2012年01月09日

来たぜ岩鞍 [滑走日数14, 15, 16]

毎度。

この三連休、どっぷり滑ってきました。四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍

せめてひとなみに。

尾瀬岩鞍 ななかまどコース

今回は知人のスキー旅行に混ぜてもらいました。さるIT関連企業の人脈で集まったスキー・スノボ好きたちの集いなんですが、オトナから赤ん坊まで総勢27名という大所帯。宿は年始にもお世話になったペンション ZAKOJI。あれれ、わたくし今年に入ってペンション ZAKOJI にもう 5泊 もしてますよ。本日1月9日の時点で。

これだけの人数なので滑る時は親子スキー組とかのんびり組とかにそれぞれ分かれるのですが、わたくしはあろうことかこの旅行のメイン集団に組み入れられてしまいました。のんびり組でいいのに……。

このメイン集団はとにかく滑走速度がハンパなく速いのですが、遅い人を置いていくようなことは(よほど遅くない限り)しません。少し先で待っていてくれます。ただし、最後尾が追いついたら即スタートするという地獄の掟があり、一番遅い人はほとんど休めないことになります。もう必死です。

初日の岩鞍は雪がよく降り、どのバーンも全体にモコモコでした。さらに二日目もコース整備が入らず、バーンはもう荒れ荒れ。岩鞍で私が好きな中急斜面(チャンAやエキスパート下)は軒並みデコボコでした。

私はこういうデコボコに荒れた雪面が大の苦手なのですが、とにかく先頭に追いつくために必死で滑ってみました。すると、色んなことがわかってきました。

ひとつは、雪面がうねっていようが荒れていようが、フラットなバーンを滑るときと同じようにヘソを前に出し外足首を引いてタテの体軸をしっかり作れば、あさっての方向に体を飛ばされるようなことはない、ということ。怖さが先に立つと体が山側に逃げてド後傾になりがちだけれど、これは恐怖を増す効果しかない。

もうひとつは、上記の体勢ができていれば、フラットなバーンを滑るときと同じようなゆっくりとした切り替えも普通に可能であること。怖さが先に立つとパタンパタンという急激な切り替えになりがちだけれど、これもバランスを崩す要因を増やす効果しかない。

さらに、スピードに臆せずタテの落差を大きくとったほうがうねりの影響を受けにくくなること。雪面の荒れは基本的にタテ方向のうねりなので、浅い斜滑降でやり過ごそうとするのは間違い。それだけ多くのうねりを横断することになり、かえって困難は増す。

加えて、低い姿勢をとったほうが雪面のデコボコの影響を受けにくくなること。うねりに耐えようと足を突っ張って身構えるのは逆効果。中庸に構えて足を伸び方向にも縮み方向にも動かせる体勢を作っておけば、ひざが勝手にサスペンションになってくれる。

つまり、雪面がボコボコ荒れているからといってそれ用の滑りなんか考えなくてよくて、普通に構えて普通に落ちていく滑りをしてよいのです。

これね、こう書くと簡単そうだけど、実際にやろうとすると乗り越えなきゃいけない気持ちのカベがあります。だってやっぱり怖いもの、デコボコは。勇気を振り絞って何度もこの滑りを試し、大丈夫なんだと本能が納得するまでしばらく時間がかかりました。

ただ、本能が納得したとたん、何か、キャパみたいなものが変わりました。22〜23°くらいの斜面を滑り出すときでも「それじゃ……」とやおら直滑降での加速から入るようになりました。平常心で。下向くのが平気になるんですね。

斜度や雪面への耐性の向上というのは、すなわち真下を向くのが平気な領域を引き上げていくことにほかならないのではないかと、そういう風に思えてきました。そしてそこへの筋道は、ここでもコントロールできた、こういう時もコントロールできた、という経験の裏づけを積み重ねていくことしかないのじゃないかなと。

三日目最終日には快晴と斬り放題のコース整備、空いているゲレンデ、と、言うことなしの条件にめぐまれました。まさに初日・二日目の荒れバーンを耐え抜いたご褒美です。有頂天でチャンAもエキ下も女子国(上も下も)斬りまくりました。

なんだかんだ不満はあっても、やっぱ最後には岩鞍最高です!

せめてひとなみに。

女子国体(沢)コース

posted by Gyochan at 23:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー

2012年01月04日

戸倉で流す [滑走日数13]

今日、尾瀬のペンション ZAKOJI に泊まったのはあたくしひとりでした。

ひとりペンションは前に蔵王で一度経験ありますが、なんとも申し訳ない感じになりますな。ぼくひとりのためにすみません的な。蔵王の時は初めての宿だったのですまんすまんと思いながら泊まりましたが、ZAKOJI さんは一応もう4度めくらいなのでむしろのびのびさせてもらいました。気兼ねがない。ゆうべはおかみさんと3時間以上もサシで話し込んじゃったり

それはそれとして。

正月スキー強行軍も今日で最終日。やめときゃいいのに元旦に自転車で 60km 走ったりしたおかげで必要以上に強行軍化してしまったキライはありますが。

今日は尾瀬戸倉スキー場

せめてひとなみに。-尾瀬戸倉スキー場

尾瀬戸倉スキー場

今でこそ沼田IC界隈では尾瀬岩鞍スキー場が地域の雄、という感じですが、もともとは戸倉のほうがメジャーだったんだそうですよ。国体が開催される前の岩鞍はオクタから上はエキスパートしかなくて、こぢんまりした規模だったそうです。ゆうべおかみさんから聴いた話ですけど。

で、スキー客を岩鞍に奪われた戸倉はというとパークに特化という生き残りの道を選びました。メインコースに数々のアイテムを並べてフリースタイラー向けのスキー場に転身したというわけですね。ファミリー向けのかたしな高原、スキー道場的な趣きの岩鞍、パークの戸倉、シーズン初めとシーズン終わりに注力する丸沼と、このエリアのスキー場はひとつひとつキャラが立ってますね

わたくし戸倉はお初ですけれども、横に広い感じのスキー場ですね。岩鞍と比べてしまうと中規模という感じですが、半日で飽きるようなスキー場ではなさそう。もうちょっと詳しくいろいろとゲレンデレポートなども書きたいところなのですけれども、あいにくとですね、もう脚力がほとんど残っておりませんで。ええ。売り切れ

なので、ほぼ、初級のロマンスコースをただ滑っておりました。完全に流しです。

ただこのロマンスコース、斜度こそ初級ですがやけにスピードが乗るコースで、岩鞍のミルキーウェイに近い滑走感があります。また今日は雪がよくて、初号機でも楽しく斬って行けました。見通しがよかったり悪かったりの変化があって、退屈のしないコース、退屈のしないスキー場です。ひとつ難を言えば、第3高速ペアリフトは座面が少し前に傾いていて今にも落ちそうで怖い、ということでしょうか。

中級コースもひとつためしに踏み込んでみたりしましたが、脚力や斜度やコース幅や雪面状況の折り合いがつかず、ほぼ横滑りで通過しました。ここの中級コースは全体に斜度がきついようです。コースガイドに平均斜度しか出ておらず最大斜度を書いていないのは、ちょっと書けないような数字だからじゃないんでしょうか。

ともかく、こういうときはチャレンジしないに限ります。転びます。明日から会社なのにケガしたくないです。そういった都合で滑れなかったコースがほとんどですが、これは脚力がフレッシュなときにもう一度来たい、来て滑りたい、そう思わせるスキー場ですね。

そんなことを考えていたら何でもない緩斜面で意味もわからずコケました。

意味不明ゴケをしたときはアガる、これ私の鉄則です。これを予想して午前券を買っていた私は負けと勝ちを同時に手に入れたような気分です。さっさ帰ります。また来るからな。

