2013年01月22日

おれ、スケーティングができるようになったんだ。

ニュースです。スケーティングができるようになりました。

は? できなかったの?

いやまあ、一応できることはできたんだけど、えーと何というか、ぎこちないというか不完全というか、中途半端なスケーティングだったんです、私のは。ありていに言えば、ヘタだった。長い間ずっと、普通のスケーティングがあこがれだった

普通のスケーティングは、蹴りとストックを同時にやりますね。右蹴り+ストック、左蹴り+ストックという2拍子。これを大きなテンポでやります。ぐわっ、ぐわっと。

ところが私のスケーティングは右蹴り、左蹴り、ストックという3拍子だったのです。これを、いそがしいテンポでやります。ばたばたと。

どうしてこんなたどたどしいスケーティングになってしまうかというと、おそらく、バランス感覚が未熟で踏み足に長く乗れないからではないか、と思っております。

まあ原因なんかどうでもよいのです。普通のスケーティングができるようになったんだから。

なんで突然できるようになったのかは、まったくわかりません。岩鞍のオクタ前を移動中にふと気づいたら普通のスケーティングをしてました(あの横移動、めんどくさいよね)。

「あっ、俺いま、あこがれのスケーティングができてる!」

そう思ってさらに加速すると、平地スケーティングで私がこれまでに出したことのないスピードが出ました。顔に風があたるくらい。これはいい。これはいいものを覚えた。

おめでとう、俺。

posted by Gyochan at 22:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー

2013年01月20日

若い女子(おなご)らと苗場 [滑走日数16]

日帰りで苗場に行ってきました。

土日に姉ファミリーが家族で初のスキー旅行をするというので私も日曜日一日だけお邪魔させていただいたのです。「苗場行くんだ〜」「え〜いいな〜俺も行く〜」「わ〜いおいでおいで〜」っていうノリです。

姉夫婦は『わたスキ』ジェネレーションど真ん中なので当たり前のように滑れます。姉はパラレルまで可のはずですが15年ぶりなのでおとなしくハの字でした。義兄はバブル当時相当ハマッていたとのことで、ちらっと見ただけでもかなりの脚前。同じく15年ぶりですがまったく危なげなし。

そして3人の姪っ子。おっとり派の長女(中2)は去年学校でスキー教室に行ったのでボーゲン可。斜度の急なところで苦戦していたのでためしに横滑りを教えたらすぐにコツをつかみ「これ好き!」だって。

野生児の次女(小5)は初スキーですが飲み込みが早く、ほっといたら自分でどんどん上手くなっていっていました。とにかくよく転ぶのですが立ち上がるのも早く、滑り落ちながら立ち上がったりしています。

マイペースの三女(小3)も初スキー。こちらはスクールに半日放り込んだらボーゲン可に。一番小さくて軽く関節もやわらかいので急斜面ボーゲン力は三姉妹の中で一番です。全然転ばないし。

$せめてひとなみに。-表彰台

表彰台でいちばんオイシイところを持っていく三女

これらのメンバーで苗場のあちこち(主に初級者コース)を滑り、最後に大斜面をみんなで滑って、子供たちはみんな大満足の様子でした。私の参加によって大人3名子供3名となり、ちょうどマンツーマン体制がとれたのもよい感じでした。

今日の苗場は前夜から大雪で、全面的にフカフカのパウダー。日中もずっと雪でしたけども、よく転ぶ子供たちにはぴっちり整地してあるバーンよりも「荒れフカ」なほうがよかったでしょう。晴天の眺望を楽しませられなかったのは残念だったけど、また別の機会もあるでしょう。

3人子供がいて、やさしいバーンばかりとは決して言えない苗場、しかも大雪、「もうやだやりたくない帰る」と言い出す子がいてもおかしくないと思っていたのですが、あにはからんや、もっと滑りたいもっと滑りたいの合唱。

大斜面を降りきるのに20回近く転んでいた次女など「もう二度とスキーなんかするものか」と思っても不思議じゃないのに(私が同じ立場だったら間違いなくそうなる)、むしろそれでがぜん面白くなってしまったらしく、その後の緩斜面を見て「もっと急なとこがいい!」などと言い出す始末。これにはびっくり。

それよりも何よりも、雪山という異世界にたちまち順応し我を忘れて無邪気にはしゃぐ子供たちの様子をながめているのがとにかく楽しかった。

あの子たちが雪山が大好きになって、これからもずっとスキーを楽しんでくれたらいいなと思った。

posted by Gyochan at 21:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2013年01月17日

