2013年02月24日

SAJ2級受検記 [滑走日数25]

心のホームゲレンデ、湯の丸スキー場SAJ 2級を受検してきました。

去年の1月 ASAMA 2000 での下見受検に続き、二度目の受検です。

結果は、大66 小64 フ66 計196 で、無事、合格。おつかれさまでした!

本当はもう少し練習を積んでから3月にASAMAで受検するつもりだったんだけど、ここに来て3月の予定がちょっと不透明になってきて、土壇場で受けられないなんてことになるのもいやだなあと。それに、「とっととこの件を片付けてしまいたい」という気持ちが自分の中で日に日に強まっているのを感じていました。

ままよ、受けられるうちに受けちまえってんで調べたら、おっ、日曜に湯の丸で級別テストがあるぞと。

湯の丸は何しろ心のホームゲレンデ。検定バーン(第1ゲレンデ)も何度となく滑ったことがあります。それに、私をスキーの道にいざなってくれた毒師匠(←高校時代のクラスメート)から以前「湯の丸で受けてみてはいかが?」とすすめられたことがあるし。すすめるからにはおすすめなのだろう。毒師匠も1級には湯の丸で合格しているので、ゲンのいい会場かもしれない。

──着いてみると湯の丸は本日パウダー・デイでございました。

も、モコモコで検定かい。……おう、ナチュラル上等!

昨シーズンの私だったらこの時点で戦意喪失してただろうなあ。整地しかスキーじゃないと思ってましたから。しかし今シの私は、コブにさえなっていなければ多少の不整地はほぼ問題ありません。一番乗りで受付を済ませたあとは検定開始まで「荒れきってしまう前に!」と粗踏みパウダーで遊んでおりました。

なかなか検定が始まりませんが。

受検者は私を含め4名。中には長板(非カービング)の方もおられました。

検定員は丸山さんという50絡みの男性。

検定バーンは第1ゲレンデ。検定時刻にもなるとゲレンデコンディションはパウダー粗踏みから単なる荒れ場に変わっていました。

種目は大回り、小回り、総合滑走の順で行われました。

ご存じのとおり、いやご存じでないかもしれませんが SAJ 2級は講習内検定です。普通のスキースクールのように講習を受けながらその過程で採点されます。「次の1本を採点します」とかは言われません。演技の説明を受け、検定員の模範演技を見、自分の試技を見せ、欠点の指摘を受け、次で指摘を受けた点を修正する。これを種目ごとに繰り返します。時には基本的な運動要素の確認のためにプルークスタンスで滑ったりもします。

なんとなく成り行きで私が毎回最終滑走者という感じになってしまい、最終滑走者はつくづく損だなあと思いました。

というのも、滑走後に検定員から受ける指摘やアドバイス。最初の人は全員のアドバイスを聞けて、最後の人は自分に対するアドバイスしか聞けないんですよね。それに、最後だとほかの受検者全員の滑りも見ることになるので、最初に検定員が行った模範演技のイメージが飛んでしまう

ほかの受検者の滑りは極力見ないようにしよう、というのは前回の反省点でもあったのですが、まったく生かされませんでした。つい見ちゃいますね。

そういえば、今回は一貫して緊張しませんでした。前回は受かるつもりなんてサラサラない下見受検だったんで緊張なんかしなくて当然だったんですが、今回は一応合格を期して受検しておりますので、ガチガチにアガるかなと思ってたんです。自分どっちかいうとアガリ症ですし。

でも検定バーンを事前に滑ってみて、「やらけーし何とかなるな。」と、なんだかイケそうな気がしてきました。この自信に根拠はまったくないのですが、結果的にリラックスできたし検定中にもいろんなことを考えるゆとりができた。前日までは謙虚に、本番では自信たっぷりに。これはいい秘訣かもしれない。

ああなかなか検定が始まりませんね。

さてまず大回りでは1本目に「交互操作になっている」と指摘を受けました。交互操作? 

この検定員はアドバイスに専門用語を説明なくどんどん使うのでどうかと思いました。「ニュートラルをしっかり作って」とか「もっとをかける意識」とか「山エッジをはずしてから」とか。もちろん言いたいことはわかりますけど、これ2級ですよ。内足外足にしたって、ちゃんと定義を説明してから使ったほうがよいのではないかしら。

交互操作も、言いたいことはわかりましたがイラッとしたので「交互操作ってなんスか?」と聞き返してしまいました。切り替え時の踏み替え動作のことだそうですよ。「切り替え」も「踏み替え」も専門用語ですけど(笑)。ちなみに過去にはそのように操作すべしとSAJが教えていた時代もあったそうです。

大回りはその後は滑るたびに「いいですよ!」。ほかに言葉があっても感想的な一言ふたこと。ポジションに関する指摘はなかったので、よい位置に乗れているらしい。ん、これは合格点出てるな。とりあえず65点もらったことにしておこう。

それに対して小回りは指摘が絶えませんでした。ニュートラルが作れていない、リズムが悪い。そして指摘点を意識すればするほど滑りが乱れてきて、どんどん小回りが小回りじゃなくなっていくドツボに。自分らしく滑れていないときは足元を見てしまっていることが多かったので、一度下で見ている検定員から視線をはずさずに降りてみました。その時は「よくなりました! 今の感じでもう少し○△×……」とのコメント。ん、合格点は出ていないが惜しいところまで行っているな。64点か。

最後にフリー滑走。これはもう行ってやれで好きに滑りました。

1本目は運悪く強い向かい風が吹いてスピードが殺されてしまいました。検定員が「いいですよ! もう少しスピードが出せるといいですね」だから向かい風……。これも合格点は出ているっぽい。ならばもうちょいスピードを出せれば加点が出るということか? しかし2本目はタイミングが悪く、ほかの一般滑走者にラインを奪われて思った通りの滑走ができなかった。それでも検定員「今のはよかったです!」ほっ。仮に66点としておこう。

検定員のリアクションから憶測した自己採点では大65、小64、フ66。う〜ん、ギリか。小回りが63点だったら玉砕だな。

昼飯に『ロッジ花紋』で化学調味料だくチャーハンを食い、クルマに戻って講評・合格発表のある1時まで昼寝。そわそわ感は特になし。受かってたら合格だし受かってなかったら不合格だものね〜、と当たり前のことを思ってました。「でもまあ、どっちでもいいや別に。落ちてたら3月にまた受けよう……」くらいの気分だったのです。もっとああすりゃよかった、ああしとくんだった的な後悔はほとんどないので、どっちの結果が出ても素直に受け入れられる気分でした。

時間になり、スクール前で検定員の講評。

板の真ん中に乗るというポジションがきちんとできていた人にはいい点数が出ています

ふむふむ。俺はポジションのことは言われてないぞ。

さらにその中でスピードを安定して出せていた人については加点をしています

ふむふむ。スピードもいいと言われたぞ。

「それでは結果を張り出します」

ええと、ゼッケン番号21番……「」。

合格ですか。よしよし。

大66、小64、フ66。あ〜やっぱ小回りは64か。大回りとフリーで加点が出てるな。へえ……。

認定料を支払ってバッジと合格証を受け取り、記念撮影。そして合格した仲間たちと笑顔で力強く「おつかれさまでした!」のあいさつ。

いっしょに受検した4人中3人が合格でした。非カービングの長板の方も合格でした。もうひとりの合格者は検定中見ていて「この人は抜群にうまい」と思った人なのですが10点も加点を得ての合格。合格証を受け取りながら「これで1級が受けられるんですよね?」とさっそく確認していたところを見ると彼にとって2級は消化試合だったもよう。それでもみなさん一様に晴れ晴れとした表情でした。