実は今週末の連休も尾瀬で滑る予定なのです。宿も同じなのです。スキー場は岩鞍です。そう、尾瀬に泊まっていながらかたしなと戸倉で滑ったのはウラにこんな事情があったからなのです。

どうせまたすぐ来るなら道具もウエアも置いてっていいよ、とペンション ZAKOJI のご主人。ありがたいなあ。ありがたくお言葉に甘えました。

posted by Gyochan at 20:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

ミッフィーちゃんに囲まれて滑る [滑走日数12]

1月3日はヒトリストでかたしな高原スキー場

せめてひとなみに。-かたしな高原スキー場

携帯電話のカメラなんだけどいい色出てるな

歩くことすらしんどかったヒザ痛は翌朝7割がた引いていた。サイクリング翌日のヒザ痛にはもう慣れっこで、「ここの痛みならだいたい半日くらいで引くな」といった読みが利くようになっています。なのでたいして心配はしていなかったのだけれど、調子に乗ってキュンキュン飛ばすとかそういったことはまだできなそう。

というわけで、この日は一日スクールに入ることにしました。スクールなら負荷の高い滑りはしないし、イントラの説明を聞いたり模範演技やほかの生徒の滑りを見たりで自分が滑っている時間はかなり短くなります。本調子ではないヒザをかばいつつスキーを楽しむにはスクールがちょうどよいというわけ。

かたしな高原スキー場はめずらしいスキーヤーオンリーのスキー場。関東では唯一じゃないでしょうかね。ただ、特色はそれだけではありません。むしろもっと突出した特長としてファミリーに特化した経営スタイルがあります。

もう、そこらじゅうミッフィーちゃんだらけです。写真は撮り忘れましたが。公式サイトを見ていただければその雰囲気は伝わるでしょう。チビッコ専門のスキースクールもありますしね。そこに入校しようとしたら「すみません、オトナの方はSAJさんのほうへ行ってください」と言われました。

すまんすまんとSAJ系のほうでスクール入校の手続きを済ませ、足慣らしで中級のかえでコースを何本か滑ってみましたが、いやいいですねかたしな。検定バーンだとのことですが、まったいらで横幅も広く斜度も20°弱くらいとほどほど。ついつい調子に乗ってキュンキュン……。

スクールは午前も午後もチビッコたちと一緒でしたが、私が入校時に伝えたとおり2級受検をターゲットとした内容で指導してくれました。午前午後通しで受講するのは私だけで、ほかの生徒はみな午前のみ・午後のみ。当然講義の内容は午前と午後で重複が出てくるはずなんですが、講師がさりげなく午前=大回り主体・午後=小回り主体の講義内容にしてくれてました。私にとってはありがたかったんですが、ほかの生徒はちょっと損したんじゃないかなあ。

小回りの講義でいつもやらされるふつうとは逆の傾きでやる例のプルークあるじゃないですか、内股関節をたたんで外足は横に伸ばしてフック打つみたいに回し込むやつ。あれ今回も時間かけてやりましたね。うまくできなかったですけど。このトレーニングの主たる狙いがいったい何で、どこの部分の感覚がどうパラレルの小回りに反映されるのか頭の中でうまくつながらないままやってるんで、もどかしい。

翌日の分も脚力を温存しなければならないのでゲレンデ全部制覇とかはできませんでした。滑れば楽しいバーンはいくつもあったようですが、とりあえず「かたしなにかえでコースあり」これを知ることができただけで今回は十分です。

せめてひとなみに。-かえでコース

これがかえでコース

posted by Gyochan at 18:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

恋人も濡れる神立 [滑走日数11]

1月2日、友人カポー(友人S♂+友人M♀)と初スキーに神立高原スキー場へ行ってまいりました。

大雪ですた、ハイ……。

せめてひとなみに。-雪の神立

ピーク時はこんな雪

友人S♂はとにかく伝説的な晴れ男なんですが、もしかすると彼の神通力は関越トンネルの手前までしか効力がないのかもしれません。

それにしても越後の雪はとにかく水分がすごいですな。沼田周辺や私がよく行く東信州あたりの雪はウエアに積もってもサッと手で払えるような雪なんですが、この日の神立の雪はウエアや手袋に落ちるやいなや水に変わる。たちまちびしょびしょ。地味に精神にこたえました、この水びたし攻撃。

そう、あれを思い出しました。『エンデュアランス号漂流記』。アーネスト・シャクルトン率いる南極探検隊がひたすら寒さと湿気にさいなまれ続けるという本なんですが面白いから読んでおくように。

友人M♀は雪の重さが脚にこたえると言って午後早くには心折れてました。

私は雪の重さじたいはそれほど苦ではありませんでしたが、水濡れ地獄と、ゲレンデが暗くて雪面がよく見えないことで神経が疲れ果て、やはり途中棄権。

「おれたち茶ー飲んでるから好きなだけ飛んでていいよ」と友人Sをパークに放流して、午後はお茶を飲んで過ごしました。

コンディションがコンディションだったんで何とも言えませんが、この日滑った限りでは神立はどうもしっくりくるゲレンデがありませんでしたね。初級バーンは緩すぎたし、中級バーンはちょっと爽快感がなかった。しっかり整地された晴れの日の昼とかだと印象が違ったかもしれません。上越周辺のスキー場がみんなこんな感じだとしたら、う〜ん、あまり足が向かないなあ。

そして、前日の元旦ライド 60km のダメージが午後になってヒザに表れてきました。こうなることはわかってたんじゃないのか。ちょっと考えればわかるだろう、俺

湯沢からクルマを走らせ、尾瀬のペンション ZAKOJI に着く頃には痛みはピークに。もはや曲げ伸ばしもままならぬほど。翌朝によくなってくれることを願ってこの日は倒れこむように20時に寝た。

posted by Gyochan at 17:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

やめときゃよかった元旦ライド

正月休みも今日で終わり。元旦から4日間を駆け足で振り返りますわ。

まず元旦は綱島の友達の家に呼ばれてました。

電車で行くかクルマで行くか自転車で行くかでさんざん悩み、最終的に「今年も自転車がんばるぞ」という景気づけも兼ねて自転車で行くことにしました。

走り出した瞬間後悔しましたね。寒すぎる。正月で実家に帰っていた姉や姪っ子たちに見送られながら出発した手前「寒いからやめた」と戻ることもできず、覚悟を決めて綱島に向かったのですが、綱島に着くまでずっと「やめときゃよかった」と後悔し続けていました。

装備は、上半身がワークマンのコンプレッション(風)長袖インナー+半袖ジャージ+ウインドブレーカー。下半身は Wiggle で買った dhb のウインドプルーフのビブタイツ。グローブは intro のフルフィンガー。頭はヘルメットの下に dhb のスカルインナー。そしてワークマンのネックウォーマー。

きつかったのは体の先端部手と足。intro のグローブ(Soldier3)は風ぜんぜんダメだし、足はいつものロードシューズ(シマノ SH-R087W)で、これもほとんど裸足みたいなもの。みんながシューズカバーつけるのが理解できました。コンビニ袋でいいから足を風から守るものがほしかった。

もうね、もげるかと思いました。指が。手も足も。冬は防風装備が必須ですな。ほんとに。

走りのほうも、最後に乗った12月4日から1ヶ月近く走っていないのでヘボヘボ。平均 20km/h くらいでヨチヨチと走りました。だってスピードを出すと風が冷たいし、なにより翌日から2泊3日のスキー旅行が控えていたので疲れを残したくなかった。

だったら自転車なんか乗るなよって話なんですけどね。

この時点ですでに後悔してたんですが、この後悔はまだまだ後を引きます。

posted by Gyochan at 16:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車