマに戻って、上下一枚ずつ脱ぎ捨てました。ミドラーを持って来ればよかった、と内心後悔しながら。

朝イチからすでに雪はゆるみ始めており、日が高くなるにしたがっていよいよ水気を増してきました。斜度のあるバーンはやわらかく荒れ、緩斜面は妖怪板つかみの巣窟と化していました。いわゆるストップ雪です。

せめてひとなみに。-参号機

この写真で雪質が伝わるでしょうか? すっかり春雪です

ちなみにこの日のお供は参号機 K2 Iron Maiden。ファットなので荒れ場はものともしないのですが、なにぶん滑走面の面積が広いのでストップ雪にはいささか弱い。

ならば接雪面積を減らせばよいのだ。秘技・テールプレス!

フリースタイルのテクニックですが、思い切り後ろにのけぞってテールに体重をかけ、強引にノーズを持ち上げます。いわゆるウイリー走行です。これは効果ありました。テールプレスは妖怪板つかみの攻撃をしりぞける有効な防衛手段であることがわかりました。いいぞツインチップ! 問題は、私レベルではバランスを取るのが難しいということと、長く続けるとブーツの中の足が痛いということです。

さて、初めてのオグナほたかですが、あちこち滑ってみてわかったこと。

まず良い点

すいててよいです。最も利用率が高いであろうベースの第3クワッドも待ちは長くて1分程度でした。ほかのリフトは空き搬器がちらほらあるほどで、基本的にはリフトのほうが客を待っています。2月の初旬でですよ。

また、一枚バーンの中・急斜面が充実してます。20度オーバーの幅広一枚バーンがいくつもあり、どれもほとんど人がいないので貸切状態で急斜面の練習を思う存分できます。今回は雪質が雪質だったので荒れ気味でしたが、ちゃんとしたハイシーズンの雪質でもう一度確認したいですね。

どこを滑っていても最終的にベースの一点に帰ってくるレイアウトは待ち合わせに都合がよいです。苗場や軽プリのような末広がりのスキー場で横の移動のために無駄な登り降りを強いられるのが私はキライなのです。

昼食は中腹にあるレストラン『アザリア』で海鮮パスタ(1,000円)を食べましたが、ここのパスタはかなりちゃんとしたのが出ます。よくあるゲレ食スパゲティのレベルではありませんでした。うまかった。おすすめです。たぶんほかのパスタもうまいでしょう。丼物を頼んだ別の仲間は「まずい……」とこぼしていましたが。

ベースにある『モンヴェール』はテーブルでタバコが吸えます。どこもかしこも分煙分煙のご時世、テーブルでタバコが吸えるのは実にうれしい。ちなみに尾瀬岩鞍の『トゥインクル』も同じ理由でお気に入りです。

せめてひとなみに。-急斜面

第4ペア頂上から第3クワッド側を望む。幅広の急斜面が見えます。

悪い点

斜面構成がアンバランス。緩斜面は斜度がなさすぎる上に2本しかなく、逆にスキー場の大多数を占める中・急斜面はどれも斜度が強すぎます。いちばん滑走感が得られるであろう「ほたかスカイウェイ」も最後に26度が出てくるので、正直なところ初級者(特にボード)を連れてくるにはつらいスキー場ではないかと思います。

今回のメンバーも4人のうち3人は問題ありませんでしたが、残る1人はスノボ初級者で、私たちが急斜面ばかり滑りたがるので気の毒でした。30度オーバーの絶壁(第3クワッド下の急斜面、ベース寄り。コース図を見てもどのコース名がどれを指しているかよくわからない)に連れて行ったときは泣き声で怒鳴られましたよ(笑)。しかし彼も私たちにつきあっているせいで斜度耐性がどんどん高くなっているのが面白い。

前述の急斜面にしても、やたら横幅が広くてしかもほとんど誰も入ってこないので、その気になれば初級者でも端から端までのんびり斜滑降で難なく下まで降りてこれます。まあ、好き好んでここに立ち入る初級者はいないでしょうが。

小さい駐車場が段々畑のように連なっているのも(地形的にしかたのないことなのですが)ちょっと不便ですね。普通のスキー場ならば一等地に停められるような時間帯に到着してもシャトルバス利用になってしまうのは残念です。シャトルバスの本数が多いのが救いです。

──といったような感じで、手放しで「素晴らしいスキー場じゃないか!」とはちょっと言いにくい感じのオグナほたかでしたが、私はまた来てもいいなと思っています。30度近い斜面にあまり抵抗を感じないレベルのメンバーで滑るぶんにはすいててよいし、施設も悪くありません。

うん。今シーズンは無理でも、また来てみよう。

posted by Gyochan at 01:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー