2011年07月29日

本日の物欲:knog BOOMER

知らん間にアマゾンのショッピングカートに入っていた knog の前照灯 BOOMER (写真奥)。替えチューブを買うついでに買うことにし、昨日それが届いた。

夜ライドの多い私だけれど、基本的には街路灯のある道を選んで走っており、そういう道を走っている限りにおいては前照灯はマーカー程度で十分なので、同じ knog の BEETLE (写真手前)という小さくてかわいい LED ライトを使っていた。ちなみに BEETLE は尾灯にも赤 LED のものを使っている。お気に入りなのである。

しかし先日、ちょっとした暗闇で段差に気づかず激しくぶつかり肝を冷やした上にFタイヤがパンクした。こりゃいかん。見せるライトじゃなくて照らすライトにしないと夜はあぶない、と思ったのが購入動機。値段は \3,000 くらいだったか。自転車用ライトとして高い部類。

今夜は乗れないけどためしに部屋を暗くして点灯してみた。

このくらい明るけりゃ十分かな。

このスタイルだとコンテンツエリアが 607px だからそれに合わせて写真リサイズしたが img には左右 5px のマージンがつくようだ。次回から 597px で作ります。すみません。

posted by Gyochan at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車

2011年07月28日

MAVIC キシリウム・エリート、セライタリア SLR Gel Flow

mixi に書いた日記を転載して場つなぎ。2011年7月10日の日記から。

ゲットした MAVIC 社の中堅ホイール「キシリウムエリート」を履いて、昨日・今日とシェイクダウンのご近所サイクリングに行ってきた。新しいサドル、「セライタリア SLR GelFlow」もついでにデビュー。

昨日は日が暮れてからいつものコースのハーフ(野猿街道 > R16 > 多摩境通り > 尾根幹線)。今日は昼間のいちばん暑い時間帯にいつものコースのリバース(野猿街道 > 多摩サイ > 尾根幹線)。

まず玄関先に自転車を運び出す時点で「なんか軽いぞ?」、ふわっと持ち上がる。軽いはずだ。ホイールとタイヤとサドルで 500g 近く軽量化されたのだ。今計ったら、8.2kg しかなかった……ていうか、もともと 9kg 切ってるバイクだったのねこれ。

漕ぎ出す。WH-R550 と比較して、そんなに漕ぎ出しが軽いという感じはない。どのギアで漕ぎ出すかにもよるけど……。

走り出す。ああ、これはいいわ。なんか、いい。

加速は良くなってる。ぐいぐいというよりは、するするという感じで加速する。レギュラーをハイオクに変えたみたいな、澄んだ加速だ。

長池のロングストレートでびっくりしたのが高速巡航。立体交差で少し下るのでそこで 40km/h くらいの行き足をつけるのだけれど、R550 だとどんどん失速してヤマダ電機までにギアが3〜4枚落ちてしまう。しかしキシエリはその失速感が全然なくて、ギアを落とさず 35km/h くらいを維持したまま走れる。これには心底驚いた。ホイールの空気抵抗の差はこんなにも違うものなのかと。もっとも私は 30km/h 以上で巡航することなんてほとんどないので、効果は大きいが恩恵は小さい。

恩恵がでかかったのは乗り心地。これも本当に驚いた。R550 は硬くて、わずかな段差でも車体じゅうがガタピシ音を立てるほどだったが、キシエリはそんな段差は軽くいなしてくれる。サスのない車からある車に乗り換えたくらいの違いがある。

多摩サイに数年前に設置された「ローディー殺し」の段差舗装も、R550 ではペダルを止めてサドルから尻を浮かせてあのガタガタをやり過ごすしかなかったが、キシエリではなんとそのまま、つまりサドルに座ってペダリングしたまま通過することができるのである! ヒャッホウ!

もうひとつ大きな恩恵は、空走距離の長さ。ペダルを止めて惰性で進んでいる時にぜんぜん失速しない。感覚的には、ローラースケートとアイススケートくらい違う。主にハブの性能だろう。これはありがたい。疲れてしんどくてどうしようもないとき、上り坂じゃなければ、ほとんど踏まなくても前に進んでくれるのだ。ラクになるもんですなあ。

ただしひとつだけ、急な横風を受けたときにハンドルを取られる。これは「きしめん」状の扁平スポークの弱点だと思われるが、何度かひやっとする場面があった。

なお、ホイールとともにタイヤもレース用の高級タイヤ・コンチネンタル Grand Prix 4000S に換えているので、恩恵の一部はタイヤがもたらしたものも含んでいる。

最後に、サドル。もともと着いていたセラロイヤル Viper と新しいセライタリア SLR Gel Flow、クッションを指で押した感じは全然違うのだけれど(Viper のほうがフカフカ)、座った感じのクッション感はあまり違わなかった。

穴あきタイプなのでアレの圧迫感はかなり軽減されたが、その代わり坐骨の負担は増えた感じ。浅く腰かけて骨盤を前に倒すような座り方をすると痛みがあるが、深く腰かけて骨盤をしっかり立てるとだいぶラク(前よりラクかどうかは、よくわからない)。つまり正しいフォームで走ればラクという、私にとってはフォーム矯正サドルなのであった。

今日は暑さでろくな走りができなかったが、帰宅して体重を量ってみたらとうとう 74kg 台を記録したのだった。

posted by Gyochan at 00:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車

2011年07月27日

ツール缶の中身

自転車ブログではサドルバッグやツール缶の中身をさらすのが定番ネタらしいのでマネしてみます。

サドルバッグかツール缶かで言うと、私はツール缶派。

できることならどちらも着けたくはないんだけど、経験豊かな人が「ふつう持っていくもんなんですよ」って言ってるのを聞くと、じゃあマアそうしとこうか、みたいな。もちろん必要性は理解してますがね。ロード乗りはそもそもどこか教条的なところがあって、このへん基礎スキーヤーと似てますね。

でツール缶を選んだ理由ですが、単純に、サドルバッグだとお気に入りの knog の尾灯が目立たなくなるからです。これです。

それに、やはり重心が低いのはよいことだろうと。実はわたくし冷やかし程度にモータースポーツを楽しんだりするんですが、低重心化はコーナリングにも加減速にも絶大な効果がありますね。もっとも、自転車でメインとなるのは等速巡航であってそっちにはたいした恩恵はないんですけれどもね。

むしろ、オートバイの世界でよく言われる「マスの集中化」という理屈で言えば、サドルバッグのほうがもしかすると理にかなっているのかもしれません。自転車で最大のマスは人間ですものね。そういえば UCI の規定には車体重量 6.8kg という最低重量制限がありまして、うっかりそれより軽い自転車を組んでしまったときはわざわざおもりを積むらしいんですが、どこに積むんでしょうね。

さて、私が使っているツール缶は OGK の 450ml のタイプ。Amazon の商品写真では見えていない側面に度量衡の換算表とかがびっしりプリントしてあって、なかなかハテナな意匠でございます。

ちと脱線しますが、というかさっきから脱線ばかりですが、この OGK のツール缶、フタを開けたときの口の処理がやばいです。きわめて鋭利なプラスチックの加工バリが立っていて、モノを出し入れしていたらショリッと指の皮膚をそいでしまいました。「こんにゃろう……」と言いながら紙ヤスリで面取りを行いました、傷の手当てをしてから。この面取りは絶対必要ですぞな!

なかなか本題に移れません。ツール缶の中身でしたね。平凡なものです。初心者のチョイスですのでうっかり参考にしないように。

  • 替えチューブ 1
  • CO2 インフレーター 1
  • CO2 カートリッジ 1
  • タイヤレバー 2
  • アーレンキー 6mm, 5mm, 3mm 各1
  • 軍手 片方

これらのほかに、手押し式の小型インフレーターをフレームにセット。ジャージの背中ポケットには小銭入れ(中身はお金、ばんそこ、家のカギ)とフェイスタオルとタバコとライターを入れて走りに行きます。

慣れないうちはいろいろ詰め込んだバックパックをしょって走ったりもしましたが、やはり身軽が一番ですね。どうせ自宅の周辺しか走らないんで本当に進退きわまったらタクシー呼べばいい、という開き直りもあります。

せめてひとなみに。-もっていくもの

posted by Gyochan at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車

2011年07月26日

夜更けのケイデンスセンサー交換

2連投でブログを書きますが、本日の作業はこっちがメインでした。

サイコンのケイデンスセンサーの磁石を交換したのです。「ケイデンス 磁石」などというキーワードでググるとわかりますが、どうやらケイデンスセンサー用のマグネット交換は流行、というか定番のチューニングのようです。

どういったチューニングか、詳しくはググッた結果を各自ご覧いただくとして、かいつまんで言うと、クランクにタイラップでマグネットを固定するのではなく、クランクの裏側に頭を出しているペダル軸に強力な磁石をひっつけておく、というものです。

どういう効果があるかと言うと、

  • タイラップを使わないので見栄えがよい
  • 強力な磁石を使うことで計測エラーが減る

などです。

しかしわたくしレベルのサイクリストになりますと、そんな理由でケイデンスセンサーを交換したりはしません。

私がケイデンスセンサーを上記の方式に交換した理由は、左ペダルをキャッチするのがヘタだからです。

もう少し詳しくご説明しましょう。私は左のペダルをキャッチするのが苦手です。とにかくクリートがなかなかキャッチできない。足元を見ると危ないので、あちこち「足さぐり」でキャッチしようとするうち、マグネットを固定するタイラップに靴が接触し、マグネットの位置がずれてしまう。計測エラー頻発する。

きっと SPD-SL ペダルに換装してから日が浅いというのもありますね。SPD の時はこんな苦労しませんでしたし、計測エラーもまったく起こりませんでした。これは「慣れ」が解決してくれるもんだろうと楽観視していたんですが、しかしいっこうにキャッチがうまくなる兆しが見えない。まあ困ったもんですけど、とりあえずケイデンスセンサー問題は解決したのでよしとします。なにごとも一歩一歩。

ちなみに使った磁石はよそのブログでもおなじみのダイソー品「超強力マグネット4コ入」。ひとつを使い、ひとつは予備にしますが、あと2コ余ってます。ほしい方にはさしあげますので尾根幹で私をブチ抜くときに声をかけてください。誰でもブチ抜ける速度で走っています。

posted by Gyochan at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車

夜更けのチューブ交換

帰宅したらFタイヤがスローパンクしていた。

原因はわかってるんです。きのうの夜ライドで暗闇の段差に気づかず思い切りリムを打ちつけてしまった。なんの心の準備もなくいきなり「ガン!」と衝撃が来た。あれはあせりますな。「ギャッ!!」って楳図かずお作品みたいな悲鳴をあげてしまいました。

尾根幹線の、永山から諏訪にかけての未供用区間、と言えば地元もしくは尾根幹フリークの方ならおわかりでしょうか。ええそうです、障害物の植え込みがスラロームしてるところ。あそこ夜になると真っ暗な部分があるんですよ……しかしなんであそこ供用しないんでしょうね……。

でまあ、チューブ修繕用のパッチだの何だのはまだ持ってないし、持っててもこんな夜中にしこしこ修理する気力もヒマもないんで、いさぎよく一本しかない予備チューブに交換して本件クローズとしました。

チューブの交換は人生二度目です。一度目の顛末は、途中まで書いた文章がこのブログの管理画面の「下書き」のところにだいぶ前からあります。みなさんはまだ読めません。今後も読めるかどうかわかりません。

一度目はシュワルベの DURANO S というタイヤが相手だったんですが、今回はコンチネンタルの Grand Prix 4000S が相手です。これははずしやくはめやすいタイヤでしたね。チューブ交換2回目の私が言うのも何ですけど。プリッとはずれてパキョッとはまりました。どっちもタイヤレバー使いましたけど。

たまにタイヤのレビュー記事で「素手でラクにはめられました!」なんて書いてる人がいますが、ほこらしげにそう書きたいばかりに無理して素手ではめてるんじゃないかと疑ってしまいますね。俺ってタイヤレバー使わずにチューブ交換できるぜアピール。いいですけどね。私はレバーを使います。私にはそのほうが早いしラクなので。

さて、予備チューブを使ってしまったので新たに予備を手に入れなければなりません。替えチューブを持たずに自転車に乗るなんて、下着をはかずにレーパンをはくようなもんです。いや、それは普通だな。まあいいか。

こないだ CO2 インフレーター(すごく小さくてイカス)と手押しインフレーター(銀メッキでイカス)を買い、それらを収納するツール缶も買い、道中のパンクの備えが万全になったばかりなのに、肝心の替えチューブがなければ何の意味もなしません。少なくともこいつらのために替えチューブは必要。

さっそく、前々から興味のあったパナレーサーの R Air というかなり本気度の高い軽量チューブを2本、アマゾンで注文しました。すると、ショッピングカートの中にはいつ入れたものか、knog の BOOMER というライトが入っていました。暗闇のせいでパンクをこうむり、替えのチューブを買おうとしたらそこにライトが。なんというめぐりあわせ。当然買います。嫁さんには内緒です。いや、嫁なんかいなかったなそういえば。

ついでに、3月頃に出た Frank McComb の新譜「A New Beginning」もいっしょに買うことにして注文確定。

体重が減るのを上回る勢いで預金残高が減っている気がする。

posted by Gyochan at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車