2012年07月10日

エクステつけてみたのあたし

$せめてひとなみに。-ミスターコントロール ADP-3RC

ハンドルにエクステンションを装着してみました。

あたしの自転車のハンドルバーは、ステムとの締結部が太く、そこから左右にテーパーがかかって徐々に細くなっていく形状をしています。この形状だとねえ、あらゆるものが装着しづらいのよ。サイコンのクランプはすぐに緩んできちゃうし、フロントライトは首かしげちゃうし。

あと、ツール・ド・フランスの映像を見ていると、どの選手のマシンもステム前方中央部にサイコンがあるのね。あれイカスなあと。ああいう風にしてみたいなあ。ああするついでに上述の装着しづらさみたいなのも解決しちゃいたいなあと。それがこのアダプター風の製品購入にいたった動機。

ここであれこれ悩んで、あの製品はああだ、この製品はこうだと選出プロセスやウンチクを披歴できたらこのブログもいっぱしの自転車ブログっぽくなるんですが、そうはなりませんね。ほとんど比較検討もせずあっという間に決めて衝動的に買いました。

ミスターコントロールの「コンピューター/ライトマウント ADP-3RC」という製品。南米奥地の通販サイトで ¥1,871。

まだ装着しただけで走っていないので確かなことは言えませんが、かなりしっかりと組み付きましたね。ただ、バーの長さが少し短いかな。サイコンだけを取り付けるにはちょっと長いけれども、ライトも一緒につけようとするとご覧の通り少し狭い。サイコンとライト両方とも大きめのものだと一緒に装着できませんね。

ともあれ悩みは解決し、見た目も案外すっきりとまとまっていていい感じなのでひとまず満足。あと、こいつがあれば異形カーボンハンドルにもすんなり交換できるな。カーボンハンドル。カーボンハンドル。ほちい。

posted by Gyochan at 23:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車

尾根幹ミミズ受難の日

なんであいつらは踏まれるとわかってて這い出してくるのか。

わかっちゃいないか。

日曜はいつもの仲間K、Iと尾根幹トレ。遠方(横浜&大船)からわざわざ尾根幹を走りに来るふたりは渋滞を嫌うので早朝集合になる。この日は 6:30AM に多摩境集合、7:00AM 出走。早起きはしんどいのだけれど7月ともなるとそのくらいの時間がむしろ気持ちいい。ただ空模様が少し不安定で、時おり小雨のぱらつく日曜ライドとなりました。

ピナレロクワトロのK、CAAD8 のI両氏ともこのほどめでたくビンディングペダル装着となり、尾根幹線をトレーニングペースで走ってペダル換装の成果確認というのがこの日の趣旨といえば趣旨だろうか。

コカイン通りのコインPをスタートし、角のセブンでドリンクを補給してからいざ尾根幹線へ。

コースについてふたりからは特に要望などはなかったし打ち合わせもしないまま走り出したので、コースは私の独断と偏見で尾根幹線縦走、向陽台から連光寺、天国への階段から尾根幹復帰で往復、というルートにさせてもらった。

ビンディング効果を確認すべく今日は後ろについてふたりのペダリングを観察しながらおとなしくゆっくり走ろう、と思っていたのだけれど、走行開始20秒、出だしのトンネル坂で早くもがまんできなくなって独走態勢に。体が駆け出したくてたまらなかったらしい。

$せめてひとなみに。-尾根幹を走るKとI

尾根幹をひた走るKとI。しかし携帯のカメラはシャッターのタイミングはうまくあわんね

ふだんは速度はあまり気にせずケイデンスと負荷感覚で「ちょうどいいくらい」に走っているのだけれど、今回はめずらしくサイコンを速度表示にして、平地ではできるだけ 30km/h を下回らないように走ってみた。こういった具体的な縛りを設けたほうががんばることができるみたいだ。

まあそうだよね。「ちょうどいいくらい」なんて曖昧な基準だと、その時の気分で自分に都合のよい「ちょうどよさ」にいくらでも調節できてしまう。つまりサボり放題。さらに言えば、30km/h という数字だって風向きや勾配によって色んな 30km/h があるわけで、そういう意味では最終的に心拍管理や出力管理に行き着くのはよくわかる。

わかるけれども、私はレーサーとかそういった者ではなくただ自転車に乗るのが好きなだけのおっさんであるので、やはり今後ともその時の気分にちょうどいいペースでサボりながら走っていきたいと思った。

復路、コンビニでトイレ休憩している際にお互いの自転車を観察すると、Kのピナレロのリアブレーキにべっとりミミズの死骸が。そう、この日はちょうど雨あがり。雨上がりの道路といえばミミズ。どこかで踏んで巻き上げたものらしい。それを見て笑うIの CAAD8 のリアブレーキにもミミズ

あわてて自分の愛車を確認し、フロントもリアも無ミミズを確認、ホッとしていたら「ぎょうちゃん、足、足!」ふくらはぎにべっとり。うえ〜。三人仲良くミミズを踏んでしまったわい。

走っている最中は小雨がぱらつく程度だったのだけれど、尾根幹一往復終えて撤収し、多摩境のマクドナルドで一服していたらざあざあ雨が降り始めた。走っている最中じゃなくてよかった。なかなかツイていた。

posted by Gyochan at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車

2012年07月03日

腕立て伏せ、始めました。

プッシュアップバーを買ってみた、という話を 少し前のエントリ で書いたのですが、ぼちぼち使い始めております。

効きますね。これは効きます。

「ここまで落としたら二度と持ち上がらないかも……」と思うくらいまで深く静かに潜航し、そこから「ふぬぬぬ〜ッ!」と言いながら根性だけで起き上がる。10回をワンセットとして(一度に10回やるのが限度)、これを4〜5セットもやれば「もう1回もできまひぇん……」というくらいになる。

床に手のひらをつく普通の腕立て伏せでは上腕ばかりに効いてほかに効いてる感じがあまりしないのだけれど、プッシュアップバーを使うとあらゆる箇所に効いてる感じがします。実際に、翌日・翌々日は胸、肩の周り全部、首、腕などいたるところが筋肉痛。筋肉痛になるのはちゃんと筋トレになっている証拠、喜ばしいです。

ただ、この筋肉痛が完全に引くまでに丸三日かかるため、私のこの腕立てを週に一度しかできません。土日はフレッシュな体でサイクリングをしたいので、土日に筋肉痛が残るタイミングでは腕立てをしたくないのですよ。まあ、筋肥大を急ぐ理由は特にありません。前にも書いた通り、自転車で痩せ細った身体にメリハリをつけたいだけなので、ちょっとずつ胸筋を育てていきましょう。

そうそう、私の買った IGNIO のプッシュアップバーは滑り止めの力が弱く、フローリングの床で使うと滑って横に開いてしまいそうになります。これは怖い。受け身がとれなかったら床にアゴ強打です。なので、左右のプッシュアップバーをヒモでつないでしまいました。なかなかよいです。

$せめてひとなみに。

posted by Gyochan at 21:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | メタボリック

2012年07月02日

わざと悶々としてみる。

道志みちを苦労して走ってみて、というかロングライドやハードライドをするといつも思うことなのだけれど、ほんとに俺は正しいポジションで乗ってるのか。これ。

ロード乗りにポジションの悩みは尽きません。

まして慢性的に発展途上な上に一年のうちに半年近く乗らない時期があるおいらのような素人ライダーは、条件が安定しないし経験値も低いのでむしろ悩みは深い。

たとえば、もうちょっと前で乗りたいな、と思う。私のような素人はまずその根拠からして自信がない。サドルがもう少し前だとよいように感じるのだけれど、そのほうが調子よく回せそうだからそう思うのか、いつも尻が前にズリ落ちてくるからそう思うのか、どっちなのかよくわからんのです。

じゃあ前に出してみりゃいいじゃん。ええ、出してたんです。下の写真をご覧ください。サドルは限界まで前。シートポストのオフセットのせいでこれ以上前に出ません。でも感覚としてはもう少し前に出したい気がする。ではゼロオフセットのシートポストを買うべきなのかと考えたとき、自分の「前乗り感」が本当に正しいのか、そこのところの確証がない。しかも世の中のシートポストはオフセットつきのものが主流で、どうやら後ろ乗りのほうがポピュラーらしい。となると、いよいよ自分の前乗り感覚に自信がなくなってくる。間違ってるんじゃないのか。

$せめてひとなみに。

あるいは、たとえば、ハンドルが近いな、ちょっと窮屈だな、と思う。これも私の前乗りグセのせいでそう感じているだけであって、もし私にとってもっと後ろ乗りが適正ポジションなのであれば話が変わってくるのです。

ほかにも、シューズ。私は左足の内側(親指側)を強く踏むクセがあるらしく、長く乗っていると拇指丘から先、親指までがしびれてきてひどく痛みます。ソールかクリートに外側上がりのカントをつけて足裏全体でイーブンに圧をかけられるようにすれば解決するようにも思えるのですが、果たしてそれがベストな解決方法なのかというと自信が持てません。もしかするとそんなことをするのはフォームを崩す悪循環の入り口かもしれず、それをする前に改善すべき何かがあるかもしれない。でも、そんな個人的なフォームの細かい部分は入門書や解説書には対策は書かれていませんよね。

順当に考えればトライ&エラーを繰り返して正解を探るのが正攻法なわけですが、サラリーマンの限られた休日・限られた可処分所得の中でそれをやるのか、というと、抵抗がある、というのが正直な気持ち。

だから「どうすればいいんだろうなあ。まあいいけど」くらいな、煮え切らない悩みを抱えたまま、特に何もせずに走り続けてしまうわけなのです。

posted by Gyochan at 00:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車

2012年07月01日

道志みち、返り討ち。

道志みちを偵察してきた。

今までみなさんには黙ってましたけども私には「道志みちで山中湖へ行く」というひそかな目標がありましてですね。

と言いますのもですね、わたくし自宅から奥多摩湖までは走ったことがあるのですけれども、「奥多摩湖まで行った」と自慢しても、一般人のリアクションが非常に薄い。まず奥多摩湖の位置がよく理解されていない。八王子から奥多摩湖というと近いようですけれども、うちからは 50km ありまして、なおかつ行程のほぼ全部が登り。けっこうたいへんな行程なのです。それなのにわかってもらえない。一方、湘南川越程度でも、八王子からの位置関係が実感としてつかみやすいからでしょうか、「すげえな!」となる。奥多摩湖より近い上にラクなのに。これには大いに不満だったわけです。

もっとこう、一般人にインパクト強くアピールできる目的地はないものかと。そこで山中湖ですよ。山中湖というと、もはや行楽地。山梨県。富士のふもと。一般人の感覚では休日に高速道路で行く場所、というイメージ。よほどドライブ好きな人でもない限り一般道で行こうとは考えないでしょう。しかも中央道で行っても東名で行っても渋滞やなんやかんやで時間がかかる。「すごいね!」ってなる。

ええそうです。私は人から「すごいね!」って言われたい。私にだって人なみに虚栄心というものがあります。

というわけで山中湖。本日はその下見も兼ねて軽く走ってみようかと。道志みちとは自転車で走るとどんな道なのか。つっても山中湖まで行く気はありません。昼時には自宅に帰ってきたかったので、AM10:00 まで走れるところまで走って折り返す予定。「道の駅どうし」まで行けるとよいのだけれど。

少し寝坊してしまい AM 7:00 過ぎの出発。

町田街道のR16から先はいつも渋滞していて走りにくい。横浜線の踏切さえ立体交差になってくれれば革命的に事情が変わるはずなのだけれど、まあ、ない話だな。

せめてひとなみに。-青山交差点

青山交差点

神奈中バスの営業所がある三ケ木(みかげ)を左折、青山の交差点を右折するといよいよ道志みち。このあたり、クルマではそれこそ何度となくドライブに来ているところだけれど、自転車で、自分の脚でここまで来てしまえるのはうれしい。道志みちに入ったら厳しいアップダウンの連続になることはわかっていたので、ここまではのんびりと脚をためて走ってきました。

道志みちに入ると風景がいきなり田園。気分はたいへんよろしいのだけれど、行く先の山道を思うと不安でいっぱい。5、6km 走ったところにセブンイレブンがあったので小休止としました。自宅を出てからすでに2時間近く走ってますし、補給をいたしましょう。大福をひとつ腹に入れ、ボトルのポカリを補充します。

せめてひとなみに。-エボと

多くのバイカーやローディーがここで朝ごはんを食べていました。
SuperSix Evo がいたので一緒にパチリ。フロントホイールは BOMA のカーボンディープ、リアは手組。
奥は私の CAAD7。

セブンイレブンを出るといよいよ山道が本格化。

あかん

登れん

せめてひとなみに。-道志みち

いい景色。でも見下ろすためには登らにゃいかんのです。

最近あまり使っていなかったリア27Tも動員しつつできるだけのんびり登る。しかし、海外通販が間違えて送って寄越したインナー42Tが仇になってるなあ。しかも道志みちがイヤラシイのは、アップダウンが交互に続くところ。せっかく稼いだ位置エネルギーをすっかり吐き出す下り坂、しかも帰り道はそこを登らなきゃいけないとわかっている。これは精神的にけっこうクる。

もともと坂道は大の苦手だけど、ここまで登れないとは思ってなかった。シッティングとダンシングを交互に繰り返して使う筋肉を分散し(結果的にまんべんなく疲れるのだけれど)、どうしてもあかんと思ったら「休むダンシング(極端にケイデンスの低い立ちこぎ)」で心拍を下げる。それでもあかんと思ったら道端で休む

そんな感じで結局、AM10:00 までで行けたのは大渡まで。「道の駅どうし」まであと 10km あまりの地点。平地の 10km ならともかく、山道の 10km(小一時間はかかるはず)を追加する気になれず、勇気をもって折り返しましたよ。

帰りは下り基調なのでラクチン。行きに「帰りにこれ登るのかよ〜」と思いながら下ってきた坂はやっぱりしんどかったけど。

最後に城山公園のアイス自販機でアイス食って帰りました。

posted by Gyochan at 00:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車