棒立ち・後傾・閉脚

$せめてひとなみに。

雪が強いと午前中でもナイター照明がつきます

一日目・二日目と天気のよかった三連休の尾瀬岩鞍ですが、三日目は東日本一帯を襲った爆弾低気圧の影響で雪でした。

バーンは私の苦手とする重い新雪の荒れバーン。この日一本目のミルキーウェイの滑り出しでいきなり足が終わってしまうという体たらく。こんな日に参号機を持ってきてないなんて俺のバカバカ! チャンAやエキ下を滑るという仲間たちと別れて単独行動することにしました。

荒れていないロマンスコースで低速小回りの練習。緩斜面で、止まるほどのスピードでくねくねと小回ってみる。小回りってある程度の勢いというか慣性とかがないと成立しない滑り方なのかと思っていたけれど、自分から下半身を使って振り込んで回すこともできるのね。

テーブルでタバコの吸える食堂「トゥインクル」で休憩したのち、チャレンジコースへ。チャレンジコースはスキー場のはずれ(ゴンドラ乗り場の裏手)にあり、長さもせいぜい400mくらいだしベース部なので眺望もない。こんなつまらないコース、ひとりの時しか行けないよね。

そんなコースなのでチャレンジには滑る人が全然おらず、チャレンジAコースには手つかずのノートラック・パウダーがたくさん残っていました!

わたくし、本格的なパウダー滑走をしたことがありません。そもそもそれをするチャンス自体たいへん限られておりますが、運よく行き当たったとしても「行ってみよう」という気にはあまりなれませんでした。整地が好きなんです。

こっ、これはパウダーを練習するチャンスなのでは……!

とりあえずリフトに乗って1本滑ってみます。いや〜、全然わからない。いつものワイドスタンス・外足荷重ではまったくスキーになりません。トップが新雪に突っ込んで止まってしまいます。

パウダーは厚み20cmほど、その下はガリガリのアイスバーンなので、板が底を突くとすぐにわかります。ターンのたびに外足がギャリッとくる。それではいかんのだ。浮かなきゃ。

あ、そーだ。パウダーは閉脚で滑れと聞いたことがあるぞ。2枚の板を1枚のようにして、板の間から雪が漏れないように滑るとかなんとか……。ためしてみよう。それ。

お! 浮いた!

両ひざ同士が触れるほどの密脚にしたら、板が底を突かなくなりました。浮遊感と言えるほど浮いてる感じではないですが、この足元のさだまらない感じは整地の上を滑るのとは明らかに違う。そして、前につんのめらなくなった。これがパウダーライドというものか。

しかしターンの時はついついスタンスを広げて外足に荷重してしまい、そのたびに板がもぐってバランスを崩してしまう。次の外脚を踏ん張り、次の内脚をたたんで両脚の長さの変化で切り替えをする、という整地でいつも行っている足元からの切り替えはどうも無理らしい。そうかターンも密脚のままするのか、そうだよな。えーと。えーと。

体を一本の棒のようにしつつ腕の振りをキッカケにして上体から切り替えるとうまくいった。かなりスローモーなターンになるけれど、これで密脚・両足荷重のまま底突きもなくふわりふわりとターンすることに成功。リフト3本目くらいでこのコツをつかんだ。楽しい!

密脚両足荷重だとちょうどモノスキーに乗っているような感じで、ワイドスタンスに比べると左右バランスがかなり微妙になるけれど、両腕をできるだけ広く広げてヤジロベエのようにすると安定感が増した。

しかしこれ、整地のスキーとは完全に別モノですな。根底から運動の種類が違う感じ。整地スキーではいかに抵抗なく前に進むかということばかり考えます。抵抗を積極的に受けるのはスピードをコントロールしたい(減速したい)時。それに対して、パウダーではいかにうまく雪から抵抗をもらうかのほうがキモのよう。止まる抵抗ではなく、揚力に変換できる抵抗ですね。

ノートラック天国だったこの日のチャレンジコースは、今にして思えば、このような理解を一度に得るのにちょうどよい斜度と新雪の深さで、実におあつらえむきだったと思います。よいめぐりあわせでした。

posted by Gyochan at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

男子国体、すべれたあ [滑走日数13,14,15]

せめてひとなみに。

快晴の尾瀬岩鞍スキー場

昨シーズンも参加させていただいた、ペンション貸し切りスキーツアーに今年も混ぜていただきました。宿はもちろん、ペンションZAKOJI

一日目、二日目はとにかくよく晴れて、ハイシーズン装備では暑いほど。雪はだいぶ薄かったですが雪質は良く、終日腐れることもなくて滑りやすかった。

今回はここを弐号機 Blizzard ULTRA SONIC で滑ります。レジャースキーとは言え、この団体は参加者がみんな上手でやたら滑走スピードが高い。よく走る板を持っていかないと追いつけないんざんす。

せっかくいい天気なのでアクションカム HDR-AS15 で撮影しまくり。カメラマンに徹しました。わいわいレジャースキーですんで、練習とかそんなことは忘れます。もっとも、岩鞍のバーンはどこも手ごわいので、撮影しながら滑るなんてことをしてればどっちみち勝手にうまくなってしまう気もします。

今回参加したグループやこのグループの定宿・ペンションZAKOJIさんとは仲良くさせていただいているので自然と尾瀬岩鞍で滑る機会が多いのですが、まだ滑ったことのないコースはいくつもあります。

西山エリアの奥のほうなどは私がそこを滑れるようになる前に閉鎖されてしまいましたし(今シーズンはコース図からも抹消されてしまいました)、エキスパート上部の40などはおそらく私が生きているうちに滑ることはないだろうと思っています。

男子国体コースもそうした滑ったことのないコースのひとつです。下から見上げるだけで心が縮む長い長い急斜面。仲間たちからも怖い話はさんざん聞かされていました。「そこ曲がれば終わりだろうと思った左カーブでまだ半分なんだよ。心折れるよ」ふ〜ん、すごそうだね。ま、滑らないけど。俺は。関係ない関係ない。

今回も仲間たちが「じゃあ男子国体いこうか!」と言うので、もちろんやんわりとお断りさせていただきました。ちょうど仲間のひとりが子供たちとはぐれたのでミルキーウェイを探してみるというので(自分たちだけで勝手にエキスパートだのチャンAだのをどんどん滑りに行ってしまう子供たちなのです)、私も子供たちの撮影を口実にそちらにおつきあいすることに。ふう、危ない危ない。

じゃあ、と別れようとしたその時、そのパパさんの携帯に着信。「もしもし今どこ? あーチャンピオンの下。じゃ、男子国体でそっち行く

え……。

ミルキー降りるんじゃないの。

男子国体……。

決死の覚悟で滑りましたよ、ええ。

ふだんはコブができるという男子国体のバーン、この日は比較的フラットだったので助かりました。左右交互の横滑りで連続ターンしているフリ。途中三度ほど一時停止しましたが、なんとか転倒だけはせずに滑り降りてくることができました。多少緊張はしたものの、恐怖を感じるほどではなかった。スキーにこそなっていなかったけれど、自分も成長したものだと思いました。男子国体、いちおう制覇ね!

しかしあの狭くて長くてねじくれた急斜面で、わりと躊躇なく板を下に向けることができるようになっていた自分にちょっと驚き。思い切ってどんどん先に進まないといつまでたってもゴールに着かないというあきらめもありましたが……。斜度って慣れなんだなあ、と。下に向けてるのは一瞬ですけどね……。

晩は宿のリビングの大画面テレビで撮った動画の撮影会。カメラマンの腕が腕なもんでド迫力の映像とはいきませんでしたが、このグループでは私は一応客分なので、みなさん大げさにウケてくださって、ヨイショとわかっていても気分がよかったです。

せめてひとなみに。

男子国体の写真がなくてスミマセン。そんな余裕なし。写真はミルキーウェイ入口。

posted by Gyochan at 23:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー

2013年01月10日

ファットスキーはエッジが敏感?

センター73mmのノーマル板からセンター90mmのファット板に乗り換えたら、当初すごい違和感に襲われて何度もバランスを崩しました。

平地や緩斜面での滑り方がちっともわからないのです。

平地を移動している時、かけたつもりのないエッジがなぜかかかっていて意志と違う方向に板が進みかけて「おっと」とバランスを崩す、という、まあプチ逆エッジとでも申しましょうか、そういうことを何度も繰り返しました。平地でふらつきかける姿は初心者のようであったろうと思います。

また、緩斜面でのパラレルは切り替えが明白におかしい。というか、切り替え動作に入りにくい。切り替えってどうやるんだっけ? みたいな感じ。

何日か滑って慣れてしまったら気にならなくなったのですが、あれはなんだったのだろうといまだに考えています。

そこで思いついた仮説のひとつが、名付けて「ファットスキーはエッジが敏感説」。

ノーマルスキーに比べて幅が2割増しということは、板を傾けた時にエッジが雪にもぐる量も2割増しになる気がする。

すなわち、板を傾ける方向の操作に関しては、同じ分量の操作をしてもファットスキーはノーマルスキーに比べて2割大げさに動く、と考えてよいのではないか。

この2割増しによって、ノーマルスキーは反応しないような操作でもファットスキーは反応を起こしてしまうことがある(ノーマルスキーの感覚では平踏みでもファットではエッジがかかってしまう、とか)。

つまり、ファットスキーはノーマルスキーよりエッジが敏感であり、操作結果から見ると平踏み域(ニュートラル)が狭い。つまり、あいまいな操作を許さない

どう? なんだかもっともらしい仮説だと思わない? 多少論理に飛躍がある気がしないでもないですが(汗)、平地でよろけることも、切り替えが難しいことも、なんとなく説明がついている気がします。

posted by Gyochan at 22:32 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー