2011年10月28日

夜霧のこむら返り

いや、夜霧なんか出てませんでしたけどね。

先夜、涼しかったので、いつもの レギュラーコース をかなり一生懸命走ってみました。いつもはラク過ぎずしんど過ぎずという甘ったれたペースで走ってるんで、もうだめってくらい走るとどうなるのかと。いつもは途中で一度は軽く一服休憩するけど、今回はそれもなしで走ってみよう。

そうした私の試みを知ってか知らずか、いやもちろん知らないでしょうけど、この日は信号のつながりがすごくよくて、サイコンの平均時速がぐんぐん伸びていく。コカイン通りは最初から最後までほぼ青だったなあ。

で、尾根幹線は路肩が広いからがんばってペースを上げてみると、26.8km/h という自分としてはほぼありえない平均時速をサイコンがマークしました。平地直線では 30km/h 巡航してました。速い。

あ、念のため申し上げますが、自分としては速い、ということです。世間一般の速い方々から見ると、これはおそらく、かなり高い確度で、遅いです。

よっしゃこれなら行けるとこまで行ったれ、とがんばってわしわし踏んでいたらですね、「杜の一番街北」交差点に至る最後の上り坂で左脚のふくらはぎがツる兆候を見せました。

おっと! とぁ! たっつ!

意味不明な声をあげながらあわてて左脚の力を抜き、うまく足首の角度を加減したりとかして、今にもツりそうになるふくらはぎをとにかく抑え込みます。この坂を越えればしばらくは下り基調。下りながらうまく波をやり過ごせれば。なにしろその先には連光寺という約2kmに及ぶ上りが待っているのです。そこまでには脚を回復させなければ。だましだまし。だましだまし。

結局、だめでした。

連光寺の途中で両脚ともツる寸前までに。しかたなく停車。ゆっくりストレッチしながら休憩をとりました。

連光寺で足を着くなんて……。

時刻は夜更けですが、連光寺を攻めるローディーがたまに走り過ぎていきます。休憩していることが恥ずかしい。しかもこの日は木枯らし一号が吹いた日で、寒い寒い。あっという間に身体が冷えてしまいました。寒さと屈辱。へこみますわ。

脚をかばうだましだまし走法のせいで、せっかく尾根幹線でかせいだ平均速度もかなり目減りしてしまいました。ハイペース&ノンストップなんて無理をせずに、最初にツりそうになった時点ですみやかに停車して休憩すればよかったのです。停車時間はノーカウントですから。

それでも最終的な平均速度は 25.9km/h、2位を 0.9km/h も上回って自己ベストを更新しました。

まず一生無理であろうと思っていた 26km/h 台にすぐ手が届きそうです。

さすがにちょっとこれはリベンジしないと。

posted by Gyochan at 01:35 | Comment(4) | TrackBack(0) | 自転車

2011年10月23日

狭山スキー場で初滑り [滑走日数1]

毎度。

つ、ついにこのブログの「スキー」カテゴリを使う日が来た! やっとこのブログの二本柱がそろいました。

スキーネタ、もっと早く書こうと思えば書けたんですけどね。でもやっぱ初回はそれにふさわしく初滑りがいいかな〜って思って。でもでも俺が俺のブログのカテゴリをいつまで温存するかとかそんなこたー俺以外のすべての人類にとってどうでもいいですね。

さて、日本一オープンの早いスキー場、スノータウン Yeti が 10/21(金) にオープンしたのに続き、屋内スキー場の老舗・狭山スキー場も昨日 10/21(土) にオープンしました。開業から52シーズン目(!)ですって。

昨日行こうと思えば行けたんですけど、特に理由もなく今日にしました。だって初日に髪振り乱して行くなんて何だか大人げないじゃないですか。もっともそれが二日目だってたいした違いはありませんけど。あと振り乱すほどの髪もありませんけど

というわけで、気合入ってるわけじゃ全然ないですよ感をかもし出すためにわざと二度寝したりして、家を出たのは結局 AM10:30 頃でした。

で、狭山スキー場に着いたのが11時過ぎ。併設の西武ドームでアイドルのコンサートだかイベントだかをやっているらしく駐車場は満車(調べたら、今をときめく AKB48 のイベントでした)。でも入口に「満車」と出ていても心配することはありません。狭山スキー場に来た客は別腹です。恥ずかしいかもしれませんが入口で「すきーしにきました……」と申告すれば入れてもらえますし案内してもらえますし停められます。駐車料金は土日 1,100円 と、ちとお高いです。

せめてひとなみに。

今回のお供はこいつ。FISCHER Progressor 7+ (09-10モデル)、通称初号機。

狭山スキー場の建物に入ってすぐに「滑走メンバー」の会員登録をします。狭山スキー場の滑走メンバーは来場2回目から早くもモトが取れる設定なので最低2回以上行くつもりの人は登録しましょう。入会金500円、1シーズン限り。

リフト代は一日券3,500円、3時間券2,300円(ともにメンバー料金)。迷わず3時間券を買います。3時間でも絶対に制限時間前に帰りたくなることがわかっているので。ちなみに3時間券にはなぜかもれなく45分のオマケがついてきますので実質的には「ほぼ4時間券」みたいなものです。

でまあ、ツイッターに投稿するための写真を撮ったりツイートしたりして、いざ滑走。

狭山のゲレンデは、公式サイトのコース図 で見ると前半が「中級者コース」、後半が「初心者コース」となっていますが、前半は「初級者コース」の間違いですね。つまり前半が緩斜面、後半が平地です。

せめてひとなみに。

ゲレンデ下から見たところ(左)と上から見たところ(右)

年に1、2度しかスキーに行かないいわゆるフツーの人ならば、その年の初スキーはたいてい一年ぶりということになるのでしょうが、私は昨シーズンは意地汚くゴールデンウィークまで滑っておりましたので、約半年ぶりということになります。つーか半年たってないや。うお、GWの蔵王から半年たってないのか。びっくりだ。さあどうなりますか。

……あかん。

ヘタや。

滑られへん。

ほんまに。

※筆者は東京出身・ずっと東京在住です。

いったい俺は去年1シーズン使って何をしていたのかと思うくらい滑れない。ド後傾でブレーキの利かないボーゲン滑り。しまいには何にもないド緩斜面でバランスを崩して簡単に転んだ。

これではちょうど一年前の狭山初滑りと何ひとつ変わってないではないか!

とにかく昨シーズン身につけたはずのあれやこれやをわずかでも思い出さないことには今日は帰れない、と思いきわめ、10分並んで3分リフトに乗って1分滑る、を10回近く繰り返し、何とか左ターンだけは谷回りをしてるつもりがうまくいってない人のマネくらいのところまでできるようになったところでついに完全に飽きた。2時間半くらいか。

きちんと予想していたことだが、やっぱり狭山はまったく面白くなかった。来週も来ようっと。

せめてひとなみに。

posted by Gyochan at 21:03 | Comment(4) | TrackBack(0) | スキー

2011年10月22日

ポジション再考

思い切ってポジションを見直しました。

今年6月頃に一度、ショップで基準となるポジションを出してもらっていました。YouCan 八王子店 の有償フィッティングで、たしか4,000円強くらいでした。ただし、この時はペダルを買ったついでだったので、フィッティング単体ではもう少し高いかもしれません。

フレームが私の体格に対して少し小さめだとのことで、サドルはいっぱいまで後ろにオフセットし、ハンドルはいっぱいまでアップライトにするというセッティングをしてもらいました。この時はこれでしっくりと決まり、ずっとこれで走っていました。

しかしあれから約4か月。ずいぶん距離も乗ったし、体格も変わりました。ロードバイク独特の乗車姿勢にもかなり慣れた結果、今のセッティングについて不満点もちらほら感じるようになってきました。

まず、サドル。

私のケツと Selle Italia SLR Gel Flow は近頃かなり相互理解が深まったらしく、「この位置に尻を乗せとけば 100km いける気がする」というベストな着座ポイントが見つかりました。

ただ、その「ケツの落ち着きのいい場所」と「ペダリングしやすい場所」が前後に少しずれているようで、ケツは後ろで座りたがり、脚は前で踏みたがるため、走行中にしょっちゅう座りなおしをしていました。そこで、サドルを大胆に 10mm ほど前に移動してみることにしました。

サドルを前進させた分と、お尻の肉の厚みも現在進行形で減っているので、サドルの高さを上げます。これも大胆に 5mm ほど上げました。

次に、ハンドル。

これも少し近いなと思うようになってきました。前傾姿勢に身体が慣れてきたからだと思いますが、「もう少し低く、遠くてもいいような気が」とぼんやり感じておりました。

そこで、上向きにセットしていたステムを下向きに反転することにします。ちなみに、私の 95mm ±6°のステムを反転させるとハンドルはコラム軸方向に約 20mm 下がるという 計算結果 が出ています。一度に動かすにはちょっと大きい数字かもしれませんが、下向きステムのほうがカッコイイし

以上を総合すると、全体に前乗りになり、前傾が強まったという感じでしょうか。乗車姿勢はそのままで BB を軸に前方に1°くらい前転した感じ、とも言えます。

このセッティングで水曜日に 20km ほど走ってみました。

これ、調子いいです!

ケツの落ち着きに関しては劇的に改善し、サドルの存在を忘れてしまう瞬間があるほどです。座りなおす頻度も大幅に減り、ダンシングからシッティングに戻る時も、すとんと腰を下ろせばそこがベスポジ、いちいちモゾモゾと微調整することがなくなりました。

前傾姿勢はかなり強まった感があります。苦しいポジションではありませんが、かといってラクチンなポジションでもありません。

前傾が強まって上体が寝たせいか、ペダリングが以前より力強くなった気がします。多摩センターから三本松小学校(現デジハリ大)に向かう 10% ほど(感覚値)の坂道がシッティングでするする登れてしまった時は、心の中で小さくガッツポーズをしました。

逆に、上体を支える腰回りと肩、頭を支える首の負担はやや増えた感じです。短い試走でしたが、走り終えて腰と肩に少し疲労を感じました。しかしこれはすぐに必要な筋肉がつくでしょう。

面白い副産物というか副作用として、強い前傾によってもたらされるアグレッシブな気分というものがあります。これは不思議ですねえ。「行くぜ!」「走るぜ!」という積極的な気分がみなぎってきます。前方の信号が赤に変わってもペダルを止めず、ついぎりぎりまで踏んじゃう、みたいな。

スキーでも、姿勢を立ててチンタラ滑っている時と重心を低く落として谷に突っ込むように滑っている時ではメンタリティがずいぶん違いますから、きっとそれと同じですね。

posted by Gyochan at 09:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車

2011年10月19日

そんなに痩せたきゃこれを読め

毎度。

昼休み、女子社員たちがお弁当を食べながら今日もダイエット話に花を咲かせています。

耳ダンボで聞いてるわけではないですが、よくあるダイエット法、雑誌のダイエット記事、エステ店、そんな話。「これを巻いとくと、寝てる間に成長ホルモンが出て、加圧トレーニングと同じなんだって!」「えーすごーい」「すごーい」

もっとも彼女たちの場合、どこまで本気でダイエットをする意欲があるかは疑問で、むしろダイエットの話題でおしゃべりをするのが楽しい、というのが事の本質だと思うので、心の中で微笑みながら聞き流しておればよいですね。

ですがもし本気で減量を志しているのであれば、私から申し上げられることはきわめてシンプルです。

粗食に徹し、有酸素運動をせよ

これだけです。私の体重はこれだけで半年足らずの期間で 10kg 以上減り、いまだに減り続けています。

ひとつめの粗食に徹する、これは私の場合はラクでした。

もともと間食をする習慣がなくて、スナック菓子や甘いものとはまったく無縁。よく食っていたのは夕食だけ。以前は毎晩ご飯2膳、満腹するまで食べていたのを「ご飯は軽めで一杯まで」「腹八分目」に改めただけです。あ、あとマヨネーズ大好きだったけど低オイルドレッシングを使うようになったかな。

朝・昼はしっかり食べます。仕事をする集中力に影響しますから(メシを抜くと仕事にミスが増えることは経験的にわかっていました)。それに、空腹に耐えつつ仕事をするのは気分的にもしんどいですよね、イライラしますし。夜ならお腹がすいても寝てしまえばいいので気分的な問題は発生しません。

ふたつめの有酸素運動、これも私は自転車に出会えてラッキーでした。

今では痩せるために乗っているなんて意識は毛頭なくて、楽しいから走りたくてしかたない、するとどんどん肉体が引き締まってくるし走力が伸びてくる、走るのがもっと楽しくなる、という好循環のただ中にいます。こうなっちゃうともう、体重は勝手に減っていく感じになります。

つまりハマれる有酸素運動系のスポーツを見つける、というのがいちばんですね。もっとも、手軽な有酸素運動系のスポーツで自転車のほかにパッと思いつくのはジョギングと水泳くらいなものですが。

そして、粗食と有酸素運動、このふたつに共通して言えるのは、「それを永く続けられるか。極端な話、一生続けられるか」ということ。

ダイエットの目的が単に「一時的に変身願望を充足させたいだけ」であるならば、アボガドダイエットでもかんぴょうダイエットでも好きな単品ダイエットを好きな期間やればいいでしょう。

ですが、やせた体型、体重を自分の標準形として末永く維持していきたいと思うのであれば、上に書いたふたつのこと、粗食と有酸素運動はずっと続けていく必要があります。粗食と有酸素運動で手に入れた肉体は、粗食と有酸素運動でしか維持できないのです。

裏を返せば、だから食餌制限はごく軽いものにすべきだし、運動も趣味として楽しく続けられるようなものでなければならないのですよ。この日からこの日までガマンすればいいですよという「ダイエット期間」などというものは存在せず、あるのは「ある日を境に生活スタイルを恒久的に変更すること」なのです。そういう意味では、ダイエットは禁煙と似ています。

posted by Gyochan at 23:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | メタボリック

2011年10月17日

夕暮れ地元ポタ

毎度。

日曜日はよく晴れましたな。暑かった。

この日は昼間にカーディーラーで愛車の12ヶ月点検の予約を入れておりました。そのカーディーラーというのは 関東三菱自動車販売 多摩ニュータウン店。尾根幹線を走られる方ならご存知でしょう、唐木田のファミマの隣の三菱です。

せめてひとなみに。-関東三菱自動車販売(株) 多摩ニュータウン店

資料映像

整備点検の待ち時間、窓辺の商談ソファに座って外(尾根幹線道路)を眺めていると次から次にサイクリストたちが通過していきます。ああ、走りてえ。走りたくてたまらねえ。しかしほんとにすごい数のサイクリストですね。ほとんどはローディーですが、信号が変わるたびに2、3人ずつ走り過ぎていく。その流れが途切れない。

余計なお世話だけど、ここの三菱もこんなにヒマなんだったら(失礼)サイクリストカフェでも作って集客すればいいのに。俺みたいな30代・40代のサイクリストは多いから、新車の購買層とはわりとカブると思うんだよね。ベンチとトイレを提供するだけで展示車を見てもらえるし、アウトランダーとかRVRとかに適当な車載キットくっつけて訴求すれば食いつく客もいるんじゃないかなあ。余計なお世話か……。

家に戻って軽〜くメシを腹に入れてから午後3時ごろに走り出しました。

目的地は豊田の PITツルオカ に設定。intro の新製品 Soldier 3 という秋冬用グローブがほしくて、たまたまツルオカが扱っているというんで予約をお願いしに行きます。ツルオカは私が高校生の頃からちょこちょこ利用させてもらってます。今はMTB専門みたいですが。

豊田往復だけだとたったの 12km にしかならんので、いつものレギュラーコース(約34km)にくっつけることにした。野猿街道、コカイン通り、尾根幹線、連光寺坂。ここまではレギュラーコース。聖蹟桜ヶ丘でコースをそれ、府中四谷橋から浅川CRに入り、平山橋から豊田に向かうというルートを設定した。

コストコが閉まっていても日曜昼間のコカイン通り(=多摩境通り)はカインズホームやゼビオほか沿道の商業施設に行く車で混んでいるね。私は基本的に車列の左側をすり抜けることはしないのだけれど(またこいつを抜かなきゃいけないのかとドライバーに思われたくないから)、渋滞してる時は別です。

尾根幹線では 100m ほど前方にローディーがいたのでしばらく付かず離れずでペースメーカーにさせてもらった。前方氏は私ががんばれば差が詰まるけど気を抜くと差が開くという丁度いいペースで、しっかり負荷をかけて走ることができた。やはり他人のペースに合わせて走ると手抜きができなくてよいね。距離をとっていたので、前方氏とは途中の信号で先に行かれてしまいお別れ。

せめてひとなみに。-南多摩尾根幹線道路

南多摩尾根幹線道路

聖ヶ丘の交差点でまた別のローディーに追いつき、この人もペースメーカーにしようかと思ったら、前方氏2号はかなりの初心者だったようす。信号発進ではもたつき、左足クリートの装着にも手間取ってました。自分より経験の乏しい人がいると少しホッとしますね。追い抜くタイミングを逸してしばらく後ろを走りましたが、多摩カントリーの最後の上り坂では「ガ、ガリッ!」「バキッ!」とものすごい音を立てながら変速していました。その音聴くのいやです……変速する時はトルクを抜きましょう……。

そういえばバーミヤンの坂はしばらく工事してたけど、ようやく舗装が新しくなってダウンヒルが楽しくなりましたね。下ハン持って踏んでいけます。ただしバーミヤン前の信号は横断者が多いので変わり目をきちんと予測しないと危険。ここが赤の時はフルブレーキングの練習をします。タイヤをロックさせない最大制動力を引き出すのはクルマでも難しいテクニックですよね。あ、でも ABS のヒューズを抜いたりなんかしませんよね普通……。

多摩カントリーから調布市街を見下ろす丘の頂上で撮影&ツイート&タバコ休憩。タバコ一本吸う間にもローディーがどんどん通過していきます。みなさん速そう。ほかのローディーは稲城市役所方面へとくだっていきますが、私は向陽台方面に左折して連光寺坂を目指します。

かつてはインナーローでひいひい言いながら登った連光寺ですが、この日はついに 39×19T かつ平常心(これ重要)で登りきることができました。

平常心を失っている時の私は呼吸が荒すぎて「あ……あ……」とカオナシみたいな声が出たりヨダレが垂れるにまかせたりしますが、今回はそういうことがなかった、ということです。

連光寺坂を登っている間のケイデンスは終始70台後半だったので 20km/h 近いスピードを出せていますね。「おせーじゃん」と思われるかもしれませんが、私としてはとてもいいペースなのです。

聖跡桜ヶ丘に新しくジャイアントストアができたというので(駅東駐輪場の隣)ついでに寄ってみました。完成車売り場がメインであんま面白くありませんでした。入ってるお客さんはほとんどがものめずらしさで訪れた地元の家族連れで、全身レーサーの格好をした私はちょっと浮いてましたね。子供にジロジロ見られました。完成車で気になったのはシングルスピード車「FIXER R」の 2012 モデル。多色塗りのフレームがむちゃくちゃカッコよかったです。

せめてひとなみに。-Giant FIXER R マルチカラー

Giant FIXER R 2012(マルチカラー)

府中四谷橋から浅川CRに入ると、ちょうど夕陽が落ちる時間帯でした。丹沢の山々の向こうに雄大な富士の姿、その横に沈む夕陽。とても美しい眺めで、ジョガーもウォーカーもサイクリストもみんな立ち止まって写真を撮っていました。しかし夕方の浅川CRは人口密度が高くてペースを上げた練習には向きませんね。景色や人々を楽しみ眺めながらのポタリングになります。それもまたよし。平山橋を右折して豊田駅方面に向かいます。

せめてひとなみに。-浅川CRからの富士と夕陽

豊田のPITツルオカは今やMTB一色の店なのでやはり私のようなローディーが訪れるとアウェー感が強い。店の前にたむろしている客だかスタッフだかわからない人たちから「何しに来たんだろうこのヒト……」みたいな視線を思いっきり浴びます。この店の、客をジロジロ品定めする雰囲気は20年以上前からずっと同じなんであんま気になりませんけどね。暗くなり始めたので、グローブを注文してそそくさと帰ります。

帰り道は京王バス「豊32」系統とほぼ同じ道を行きます。連光寺もそうだったけど、北野街道から多摩テックまでの平山団地の坂も難なく登れるようになっているし、やはり確実に走力は上がっているなあ。以前だったらこんな道は通ることすら選択肢から除外していたけれど、今じゃ何の抵抗もない。せいぜい「ここ、信号で引っかかると坂道発進がめんどくさいんだよね……」くらい。変わるもんです。

帰宅するとまだ夜6時前。自分的にこの日はけっこう盛りだくさんなサイクリングという印象だったんですが、休憩・寄り道を含めて都合3時間くらいしか走っていないんですね。

さて、来週末はどこを走ろう。

posted by Gyochan at 23:05 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車