私はというと、もう少しこう、「やったぁ!」とか「ヨッシャ!」的なテンションになるかなと思っていたのだけれど、なんだか坦々とした気持ちでした。合格しちゃうとあっけないな、と。むしろ静かな解放感というか、肩の荷が降りたというか、そんな気分でした。

もうあの検定滑りをしなくていいんだ……。

気がつくと第1リフトに飛び乗っていました。頂上にはこれから1級検定会に臨む受験生たちが滑走の順番待ちをしていたので、その背中に「1級がんばってください!!」と大声で声をかけてから1ゲレに飛び出しました。

もうスピードは殺さなくていい。自分の思ったように好きなように滑ればいい。一歩間違えれば大転倒のスリルを味わってもいいのだ。1ゲレ中間のクニックまでは直滑降。ジャンプせんばかりに最後の急斜面に飛び出し、がっちり外足に荷重を乗せ、力いっぱい「くの字」のアンギュレーションを作ってカービング。これだよこれ!

魂の全開滑走を2本滑って、ようやく心から笑えました。よし、帰ろ帰ろ。

$せめてひとなみに。-2級合格証

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2013年02月21日

俺は時機を誤ったか

会社にいてもスキーのことが頭から離れず仕事に集中できません。作業の手を休めて(=気を散らして=サボッて)つらつらとネットサーフィンしていたら、

来季は教程が大きく変わるらしい

との情報にぶちあたりました。その記事によるとさらに、

マッドサイエンティスト市野聖治やその取り巻きは左遷され、次の教程には絡まない

とも。そして、

いよいよ外向傾が復活するかもしれない

と。

なんだよそれならそうと早く言ってくれよ(その記事は去年の秋だったけどさ)。おれ内足主導の練習に何日間費やしたと思ってんの。いや1級とかプライズとかを真剣に目指してる人たちに比べりゃぜんぜん微々々々々たる日数ですけども……。

でも教程がふつうになると知ってたら検定に挑戦するの来年にしてたよ……。

次の改訂でどれほど変わるのかは次期執筆陣と組織トップの腹のくくり方しだいでしょうけれども、メンツを重んじる組織のことですから、きっとじわじわと少しずつ軌道修正していく感じになるのでしょう。こんだけ力説しまくった内足主導を今さらやめましたともなかなか言えませんわな。

まあ教程の改訂それじたいは本書いて指導員研修すれば済む話。たいへんなのは、SAJが十年かけて市野理論普及につとめた結果ヘンテコなクセを真面目にキチンと身につけてしまった数千だか数万だかの一般スキーヤーたちをふたたびふつうのスキーに導き直すことです。これは大仕事だと思いますよ。私はまだそこまで深入りしていませんでしたしもともと外向傾大好きなので影響軽微ですが。

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2013年02月17日

奇声、ところによりスネパウ [滑走日数24]

ヒャ──────ッホォウ!!

人はなぜ、パウダースノーに突っ込むと奇声をあげてしまうのでしょうね。

前日のブランシュたかやまに引き続き、2/15(金)もひとり合宿です。宿泊していた諏訪では私が目を覚ました7時ごろからちょうど雪が降り始めましたので、山はもう少し前から降っていたかもしれません。

もしかしたらパウダーにありつけるかもしれない……」

うっすらとそう期待しつつ、この日の練習場所、エコーバレーに向かいました。エコーバレーは前日訪れたブランシュたかやまのお隣。ルートも同じですが、前日フルコースドライだった道路状況はフルコース圧雪路に一変していました。

初号機をかついでコースに出てみると、案の定パウダーです。ベース周辺で20cmくらいはあるでしょうか。なにしろ平日で極端に人が少ないですから、そこらじゅうに新雪パウダーが残っています。ためしに踏み入ってみると、軽い。ぱふんぱふんです。

せめてひとなみに。-エコーバレー

この日のエコーバレーは全面的にスネパウです

とりあえず上部で唯一運行していた第4トリプルでトップを目指すと、そこにはノートラックが待っていました。

わりとのんびり出てきたのでトップに立った時は9時を過ぎていたと思いますが、上部いちばん右奥の「サンライズゲレンデ」はノートラックでした。コース左端に一本だけスノボがチョッカッたらしきトラックがあるだけです。私が事実上のファーストトラック

ヒャ──────ッホォウ!!

パウダーに飛び込むと、その気もないのに奇声がのどから飛び出ますね。もちろんガマンする必要などないので飛び出るにまかせます。ベースよりやや深く30cmほどでしょうか。底突きはありませんめっちゃくちゃ楽しいです

せめてひとなみに。-ノートラック

サンライズゲレンデ。これぞノートラック。

もう一度戻ってくると、スノボのチョッカリ痕が右に一本増えているだけで(左の一本と同じ人物でしょう)中央は私がセカンドトラックです。どうやらここは私ともうひとりの貸切パウダーゾーンのようです。

せめてひとなみに。-セカンドトラック

二本目がセカンドトラックとは(笑)

二本目でうっかりトップが沈んだ拍子に前転し、オーバーヘッドパウダーを食らったのを機に、こんなこともあろうかと持ってきていた参号機 K2 Iron Maiden にマテリアル・チェンジ! クルマに戻ったついでにかぶった雪を少し乾かします。

どうも先を争ってパウダーを食い合うような雰囲気ではないようです。スキー場に来ている全員で分け合ってもまだ余るほどのパウダーがあるのです。のんびりといきましょう。その間にも雪はまだどんどん降っています。

せめてひとなみに。-参号機

秘技、マテリアル・チェンジ! 参号機アイアン・メイデン、出撃!

上部に戻るとちょうど第6クワッドが運行を開始したところでした。パウダーを目指してお客が殺到するかと思いきや案外そうでもなく、「ハイローゼン」でもおいしいパウダーを腹いっぱいいただきます。やはりファットは浮力が違いますね。もちろん、奇声が出ます。

せめてひとなみに。-ハイローゼン

ハイローゼンは少々食われてますが、食われてないルートも選び放題です

パウダーライドは体力的にきついので何度か休憩をはさみましたが、休憩のつどコースはリセットされ、というか、さらにパウダーは深まり、どんどん楽しくなっていきます。全然人の来ないサンライズゲレンデでは、最深部でひざ下くらいまではあったと思います。

せめてひとなみに。-リセット

またまたサンライズゲレンデ。昼飯食って戻ってくるとリセットされてます(笑)

結局この日は足腰立たなくなるまでサンライズゲレンデ〜第4トリプルリフトを果てしなく回していました。リフト乗り場に到着するたびにゼエゼエと肩で息をし、しまいには普通に止まるだけでも転びそうになる始末。そのくらい意地汚くパウダーをむさぼりつくしました。

ここまで本格的なパウダーライドは生まれて初めてなのですが、思いのほかうまく滑れたような気がします。1月に岩鞍でプチパウダーに当たり、そこでなんとなく感触をつかんでいたのが確かに効いています。この日つかんだ私なりのパウダーライドのコツをまとめてみます。

ポジションは斜面に垂直ではなく、地球に垂直に立つ感じで、整地スキーと比べるとド後傾。まるで空気イスのようなフォームになります。なので前半身の筋肉(すね、腿、腹筋)を酷使します。スタンスは密脚ほどではない閉脚、かかと荷重。2枚を1枚の板のように使って、板の後ろ半分を使って雪を踏み分けていくような感覚です。

スピードは速ければ速いほど得られる揚力が大きくなるので、とにかくどんどん下に落ちていきます。急激な動作をしても板はうまく反応しないし失速の原因になるので、のびやかなリズムでゆったりと、かつできるだけ大げさに荷重抜重してターンします。

パウダービギナーの書くことなのでうっかり信じないようにしてくださいね。でもこの滑り方でひざ下パウダーを泳ぐように滑りまくることができましたよ。

突然のパウダースノーを前にしたとき、ゲレンデには3種類のスキーヤーがいるようです。

(1) パウダーに関係なく整地みたいな滑りができてしまうスゴイ人
(2) 整地滑りは忘れてパウダー滑りにうち興じる人(←私ココ)
(3) 整地のように滑ろうとするがまったくスキーにならない人(←昨シーズンの私)

もともと降雪量の少ない八ケ岳エリアということもあるのか、(1) も (2) も私が見た限りではごくごく少数で、(3) のスキーヤーが圧倒的多数のようでした。

ひざ下まで埋まりながら、それでも必死に内足主導のSAJ滑りを練習している人がいました。ターンのたびに止まってしまって、傍目にも何かの練習になっているようにはとても見えませんでしたけれど。そもそも前に進まんでしょう。

休憩所で世間話したオヤジさんも「まったく、こんな深雪じゃ突っかかってカービングなんかできやしないし、もうアガッて温泉にでも行こうかな」なんて言ってました。カービングするつもりでおられたとは……。このスキー場では、パウダーはそれほど歓迎されているわけではなさそうです。

そんな彼らにひそかな優越感を感じつつ、また、新たなスキーの楽しみの扉をまたひとつ自分の手で開いたことに確かな満足感を感じながら下山すると、中央道が雪のため伊北〜小淵沢間で通行止めになっていました。諏訪から小淵沢までヒイヒイ言いながら国道20号を走り、家に帰る頃には早くも全身を筋肉痛が襲い始めていましたとさ。

せめてひとなみに。-機材車

帰ろうとしたらクルマはこのありさま。6時間ほどで。

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2013年02月16日

ひとり合宿 in ブランシュたかやま [滑走日数23]

またまた有休もらって、ひとりでふたたび八ケ岳方面に出張。

せめてひとなみに。-第一クワッド

晴天のブランシュたかやま

2/14(木)はブランシュたかやま。ブランシュは 年始休みに行ったばかり ですが、その時は猛烈な寒波に見舞われて、あまりの寒さに音を上げて主要コースは滑らずじまいでした。今回はそのリベンジであります。

この日のブランシュは素晴らしい天気。しかも前日だか前夜に少し降雪もあったらしく、圧雪の上にパウダーがほんのりとのってゲレンデ状態も最高!

板の下でころころと転がる、今シーズン一番じゃないかと思うような雪質。足裏から伝わってくる感触が、「ザザザ」とか「ガガガ」じゃないんです。「るろるろるろ〜」みたいな、ラ行の感触が伝わってくるんです。たまらんです。いいお天気とあいまって、どうにも顔がニヤけてしまってしかたありません。

お供はひさしぶりに初号機 Fischer Progressor 7+ (2009)が登板。初号機は早い話ゲタ板で、使うのはプレシーズンの狭山以来。メインの弐号機ではなく初号機を持ってきたのには深いわけがあります。いずれお話しします。

ひさしぶりに初号機を履いてみて、まずスケーティングで一歩目を蹴りだしたときに思わず「軽っ!」と口に出てしまいました。そうでした、初号機は軽いんでした。弐号機 ULTRA SONIC も参号機 Iron Maiden もどちらかと言えば重い部類なのでねえ。

こいつで前回は滑れなかったブランシュたかやまのあちこちのコースをめぐりながら、3月に予定している2級受験に向けてSAJ滑りの練習です。

ド平日のブランシュはガラガラですね。修学旅行のバスが何台も来ていましたが、彼らも初級斜面に群れていることがほとんどなので、私が立ち回った中上級斜面はほかにスキーヤーがいてもだいたいひとりかふたり。人目を気にせず好きなラインで好きな練習を好きなだけさせていただきました。

上級斜面の「パノラマコース」「スラロームコース」、中級斜面の「ジャイアントコース」「ロマンチックコース」をメインに滑りましたが、上級のふたつも「え、これで上級……?」という感じでした。実際、最大斜度がそれぞれ26°と25°ですし、うねりもねじれもない素直な斜面なので、これを上級としたのはおそらく営業判断でしょうね。

SAJ滑りの練習ばかりでも飽きてしまうので(正直なところ、あの滑り方は私の快楽中枢をあまり刺激してくれないのですよ)、あちこちに設けられているウェーブクロスコースでも遊んでみます。

昨シーズンくらいまではコース脇にあるああいったちょっとした仕掛けモノにはまったく興味がわかなかったのですが(というか整地中斜面にしか興味がなかった)、最近は「ちょっと遊んでみるネ!」ぐらいなノリで気軽に踏み込むようになりました。どういう心境の変化かは自分でもよくわかりませんが、とにかくスキーの楽しみ方の幅が広がってきていることは確かなようです。

せめてひとなみに。-第一クワッド乗り場と初号機

本日の相棒、初号機(中央)。ひさしぶりの登板にとても喜んでいるようです

せめてひとなみに。-ロマンチックコース

ロマンチックコース(中級)。変化のある中斜面で、気に入りました

せめてひとなみに。-ジャイアントコース

ジャイアントコース(中級)。気持ちのいい斜度ですが短いですね

せめてひとなみに。-パノラマコース

パノラマコース(上級)。斜度に対して幅が狭くパノラマを楽しむゆとりはありません

せめてひとなみに。-ファンタジーコース

ファンタジーコース(中級)は短い一枚バーン。ここで熱心に練習する人が多いです

せめてひとなみに。-常設ポール

ファンタジーコース横には常設ポール。ためしに突入しましたが、よく掘れててDNF

せめてひとなみに。-貸切リフト

乗り場のおじさんが「貸し切りだよ!」と声をかけてくれました。俺以外誰も乗ってない……

せめてひとなみに。-黒醤油ラーメン

ランチはレストラン「ポテト」の黒醤油ラーメン。スープと麺は並ですが、味玉とチャーシューは本格派でした

せめてひとなみに。-かまくら

レストランの外にはけっこう立派なかまくら。正面はファンタジーコース

せめてひとなみに。-パノラマ下のなんちゃってクロス

パノラマコース下のなんちゃってクロスにキャアキャア言いながら突撃する修学旅行生たち

せめてひとなみに。-スラロームコース下の7連ウェーブ

スラロームコースの下には7連ウェーブ。こういうところで遊ぶのが楽しくなってきました

せめてひとなみに。-ロマンチックコース下のなんちゃってクロス

ロマンチックコース下にもなんちゃってクロス。これが一番長いかな

せめてひとなみに。-富士山

山頂からは富士山がよく見えました。スキー場の背後なのでコースからは見えません

せめてひとなみに。-ひとり酒盛り

宿はビジホです。ルートイン諏訪インターでひとり酒盛り

posted by Gyochan at 15:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー

2013年02月12日

わいわいレジャースキー in 栂池 [滑走日数21, 22]

2月9〜10日は大学時代の音楽仲間たちとのスキーツアー。

今年で3回目のこのツアー、毎年恒例になりました。1回目は志賀高原、2回目はアルツ磐梯。3回目の今年は栂池高原です。

栂池は一昨年、震災直後に滑りに来て、その規模や雪質、バーン構成などあらゆることがすっかり気に入ってしまったスキー場です。

アラフォー男女取り混ぜて総勢10人。スキー、スノボ、年間20日以上滑る者からこのツアーでしか滑らない者まで、スタイルもレベルもさまざま。なので、のんびりわいわい滑ります。

大人数だといろいろなことに時間がかかりますね。初日は滑り出しが昼になりました。お天気は曇り時々晴れ、前日降雪があったらしく、ゲレンデはコンディション良くやわらかめでした。

初日の昼食に入ったチャンピオンクワッド前の『栂池レストハウス』は大ハズレ。たいした混雑でもたいしたメニュー品目でもないのに、信じられないほど長時間待たされました。あの日あの場に居合わせた客の中で、栂池レストハウスもう一度入ろうと思う者はたぶんいないでしょう。

ゴンドラとリフトを乗り継いで頂上まで登り、ハンの木カネナル(鐘の鳴る丘ゲレンデ)を滑って初日は終了。

宿は中央トリプル近くの「サンプラザ栂池」。食事の後はアクションカムで撮影した当日の動画をテレビに映しながらの飲み会です。ここでもアクションカムの動画はなかなかの高評価でした。HDモードだとデータがでかくなりすぎてのちのち管理に不便なのでSD画質での撮影でしたが、それでもきれいな映像にみんな最初はびっくりするようです。

二日目。初日の出だしが遅かったので二日目はたっぷり滑ろうと、いさんでゲレンデに出たのですが、想像を絶する混雑。リフト券を買うのも最初のリフトに乗るのも数十分待ちで、滑り出せたのはやっぱり昼になってしまいました。

あとから聞くとこの日(2/10)はどこのスキー場も異例の混雑だったようです。ハイシーズン最後の連休だったからでしょうか。リフト待ちしながらほかの客が「バブルの時でもここまでじゃなかったよ」と言っているのが聞こえました。ほかのスキー場の公式ツイッターでも同様のつぶやきを見ましたが、いったい何が起こっているのでしょうね。

アベノミクスがさっそく消費マインドを上向かせているのでしょうか。予算委の質疑でも、安倍さん麻生さんはさかんにマインドを変えていくことをアピールしていましたが、たしかにマインドは大事みたいです。

もっとも、今バブル期なみの客に押し寄せて来られてもスキー場側にはそれを処理するのに十分な備えなんかありませんから、「バブル期より混んでた」と感じるのは処理能力不足によって混雑感が誇張された結果でしょう。実際のところ、中腹にあがればリフトによっては空き搬器が混じっているところもありましたし。

栂池レストハウスでさえなければどこでも」という全員一致の希望により、食事は山頂近くの「カフェテリア栂の森」。11時台前半に入店したにもかかわらず早くも満席でした。着席までに少し時間をとられてしまいましたが、料理の方は長蛇の列にもかかわらずすみやかに受け取れました。本来これで普通なのですが、この日はこれがうれしかった。

午後はハンの木下部で少し遊んだあと、私にとって栂池のメインディッシュと言える白樺コースチャンピオンコースへ。斜度と広さが私の好みにぴったりなのです。2/7のアサマから4日間滑りっぱなし足腰はもうへろへろでしたが、最後に残った体力もここですべて使い果たすつもりで滑りました。そしてその通り、使い果たせました……。

帰りは安曇野インター近くのファミレスで食事をし、諏訪湖SAにある「ハイウェイ温泉諏訪湖」でひとっ風呂。ハイウェイ温泉諏訪湖はサービスエリア内にあるという異色の温泉施設です。しかし認知度が低いのか、一瞬われわれグループの貸切になってしまうほど空いていました(入店は20時頃)。休憩所が狭いのが難点ですが、なかなかいいお風呂でしたよ。

アサマで習ったSAJ滑りもきちんと復習しておきたかったのだけれど、みんなでわいわい楽しく滑っているとそのへんは忘れてしまいますな。今週も平日休みをいただいているので、またひとり合宿におもむいてあらためて復習をしておきたいと思います。

職場へのおみやげには『アルクマのちょこたび』と『雷鳥の里』を買っていきました。自分でも食べましたが、アルクマはいまいち。でも雷鳥の里はうまかった。雷鳥エキスが効いてた。さすが特別天然記念物。(注:冗談です)

せめてひとなみに。-雪

二日目は雪でした

せめてひとなみに。-行列

中央トリプル前はチケット売り場とリフト乗り場の列が入り乱れてカオス。

せめてひとなみに。-参号機

お供は参号機。ステッカーが少し増えてます

posted by Gyochan at 21:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー